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世の中の概念を覆す社会変革を起こしたいけど「俺について来い!」なんて言えない僕にはこの方法しかないんです。

こんにちは!いまデジタルアート×センサーを組み合わせた画期的(?)なリハビリツール「デジリハ」の資金調達を行っているのですが、その中でも、どなたでも参画できる株式型クラウドファンドの期限があと数日というところまで来ました。あー緊張する、マジで。この株式型クラファンって、普通のクラファンと違って物をリターンでお渡しするということではなく、むしろ出資していただいた方には経営に参画にしてもらうということになります。このクラファンが終わる頃にはたくさんの株主に囲まれ、僕は先頭切って走ることになるのでしょう。本当か?走れるのか?いつも不安です。メディアに出るときとかには色々自信満々で言うてますけど、僕は小さい頃から自分に自信がなく、母ちゃんには「あんた名前が勇樹なのに勇気がないねぇ本当に」と言われてきました。大丈夫なんか、俺。NPOの経営も入れると10年以上法人を経営していますが、その不安はずっと拭えません。

でも思うんです。壮大な世界観の実現や大きな目標に向かって進んでいるときって、決して一人じゃない。自分一人でやる必要なんてないと思うんです。スタッフとして関わる人、アドバイザーとして関わる人、クライアントとして関わる人、役印として関わる人、ファンとして情報をシェアしてくれる人などなどたくさんの仲間に囲まれているんだと言う自覚さえ持てれば、一歩ずつだけど前に進める。

今回の株式型クラファンも全く同じ感覚でやっています。一緒に一歩前進する仲間が欲しい。その仲間を広く募集したい。その後もたくさん意見やアドバイスが欲しいと思っています。だからこそ、この手法を選びました。

僕らが取り組んでいるリハビリという分野は一見閉ざされた小さなコミュニティのように見えるかもしれません。けど、人間いつどのタイミングで突然リハビリが必要な状態になるかなんて誰にもわからないのです。自分自身がそうでなくとも、親御さんや祖父母や兄弟姉妹や子供や孫や友人知人や近所に住む人にいたるまで、本当にいつ何が起こるかわからない。そして大抵のことは起こってからでは遅いということがあります。

なので、僕としてはデジリハを一緒に考え育てるということは、結果的にこの世界に生きる人類全てがいずれ直面するであろう課題を解決していくことに繋がると信じています。大げさですかね?オリパラでもたびたび報道されていましたが、現時点で世界人口の15%が何かしらの障害があり、日本人口の30%がすでに高齢者と言われる人々です。この数字が示す通り、そんなに大げさな話ではないと思っています。

そんな大きな課題には、大きなビジョンを持って、多くの人たちと向かって行きたい。その一員に、これを読んでくれている人にも加わって欲しいと思っています。

実はクラファンの最低目標の990万円には約48時間くらいで達し、今は最高金額である2700万円に挑戦しています。

まだこのクラファンページを見ていない方には、ぜひとも覗きにきて欲しいと思っています。僕のこの会社に対する想いや資金調達に関する考え方などは「人生初の株式会社を作って資金調達をするポンコツ経営者の心の声と投資家へのメッセージ」というタイトルのnoteにも書いたのでそちらをご覧いただけたらと思います。


さらに、クラファンページ内に書いてある内容を一部書き出したのでもしよかったら下記も見てみてください!

投資が無理だよという方は、情報をシェアするという手法でぜひご協力いただければと思っています!

ぜひ!どのような形でも、応援をよろしくお願いします!


<現状のリハビリ関連の課題>
つらく、定量データが取り辛い従来のリハビリ。サポート人材も不足している


[つらく、単調なリハビリメニュー]
リハビリはストレッチや筋トレなど、地道で単調なものを継続することが重要。しかし一方で、地道で単調がゆえに当事者の自発的な「やりたい」気持ちに繋がらず、楽しいものになりにくいという課題があります。例えば、先天性の筋ジストロフィーなど、進行性の病気は生後間もなくからリハビリを開始します。中には装具をつけて立位を保つ練習など、苦痛を伴うものもあり子どもにストレスをかけることに。当人はリハビリを経験するたび「もうやりたくない」「つらい」気持ちが大きくなり、家族も「なぜこんな想いを子どもにさせなくてはいけないのだろう」と苦しい思いを重ねることになります。日常の一部として取り組んでいくリハビリ。長く付き合っていくためには、身体だけでなく当人と家族の心にも配慮したものであるべきです。

