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佐藤紀毅さんっ!#4(レストランURATIE) ~うらほろ『人』発信 1人目

 前回、浦幌での人のつながりが「でかい!」とおっしゃっていた佐藤さん。今回は佐藤さんが語る浦幌町の魅力を発信っ

~何もない❌ 何でもできる⭕~

--調理師を目指した時から浦幌でお店を開きたいと考えていたとのことですが、何か理由が?

 町内の飲食店は後継者がいないところが多いから、元々チャンスあるとは思ってた。それとあと地元だし、嫌いじゃないから、浦幌やっぱ正月とかになったら、絶対帰ってくるじゃん。浦幌の人はさ、年に一回は帰ってくる。成人式もそうだし同窓会も。じゃあそんな人たちの娯楽的にね。
 あと、趣味的なことで言うと、飲むの好きでカラオケ好きでワンピース好きで。都会に行っても俺やることって変わんないから、どこだっていいんだよね(笑)だったら自分で作っちゃう、と。

--船に乗って色々なところを見て来た訳ですが、それでも浦幌が良かったのですか?

 全然、浦幌が良かった。他の町は食べ物の美味しいところとかもあったけど、住むかって言われると…十何年もここに住んでたのはやっぱりでかいよね。
 あと、何するにも都会は値段が高いし。逆に何もないのを強みにして考えてった方がいいよね。何もないからこそできることっていっぱいあるんだと思うんだよね。だってここはカラオケでめっちゃ騒いだって誰にも文句言われないんだよ!都会ではできない(笑)
 浦幌には色んなスペースあるんだから、もっと何かできないかなと。そういうことを夜に来たお客さん、若い人たちと結構しやべるの。いい考えあったら俺がやるからちょうだいって(笑)

~夢を持って~

--この先もずっと浦幌で?

 いるしかないっていうか、いるねずっと(笑)
今、調理師学校の同期で仲の良いやつらが、みんな店長になってきてて、年に一回集まってみんなで厨房に入って昔を思い出しながら料理して、飲んで(笑)そんで、いま、そいつらとサッカーチームを作ろうと思ってて。みんなお店やってるからスポンサーになって、新チームなのにどのチームよりユニフォームにスポンサーついてるっていう、夢もね(笑)だから店長でいないと。そういうのがあるから頑張ろうってね。どの仕事もそうだけど、夢がないと絶対頑張れないと思う。やっぱり何か目標があるから、嫌な仕事も耐えれると思うんだよね。目標がなかったら「嫌だなぁ」で終わりなんだよ。この前、中学校で講演したんだけど、なんでもいいから目標を見つけてほしいってのは伝えてるんだよね、ずっと。
 それがもう、どんなに叶わない夢だろうがなんでもいいんだけど、夢が決まったら誰に何したらいいんだって絶対出てくるから。俺の場合店を出すってなったから、お金が必要だよねって。それこそ調理師にならなきゃダメだよね、料理勉強しなきゃダメだよねって。そこに向かってったら、チャンスがあったから今こうなったわけ。何か目標を持って、常に。俺ももう店出して叶いましたじゃなくて、もっとあるから、今の夢があるから、だから忙しいっていうんじゃなくて毎日充実してるっていう感じだね。

~それは地元~

ーー佐藤さんにとって浦幌とは?

 えーっ、うわー、なんだろう(笑笑)
「地元」かなぁ。

生まれ育ったまちかなぁ、それ以外ないもんね。だからこれはほかの町とかでも変わってなかったかもしれないけど。高校で浦幌出て帯広のおばあちゃん家から通ってたけど、それまでの15年間がでかかったよね。

--町を出て、楽しくなった時に地元への意識が段々薄れてくるようにも感じますが?「札幌でいいかなぁ」って。

ほとんどがそうだと思いますよね。でも、今若い人結構いるよね。まずはやっぱ働く場所だよね〜。

--だからこそ、浦幌部の子を雇うって凄いことに感じます。

 実は自分は居酒屋もやりたいんだよね(笑)ってなったら誰か調理師志望の人がここでチャレンジの場所としてやって欲しい。この場所は町の施設だから、若い人がどんどんチャレンジする場所(注:URATIE の入っている建物は町の保有する施設)。これからどんどん若い人たちがなんかやりたいってなったらここでできるような場所にしたいね。

【次回】
佐藤さんの浦幌での「たくらみ」とは?

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