見出し画像

【新時代への教え】与えられた”道”から外れる

「上司のような姿になりたいか?」

会社員をしていると直属の上司の姿が自身の将来の姿となるケースが多い。
自分の10年後の姿は「上司の姿」であると。

日本の大手企業はまだまだ安泰です。
上司の姿が会社員として働く人の将来像になります。
そしてその前提があたかも最初から与えられた「正解」のようにキャリアコースとして存在しているんですよね。

高校生や大学生、社会人と全ての人に当てはまる事ですが日本に眠る大前提について考えてみたいみてください。

高校生は大学に進学する事が正義とされている。

大学生は良い会社に就職する事が正義とされている。

会社員は上司になり昇進する事が正義とされている。

この大前提が日本社会には深く深く眠っていると感じる。
しかし果たして本当にそれで良いのか?
この大前提に疑問を抱いているか?

例え、この「正解」の選択肢を選ぶ人でも一度は思考してみて欲しい事です。

良い高校
良い大学
良い会社
良い家庭
良い子供
良い職場
良い老後

これら"良い”に対しての定義に懐疑的になってみて欲しい。

本当にその"道"で良いのか?

本記事を読んで頂いている人の中にはその”道”から外れた人も多くいるだろう。
意図的に外れたのか仕方なく外れたのか。
それぞれの境遇は千差万別であるとは思うが
私個人的には”道”から外れている人の方が魅力的に感じる。

そもそも、その”良い”と言う先入観は私個人の主観であり、読者の皆さんと必ずしも同期できているとは限らない。
"良い”と言うたった二文字の言葉の裏に様々な思惑が隠れている事だろう。

是非、皆さんの"良い”についても教えて頂きたいものだ。

さて、あくまでも私個人の主観が入った”良い”について議論を進めていく。
”良い”道から外れた人の方が好きだ。

ユニークさがあるからだ。

人間はどうしても「正解」に固執してしまう傾向にある。

つい「正解」を探す事は誰でもしてしまう。そして自分の回答が「正解」であれば何となく嬉しいはずだ。
恐らく、日本の義務教育を受けた人であればこの感情は発生する事だろう。

世間でイメージされている人生の「正解」に惑わされていないだろうか。
本当に多くの人に問い続けたい。

潜在的に世間の「正解」を目指している人が多い

人と違う事を"し続ける事"でユニークが生まれる

皆さんの周りにいないだろうか。
常に周りと違う行動・発言をする人が。
いわゆる自己中心的な人だ。

私もその1人だが。笑

自己中心的な人は人と違う事を積極的に行う。
逆に、言葉を選ばずに言うと
『世間に迎合した人は同じ行動をして群れる』

群れる事は何一つとしてメリットを生まない。
正直、時間の無駄。と私は思っている。

しかし、ただ単純に人と違う事をしろ。
と言いたい訳ではない。

人と違う事をやり続ける事

これをして欲しい。

一回くらい突き抜けた行動をする人は多い。
でも次回はしない。

なぜか?

無意識に周囲の目を気にしているからではないか。

違う事をするならやり続けて欲しい。
やり続ける事でそれが”当たり前”になる。

自然と周囲の目を気にしなくなります。


敢えて"道”を外れる事こそ魅力的

企業戦略の中で
『一見して非合理な戦略こそ大成功を抑める』
という言葉がある。

世間一般の人が見ると非効率で生産性の低い戦略であるが、戦略の全体を俯瞰してみると競合他社にはないユニークさが生まれ結果的に大成功を収める。

という事である。

良い例がStarbucksです。

画像1

Starbucksの店舗戦略は”フランチャイズ”では有りません。

通常の飲食店であればフランチャイズ経営を行い、本社と店舗が別の経営体系になっています。
店舗で上がった利益の数%を本社が固定費として回収していく事で成り立っています。本社は店舗では出来ないマーケティングやブランディングに力を注ぎ店舗の売り上げを上げる事に注力します。

マクドナルド やケンタッキーフライドチキンを初めとした海外の飲食店経営はフランチャイズが”普通”とされていました。
それに準じて、日本のローソンやセブンなどもフランチャイズ経営を行っています。

しかし、Starbucksは店舗戦略にフランチャイズ経営を用いておらず
一見すると非合理な戦略を取っています。

Starbucksの真意は
顧客にStarbucksでしか出来ない体験価値を感じてもらう事
です。
そのために、本社が店舗の間取りや土地を広く買い取りその基本理念に準ずる形で店舗運営が行えるような形態になっています。

言わずもがな、Starbucksは大成功を収めていますよね。

さて、話を戻しましょう。

個人のキャリアに対しても
一見して非合理な戦略』を用いる事が出来ます。

極端に言うと
若い間は正社員として働くのではなく、アルバイトで最低限のお金を溜めて極貧の貧しい地域にバックパッカーとして旅をする。
若い間にサバイバル力やコミュニケーション力、現地の知識を蓄える。
その後、先進国と発展途上国の架け橋となってバックパッカーならではの事業モデルを作り上げる。

若い間は世間から見るとプー太郎でとりわけ普通の若者が歳を取ってから大成功する。なんてシナリオは往々にして存在します。

つまり、ここで私が言いたいのは

キャリアに対しても"一見して非合理な戦略”を用い与えられた道から敢えて外れる事こそ将来に大業を為すためには必要な事ではないだろうか。

という事である。

是非、あなたの『一見して非合理な戦略』をお聞かせください。

それでは今回はこの辺で。

終わり。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?