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高知県移住大作戦 10

〜宿題編〜

インターン採用(仮)していただいた高知県中土佐町の小田々農園さんは、なかなかのスパルタ方式だ。行く前から次々と宿題が課される。

ビジネス書

最初の宿題は「売上最小化、利益最大化の法則(北の達人コーポレーション代表取締役社長  木下勝寿著)」を、読んでから農場見学・体験に来ること。

すぐに購入して読んだ。
それに対する私の答えは、
青果を販売するための広告として、その素材を使った「ちょっとお手軽便利に使えて冷凍だから腐らない加工品」を名刺代わりに量販店に置かせてもらい、そこに生産者情報を載せることで、直接通販(量販店より手間はかかるが利益率が高い)の販路拡大を目指す。広告用加工品で利益を出さなくとも、赤字でなければ広告費がゼロになる。
無農薬無施肥で育てた自然栽培の農産物は、生産者が少なく価格も高いが、しかし需要はちゃんとある。品質に自信があればこそ、消費者と繋がる手段を持つことで確実に販路は拡がる。広告費ゼロでも。

数学的思考

次の宿題は、NHKラジオの量子学の講座を聴くこと。私は正直なところ、そういうの苦手。途中まで聴いたのだけどまだ全部聴いていない。ごめんなさい。
数学的な思考回路があればいいのかなとお茶を濁している。(笑)

マーケティング

その次は、高知県ぞっこん川柳(高知県で公募されている)に作品を応募すること。
国語はわりと得意なのでいくつか作ってみたけれど、この宿題の本質は、自分が詠みたいことでなく、選者はどういう作品を気に入るのかのマーケティングなのだそうだ。選者の傾向を読み取り、選者が選びそうな作品にすることが目的だ。

営業

おととい8月27日に日本橋で開催された「新・農業人フェア」に再び小田々農園さんが出展していて、せっかく東京に来ているのだから東京の量販店やショップを一緒に見て回ってくれませんかと私から提案した。やはり東京は巨大マーケットであるし、私も多少なりとも東京の土地勘や地域柄や物流拠点のことなどはわかるので、産物の知識を持っている小田々さんに一緒に来てもらいたかったのだ。小田々さんは試食用の自然栽培生姜を持って来てくれた。
日本橋・二子玉川・田園調布・品川・青山などを周った。もちろん先方とお話ししてくれるのは小田々さんだ。私がセレクトした僅かいくつかのお店の中にも、小田々さんのお弟子さんや弟さんの作った高知県産物が置かれているお店があった。苗字だけで通じる担当者さんもいたり、良い手応えのあるお店もあったり、これからアプローチしていくお店もあったり、営業なんてしたことのない輪っぱ回しには勉強になった。仕事って、人の繋がりなんだな。

今後、東京の連絡係はアナタだよ、と…
私まだ畑に行ったこともない、これから農民見習いなんですけど(笑)
スゲーでかい宿題きたな!
自分が好きで高知県に住みたいんだから、手土産くらい用意しないとね!

自主練

小田々農園さんではパソコン・スマホは農機具であると定義されている。
スマホは普通に使えるけど、パソコンはスマホと同じ程度しか使えず、ワードやエクセルすら使いこなせないアテクシ。。
インターン(仮)に行く前から、パソコン教室に通い始めましたよ。半月で、ワードがなんとかってとこ。そこからエクセルすっ飛ばしてアクセスを勉強する!つもり!がんばる!

現時点では、インターン採用前で、
来月9月に初めてお試し見学・体験に行って、
その先にインターン採用なんですけど、、

なんかもうすでにそんなんじゃない気がする。笑



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