[定量データの取りにくさ]
リハビリ当事者の身体活動の微細な変化や機能向上を正確に追うためには、高価な測定機器や複雑な評価パッケージの実施を要する場合が多く、現場では定量的な評価をしにくいのが現状です。そのため、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)など、専門職の経験に依存した定性的な評価が多く用いられています。これでは再現性のある定量データが取れず、個人の勘に頼ったアプローチに偏ってしまいます。

[高まる在宅トレーニングの需要。しかしサポート人材が不足している]
増加傾向にある理学療法士・作業療法士等のリハビリ専門職。しかしその増加スピードを上回る早さで、リハビリを必要とする障害児・者や高齢者が増えています。そのため、業界は慢性的な人材不足が続いています。


・・・このような背景から、専門職人材によるリハビリを受ける回数は減少しています。代わりに需要が高まっているのが在宅トレーニング。リハビリの効果を高め、持続させるためには各々でトレーニングに取り組む必要があります。しかし、専門的な知識のないまま自宅でトレーニングを持続するのは、当人もサポートする人もとても大変。周囲の人が簡単にサポートでき、本人も気軽に続けられる在宅トレーニングツールが望まれています。

リハビリへのモチベーションが落ちることが身体機能の低下につながり、当事者およびその家族は社会参画の機会を損失してしまいます。結果的に、社会的孤立・健康状態の悪化、経済的な損失をも招いてしまいます。


<僕らが実行する解決方法>

ゲーミフィケーション※を活用したツールで、リハビリの「つらさ」を解消
リハビリをする当人や関わる人が感じる「つらさ」を解消するために。楽しむだけでトレーニング効果が得られる、ゲーミフィケーションを活用したインタラクティブなツールを開発しました。理学療法士や作業療法士などの専門職が開発の監修に入り、リハビリに有効な動きに繋がるようデザインしています。使用するのは専用のアプリと、市販のセンサー。ユーザーに特別な知識は必要なく、シンプルなセッティングでリハビリを開始できます。

※一般に、ゲームデザイン要素を用いてユーザーエンゲージメントや使いやすさなどを向上させるのに用いられる。


開発したアプリの数は現在26本。好みやリハビリをしたい箇所に合わせて選べます。日常的に長くお使いいただくために、今後もリリース本数を増やしていく計画です。


[データを蓄積し、有効性を確認。次のリハビリプランに活用できる]
ユーザーはゲームを楽しんでいる感覚で、自然にリハビリできる仕組み。リハビリメニューを考える理学療法士などの専門職は、下記のような臨床上有益なデータを取得できます。
・運動の軌跡や速度、安定性
・課題達成までの所要時間
・一定時間内に遂行した課題の数
・上記の経時的変化
ユーザーそれぞれの特性がデータにより可視化可能に。経時的変化を追うことで、それぞれのユーザーに適したリハビリメニューを考案・検討できます。

[専門職以外も使える設計で、サポート人材不足を解消]
ゲーム内での指示説明などのUI/UX、利用方法は極力シンプルで理解しやすいように設計。リハビリ専門職以外も実施できるようになっており、家庭内でのトレーニングにも使え、リハビリ不足を補えます。


「手を10回グーパーしてみて」を「りんごを10個採ってみて」に。

身体を動かす目標が目に見えると、単調な動きが一気に楽しく、コミュニケーションもカラフルなものになります。目標達成数などで変化が追いやすくなるため、次のプランが立てやすいのも特徴。当事者だけでなく、周囲の人のモチベーション向上にも繋がり、無理なくトレーニングを持続できます。

そうして身体機能が上がっていけば、社会参画の機会増加も期待できます。私たちがリハビリの先に見ているのは、社会的孤立の解消や当事者の経済力アップ。デジリハのプロダクトがそのきっかけになれればと考えています。


その他、マーケットサイズや事業計画についてなど詳しくはCampfire Angelsのサイト内でご確認いただけます!ぜひ、お立ち寄りいただければと思います!

よろしくお願いします!!


2021/12/09
株式会社デジリハ 代表取締役 岡勇樹

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