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【広告運用の教科書】「eCPM」を理解しよう

今日は運用者なら必ず理解しておくべき「eCPM」の基本について話したいと思います。

eCPMを理解しよう

突然ですが、クリック課金媒体で広告枠が1つしか残っていない場合、
この2つの広告のうちどちらが掲載されると思いますか?

A、入札単価100円
B、入札単価50円

答えは、「わからない」です。

クリック課金において、配信の優先度を決めているのは、「eCPM」という指標です。

eCPMとは、実際はインプレッション課金でないクリック課金型の広告をCPMに換算して、課金形態の違いによらずに、インプレッションに対してどれだけコストがかかるかを測るために使用する指標です。広告コスト÷インプレッション数×1,000(回)で算出できるため、意味はCPMと同じです。インプレッション課金ではない広告のCPMがeCPMです。

簡単に言うと、「この広告で1,000imp配信した時、発生するコスト」です。
このeCPMが高い広告ほど、媒体社から広告枠が優先的に割り振られます


先ほどの例に戻ります。
A、入札単価100円
B、入札単価50円

一見すると、Aのほうが儲かるように見えますが、

A、入札単価100円 CTR1%
B、入札単価50円 CTR3%

とCTRまで含めて考えると、

A、eCPM1,000円
B、eCPM1,500円


Bの広告を掲載したほうが媒体社は1.5倍も儲かります


まとめるとこんな感じ。

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配信する前にCTRってわかるの?

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