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ぬりえで理解を深める!カラーコミュニケーション【お子様編】

お子様がどんな気持ちなのかを先に知る事ができたら育児ももっとラクになるかも?知育にも効果があるカラーコミュニケーションについてお話します。

先月、偶然海外の育児方法で「赤ちゃんに手話」を教えるというのを見て驚きました!

赤ちゃんは泣いて自分の意志を伝えますが、大人はそれが何を意味しているのかすぐには理解できなくて困ってしまいます。ですが、赤ちゃんに手話を教えることで「お腹すいた」「眠い」「トイレ」の最低限3つの手話(簡単なハンドサインでOK)を教えることで喋れなくても手の動きでコミュニケーションが取れることで泣かなくても伝わるという事を赤ちゃんは覚え、両親は何を求めているのか解るというwin-winアイデアです。

直感で気分を表す色を選ぶ

知育あそびと一緒にぜひ取り入れてほしいのは色あそびやぬりえです。これは感情を色で表現する事でコミュニケーションを取る方法です。お子様はまだ、一般的に決まっている色を知らないので(例:海=青 など)自分の好きな色で塗ります。その色を分析することでその子の今の気持ちがだいたい予想できます。

なんで「その色を使ったの?」と質問してみるのも良い

例えばスイカの色を赤じゃなくオレンジに塗ったとします。お母さんに「なんでオレンジを使ったの?」と聞かれたら「赤は好きな色だから無くなると嫌だから」と答えました。これは幼稚園時代の自分の答えですが自分でも覚えてます(笑)

そんな感じで幼稚園児でもいろんな考え方があって一つの色を使っています。また、色を通してコミュニケーションを取ると本来話したくない悩みもあっさりと言えちゃったりします。

例えば真っ黒で塗りつぶしてるものを見て、「黒でみえなくなっちゃったけどこれは何?」と聞いたら「これはXXだったけど嫌いだから隠した」など、何か嫌なことがあった事を象徴するものや連想するものを隠したり塗りつぶしたりしていたらぬりえをきっかけに聞いてみると良いでしょう。

色は体調も表している

色にはチャクラの部位を表す事もあります。例えばやけにおおくオレンジ・黄色を多様していたら消化器官や胃腸の不調の可能性があるので「最近おトイレ行った?」など、色をきっかけに聞いてあげるとお子様も無自覚で気づかなったことに気づける可能性もあります。

色に例える事をゲーム感覚で習慣化する

色の連想ゲーム「今の気持ちは何色?」

Aline PonceによるPixabayからの画像

例)子「あお!」
親「あおは、なんのあお?」
子「雨」
親「あおはどんなきもち?」
子「雨で外で遊べないいやな気持ち」
親「俺は青好きだな、うちで(子)と一緒に遊べるから!」
子「ぼくもパパと遊べるのはすき!」
親「青でもすきな青もあったね」

など、特にシャイな子は自分の気持を伝えることが恥ずかしいこともあるので色を媒体に連想ゲーム形式にすることで自分の気持ちを色に投影して話すことができるきっかけになります。

最後はポジティブに締めてあげると、嫌なことがある中でも良いことを探し出す習慣が子供の頃から付くのでおすすめです。

子供は素直で正直とは限りません、実は悩みが会ったり話せないこともある大人が思うよりも子供は大人です。(ややこしい言い方ですが)常に意見を聞いてあげると、意見を言っていいんだという習慣ができてお互いにコミュニケーションを取れる関係が良い信頼関係につながると思います。そのきっかけとしてぬりえや色の連想ゲームをやってみていただければと思います。

特に自閉症の子や発達障害の子、引きこもりがちの子のコミュニケーション手段や心を開くきっかけにできると期待しています。もうすぐクリスマスなので良いテーマで楽しめるチャンスですね。

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