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無痛分娩予定だった私のバースプラン

あっという間に出産から1ヶ月が経った。

母体の経過はほぼ順調で産後5日で退院した。
お子は、幸い別病院への搬送は免れ生後2日目から母子同室だったのだが、3日目に黄疸の数値が上がってしまい別室で光線治療。4日目に再度母子同室となったが5日目にまた黄疸が出たのと、呼吸状態も不安定なことが判明し入院延長。生後21日目で退院した。
ちなみにお子が入院中は搾乳を届けに毎日病院へ通う必要があった。正直産後ぼろぼろの身体にはしんどい外出だったが、お子に会えると思うと頑張れた。
産前は、そもそも子ども自体あんまり得意じゃないのに可愛いと思えるのかまじで疑問だったのだが、例に漏れず子ども可愛いマジックにかかっている。母性ってすげえ。ちなみに今の時点でお子の顔は私:夫=1:9の割合でほぼ夫のコピペである。


早産レポは前回、前々回に投稿済みだが、忘れないうちに何点かまとめておきたいことがある。

そのひとつがバースプランについてだ。

バースプランとは、どんなお産にしたいかという要望やお願いしたいことなどをあらかじめ病院側と擦り合わせておくことだ。
私は早産だったが、たまたま破水する2日前に妊婦健診があり、そこでバースプランを提出していた。
その内容と、実際どうだったかを記録しておきたい。

①無痛分娩希望

里帰りなし、産後の手伝いなし、夫と2人育児の予定だったため、自然分娩よりも体力の回復が早いといわれる無痛分娩を希望していた。しかし早産だったため問答無用で自然分娩に。
もし無痛を希望している場合は
・何週以降なら実施できるのか
・計画分娩なのか陣痛がくるのを待ってから麻酔を打つのか
・計画分娩の場合その日よりも前に陣痛がきた場合対応してもらえるのか
などなど細かいところまで確認しておいた方がいい。もし次の機会があるなら絶対に無痛分娩にする。

②夫の立会い

感染対策のため無痛の場合のみ夫の立会いができたので、人生に1度きりの経験になるかもしれない出産を夫と一緒に経験したかった。しかしこちらも問答無用で1人陣痛に耐えることとなった。これが1番心残りである。

③痛みに弱いので励ましてほしい

ぶっちゃけると痛みに弱い方ではないのだが、陣痛の痛さが未知数だったため保険をかけた。でもこれを伝えておいたおかげなのか、助産師さんも医師もめちゃくちゃ励ましてくれた。褒められると単純にモチベーションが上がってやる気が出た。

④会陰切開はなるべくしたくないが、裂けそうなら先に切ってほしい

切開が嫌で粘った結果裂けるなら、先に切ってしまった方が幾分傷の治りが早いと聞き希望した。実際は少し裂けたけど、担当してくれた助産師さんの神手技のおかげか痛みは1週間程度で引いた。

⑤胎盤を見たい

妊娠中に体内に作られ、出産後外に排出される胎盤。血とかついてて少々グロテスクな見た目ではあるが、くっついてるへその緒や羊水が入っていた膜?なども見れて興味深かった。担当の助産師さんがノリノリで「触る?」「写真撮らなくていい?」など聞いてくれてお言葉に甘えさせてもらった。


正直産むまでは「バースプランってそんなに重要なもの?」と軽く考えていたが、一生に一度かもしれない出産を後悔しないよう配慮してもらえるのはありがたいことだと感じた。早産だったにもかかわらず、病院側がバースプランを尊重してくれたことにも驚いた。


お子が生まれて1か月が経ったが、自宅で一緒に過ごし始めてまだ10日だ。毎日初めてのことにてんやわんやしているが、今後もできるだけその日の出来事や気持ちを記録しておきたい。そんな時間取れるのかは分からんが…。

いただいたサポートはお子との健康的な生活に使わせていただきます!バランスの良い食事と適度な運動も心掛けます!