佐藤紀毅さんっ！#3（レストランURATIE） ～うらほろ『人』発信 1人目
前回は船を降りて「レストランURATIE」 を開店。自分のお店を若者の集う場所にしたいと語って下さいました。今回はそんな佐藤さんの浦幌での『つながり』を発信っ
～バチバチ?!～
ーー「浦幌部」（注:発信隊メンバーもかつて在籍）で以前お話しを伺った時より濃い話が聞けました！あの時はまだ高校生であまり関わりも無かったんですが、今は大変お世話になっていて、更に深い話しを聞けて嬉しいです。心打たれました！
－－トコムロラボができた事がURATIE開店のきっかけと聞き驚きました！
焦りみたいな感じ？いきなりカフェつくって。ほんとは…俺もちょっとやりたかったのに悔やしいって（笑）絶対負けたくないって。トコムロさんがどう思ってるか知らないけど、俺はもう1人で勝手にバチバチでやってる（笑）でも切磋琢磨していかないと盛り上がらないんで、いい意味で。
－－お客を取り合うとかじゃなくて？
浦幌には飲食店が他にもあるけど、ほんとはみんないつやめてもいい歳なの。で、（昔馴染みの）固定のお客さんがいるから「あそこの店で宴会やった」とかで悔しいとは思わない。でもトコムロさんは町外からも新規でお客さんを呼び込んでるの。そこは負けたくないんで一人で勝手にバチバチにやってるし、「もっと頑張れ！トコムロカフェ」って思う時もある（笑）ただ、あっちは浦幌のものを使って料理するスペシャリストだから、うちでできないケーキとかを発注したりするけど（笑）
～小さな町の「でかい」つながり～
ーー町外から来た「地域おこし協力隊」にも影響を受けたようですが？
でかいね！やっぱ浦幌で残ってる人って同世代って少ないから。ただ単に友達が、飲み友達が増えたってのもでかかった。最初の方なんて「こいつら浦幌で何してるんだ？」ってマジでわからなかった。でも「まぁいいや飲み友達で、関西出身のやつもいて面白いな」って感じで（笑）
ーーそんな皆さんと知り合ったきっかけは？
きっかけは「しゃっこいフェス」なんだよね。小松（小松輝さん）が実行委員長の時かな。「（フェスの）打ち上げで食べる料理を作ってくれませんか？宝町会館で」って言われて。その時うらほろ亭（URATIE の前身）で働いてたんだけど、店長に「自分ひとりでやってみていいっすか？」って聞いたら「やってこい、勉強してこい」って。でそれからずっとフェスには直接関わってないけど、打ち上げのメシを作って。本間（本間悠資さん）とか白戸（白戸俊吾さん）とか、カレン（森佳恋さん）とか、みんな「はじめまして」くらいだったよね。（注：皆さん町外出身で、佐藤さんと同世代）それじゃあ俺も地元のやつら連れていくって言ってみんな仲良くなって。それがでかいよね。それ以来、今もありがたいことにフェスの打ち上げを担当させてもらってる。
あとあの結婚式だよね、でかかったのは。（注：お仲間が浦幌町内で披露宴を開催。佐藤さんは発起人で料理も担当）
バカ疲れたけどね、ほんとに、二日間寝てないもん！でもあれは本当に良い経験になったし、街もすごく盛り上がったし。ほんとはもっと組織立ってやるところを個人的にやっちゃったもんだから、色々と言われたけど、でも本人たちが俺に直接頼んできたから。ほんとは俺も参加したかったから、他のお店に丸投げしようとしたら怒られたんだよね（笑）お前もやれって。じゃあやるかーって。でも、きてくれた人は、「すごくいい結婚式だった」って。
－－私もその時参加したんですが、初めて自分のつながりで結婚式に参加したんです。嬉しいし、楽しかったです！
自分もはじめての発起人だったけど、すごかったと思うよ、みんな。自分たちで作ってる感が。帯広とかでやる結婚式はプロがやってるけど、それを自分たちだけでやったってのはすごく良い経験になったよね！
すべてはモリケン（森健太さん）と出会ったから、協力隊のことを知れたし、今も協力隊の人たちとずっと仲良いし。で、色々あったとき、グチっていいからなっつって（笑）それで浦幌部もそうだね、今のバイトの子は浦幌部から来てるし。そういうつながりでかいね。
－－浦幌部から来てるとは？浦幌部だった人をアルバイトで雇ってる？
詠風（古賀詠風さん。地域おこし協力隊で浦幌部の担当）に頼んで浦幌部の人誰かバイトしないかいって聞いてもらって。
－－では現役の高校生ということですか？
そうそう、それで今来てもらってるんで。
－－今、浦幌町内で高校生がバイトできる場所ってすごいことだと思います！
【次回】
佐藤さんが語る浦幌の魅力とは？
インスタ #うらほろ発信隊 で検索だっ
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