浦川 拓也

小さな会社研究所は、“人は人に感動する”を信条に、「だれでもみんな小さな会社」「世の中…

浦川 拓也

小さな会社研究所は、“人は人に感動する”を信条に、「だれでもみんな小さな会社」「世の中に選択肢を増やす」「仕事は便利」この3つをキーワードに、楽しい人生を送る人が増えること、そのために仕事を利用する人が増えること、そして「日本人が一番面白く働く」これを世界に知ってもらいます。

マガジン

  • 小さな会社研究所ってなに?

    小さな会社研究所(チイケン)の理念やビジョン、考え方などを書いていきます。

  • プロフィール

    ぼくがどんなことをしているのか、これまでどんなことを考えてきたのか、なぜこんな仕事をするにいたったかを書いています。

  • 仕事の依頼

    ぼくらの具体的な仕事を伝えていきます。社員研修を中心に、ファンが生まれる組織作り、社員をまずは熱狂的なファンにする、人生を最高に楽しむ。そんなことを実現していきます。

最近の記事

人って何にお金を使うんだろう

 今回の事例は、老舗和菓子屋さんのお話を。神奈川県内で創業60年を超える和菓子屋さんです。僕のセミナーを聞いてくれた女将さんから相談されました。内容はこうです。修行に出ている息子が家に戻ってくる。とっても楽しみで嬉しいことなのだが、何せ家族経営の小さなお店。大人一人分の給料を払っていくのも結構大変です。息子が戻ってくるこの機会に、お店を成長させるような何か良い企画が出来ないか、こういう相談でした。  どんな風に仕事をしているのかをまずは聞きました。自慢は自家製のあんこづくり

    • 「バーうらかわプロジェクト」

      このロゴを作ってくれた「designと」代表の田中さんは以下のように紹介してくれてます。 “小さな会社研究所の浦川さんによる、人の繋がりを生み出す場づくりプロジェクトのロゴマーク。 「バ(場)」が繋がって「バー」となり、「バー」が繋がって「バ(場)」となります。 浦川さんを取り巻く環境(場)がバーになることで、さまざまな繋がりが生まれていくことを表現しています。” まさに第一回目を開催して、つくづくこのコンセプトとロゴマークのすごさを感じました。色々な業界の人、いろんな年

      • それ面白そう、をもっとやった方が良いな

        それ面白そう、をもっとやった方が良いなとフト思った。 やはり企画だ。 誰かが企画したものばかりやっていると、やはり楽しくない。 最近そうだった。 「バーうらかわ」はそんな中でも僕の企画したことだ。 「バーうらかわ」はプロジェクトだと思っている。 バーに集まってくれる人が繋がることで、世の中に選択肢が増える。 そういうプロジェクトだ。 1回目やってみて、みんな楽しそうだった。 一番楽しんだのはやはり僕で、それが企画者の特権だ。 働くことこそが「面白い」を実践する意味もある。

        • 熱狂的な一人のファンを見つけ出せ

          ビジネスを始める時に大事な考えがあります。ビジネスを始める時って0を1にしなければなりません。その時に大切な問いがあります。「なぜあなたはリスクを背負ってまでそのビジネスを始めるんですか?」という問いです。 この問いにはこう答えてください。「だって私が始めるビジネスを身もだえして、苦しいくらいに待ち望んでいる人がいるんです」このように答えられないのであれば、そのビジネスは始めるべきではありません。 仮にそう思っていたとしても、当てが外れたり予想外の障害が生まれたりするのが

        人って何にお金を使うんだろう

        マガジン

        • 小さな会社研究所ってなに?
          8本
        • プロフィール
          1本
        • 仕事の依頼
          1本

        記事

          本質を言っても売れない

          今回は『上手に売る』っていう観点でお話してみようと思います。世の中に存在するビジネス、商品、サービスは出し尽くされていますよね。必死に新しいビジネスを考えたとしても、何らかの形で同じようなことを誰かが先にやっていて、よほどのことが無い限り全く新しい商品を生み出すことなど無理ゲーなのではないかと思うんですよ。   日々、中小企業、小規模事業者、創業者のみなさんの相談に乗っていますが、これは世界初だ!日本初だ!というような事業に出会うことはほぼありません。なぜなら、いまだに誰もや

          本質を言っても売れない

          愛される会社の作り方

          ブランディング、マーケティング、PR広報などを担当しています。でもなんだか難しそうでわかりづらいですよね。なので、ものすごくわかりやすく言います。わかりやすく言うとこの3行になります。 世の中にとって 1  面白い存在になって 2  上手に広報して 3  ファンをつくる。 この3行が大事です。 愛される会社になると言ってもいいでしょう。 この3行を実践すると、仕事も楽しいし、儲かるというか、適切な利益を生み出せます。 僕は中小企業の経営者のみなさんに広報PRのお手伝いを

          愛される会社の作り方

          本気でお願いしてみる

           今回は『本気でお願いしてみる』っていう観点でお話してみようと思います。僕はよく小さいお店の応援を依頼されます。先日、神奈川の真ん中あたりで50年続く街の酒屋さんの支援に行ってきました。近くに大型スーパー、コンビニが出店したため、めっきりお客さんが減ったとのことです。日本中のいたるところで起こっている状況ですね。なので街の個人店は絶滅危惧種のような感じで苦しんでいます。そして街から一つ、一つと消えていく。果たしてそれでいいのでしょうか?   僕は想像します。街の人の声を。「

