#8 パスポートの残留期限には注意、マチュピチュに行けなかった話。

Hola! Cómo está??
Uqui です。

わたしは南米に留学していたのにマチュピチュに行けませんでした。パスポートの残留期限を見落としていたせいで。。留学最後の旅行で、出発する前から行くと決めていたビッグイベントだったのに、、、

事件は旅行の出発当日、空港のチェックインカウンターで起こりました。
予約したチケットの控えとパスポートを出すと、CAさんにこのパスポートでは出発できないと伝えられました。パスポートの残留期限が足りなかったそうです。
わたしのパスポートの残留期限は3ヶ月ほどで、マチュピチュのあるペルーに入国するには6ヶ月必要でした。なんとか行ける方法はないのか聞きましたが、学生visaしか持っていない外国人のわたしにできることは、大使館に行ってパスポートの再発行をしてもらうことだけでした。
早朝の便で出発予定だったので、大使館は開いておらず、飛行機はキャンセル。一緒に行く予定だった友達だけ出発してもらいました。

ここから1人での戦いが始まります。一旦家に戻り、必要な資料とマチュピチュに行く日までにペルーにつければという僅かな希望を持って大使館を尋ねました。しかし、パスポートの作成には最短でも2日必要で、マチュピチュの予約したチケットの日に間に合わせることは出来ず、諦めてこの旅行は全てキャンセルになりました。

当時わたしは5年パスポートを持っていて、出発した時は19歳、帰国の3ヶ月後にパスポートの期限が切れる予定でした。
20歳になれば、10年パスポートを作ることができるので、次に作るなら10年のものがよくて、このギリギリのパスポートで出発しました。

しかし、入国の際の残留期限の制限が国によって違うことは知りませんでした。初めて持ったパスポートで今まで気にしなくても使えてきたからだと思います。

この日は早朝の便で出発予定だったので、顔はすっぴん、なんの準備もしていないままの顔と髪の毛でパスポート用の写真を撮ってもらい、大使館に行っていました。しかし、マチュピチュに間に合わないとなれば、その写真で作ったパスポートを10年も使いたくない。。笑 なので、一旦パスポートの更新はやめて帰宅しました。

日本に帰国するぶんには問題なかったので、更新するか迷いましたが、日本に帰るときにドイツでトランジットがあり、入国したかったので念のため更新することにしました。

今度は顔も髪も綺麗に整えてもう一度写真館の行くと、日本人自体珍しいのでおじちゃんに覚えられていて、なんでまたきたの??あの写真じゃダメだった??と言われてしまいました。笑
いや、あの顔は急いでいて悲壮感たっぷりだったから、申し訳ないけどもう一度撮って欲しい。と事情を伝えると、快く素敵な写真に仕上げてくださいました。

その写真で10年パスポートを作成。
今はどうかわかりませんが、当時は日本で更新するよりも安い値段で更新できました。そして、発行場所には在アルゼンチン日本国大使館と記載が!
結果的にアルゼンチン産のレアな10年パスポートをゲットしました。     ↑めちゃめちゃポジティブ

でも、旅行の当日キャンセルは保障がほぼないので、
10万弱ほど損をして、マチュピチュの思い出もなし。。

皆さんもパスポートの期限にはお気をつけください。


Nos vemos! Chau~

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