          本気でお願いしてみる

          お店の面白さを知ってもらう

           今回は『お店の面白さを知ってもらう』について僕の考えを書いてみようと思います。簡単に言うと大手がやらないこと、やりたがらないこと、やれないことを小さな個人商店はやればいいと思います。大手は効率が悪いこと、商品やサービスの品質にばらつきが出ること、マニュアル化しづらいこと、儲からないことをやりたがりません。それはそうです。お客さんにあっちのお店で許されたのに、このお店はだめなの?とか、この間はこうしてもらった!などと言われると対応できません。ましてやアルバイト店員なんてそんな

          お店の面白さを知ってもらう

          粗利の正体

           ビジネスを作っていくうえで一番大事だと言っても過言ではないのが『粗利』です。粗利の低いビジネスはやるべきではありません。なぜなら儲からないからです。とにかく疲れます。特に小さな会社は粗利の高いビジネスをしなくてはなりません。価格競争では生き残れないからです。  粗利は長期的な目線で、企業の今と未来を作ります。粗利から人件費や家賃、水道光熱費やその他もろもろの経費を払います。なので粗利の低いビジネスは良い人材を集めることが出来ません。人件費の原資が少ないからです。それが今現

          僕がアイデアを考える時に気をつけていること

          アイデアを出すときに考えるのは、人の根源的なこと。 人はなぜ笑うか、だったり、 なぜ人は寂しくなるのか、だったり、 なぜ人は怒ったり、嫉妬したりするのかってこと。   アイデアは人を相手に考えることなので、 人を見続けることが大事だと思うんです。   自分も見るし、誰かも見る。 そのなかで人の中に何を見るか? 誰が楽しむか? 本当にそれは楽しいか?   人は誰かに喜ばれることをどっかで望んでいるんだよね。   今日もビジネスの相談でした。 相談の中身は「売れなくなってきた」

          僕がアイデアを考える時に気をつけていること

          月曜日が来るのが嫌になったら。

          月曜日が嫌になってませんか? 今日は日曜日の夜。 明日は月曜日です。 月曜日が嫌だなと思っている人がいたら読んでみてください。 人が不安と不満に思っていることって、過去と未来なんです。 だから今、楽しくないんです。 今は今なので、過去でも未来でもないのに。 明日の月曜日が楽しくないんです。 人は自分の過去が納得できると、不安が消えます。 なので、自分の過去をどう解釈するかが大事なんです。 誰も命令されて生きていない。 自分で選んで生きている。 それでも正解はわからない

          月曜日が来るのが嫌になったら。

          すべての仕事は「誰かの人生変えてあげる業」だと思う。

          仕事を便利に使って、人生を楽しくする。 人生の長い時間を使う仕事は楽しくしないと。 それと人生の楽しさは、誰かからのありがとうの総量に比例する。 その誰かからのありがとうを一番もらいやすいのが仕事。 だから仕事を楽しくやると、人生も楽しくなる。 一種の仮説ですが、ほぼ間違いないと思います。 そんな仕事についてですが、 今後追っかけると大変な仕事の種類はありますね。 今、うまくいってないとか上手くいっているとか関係ないです。 早晩まずいことになっていく仕事はあります。

          すべての仕事は「誰かの人生変えてあげる業」だと思う。

          あなたの大切な人を、今いる会社に入れたいか?

          人手不足に悩む中小企業の方の相談にのります。 「ここ3年、一人も採用できていない」 「若い人がすぐ辞めてしまう」 「お金をかけて募集広告を出しても全然応募がない」 みんなこんな感じで悩まれています。 そこで人手不足に悩む企業さんの担当の方と共有するのが次の問いです。 この問いです。 この問いに正面から答えられるか? 人手不足に悩む企業さんはなかなか答えられません。 たいてい苦笑いをされます。 例えば息子さんがいたとする。 「うちの会社にぜひ入ってみたら?

          あなたの大切な人を、今いる会社に入れたいか?

          仕事で落ち込んだ時、どうしてますか?

          今回は質問にお答えします。 先日、オンラインで質問を募集した時のものです。 僕がある方から教えてもらったことをお話します。 その方はこう言いました。 「仕事で落ち込んだり、モヤモヤしたりウツウツしたりした時は、企画書を書くの」 その人が言うのは、仕事で落ち込んでいる時は、仕事が自分発信になっていないことが原因であることが多いとのことです。 やらされになっている。 主体的になっていない。 それを解消するには「企画」しかない。 なるほどなと思いました。 だから仕事で

          仕事で落ち込んだ時、どうしてますか?

          人生がつまらないと思った時に

          企業やいろんなところでで研修やワークをするときに、いろいろ聞くわけです。僕が。 おせっかいにも程があるんですが。 「何をしている時が楽しいですか?」 「これからどんなことをしたいですか?」 「何が好きですか?」 そこでこんな回答が返ってくることがあります。 「いえ別に」。 「特に・・・・」 「特にないです」 「普通です。」 こういう回答をくださる方が一定数いるんです。 でも、そんなもんかとも思うんです。 自分だって、すごい回答なんて持ってません。 えらそうに「そんなんで

          人生がつまらないと思った時に

          もう職業は無くなりました。

          もう職業って意識、無くしたほうが良いですね。 サラリーマンって職業も無くなりました。 みんな放り出されました。 こういう時代が来ることはわかってたと思います。 職業は目の前を通り過ぎていきます。 ものすごい勢いで。 僕らは一人ひとりが小さな会社になって、3つぐらいの事業部を持たないとだめです。 一つでは無理です。選択肢を増やしましょう。 いっぱい仕事を持ちましょう。 一個の仕事では行き詰ります。 例えば、みんな畑を持ちましょう。 みんなで食べ物を作りましょう。 オンライ

          もう職業は無くなりました。