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第32回 携帯トイレには、凝固剤タイプと吸収シートタイプがある

みなさん、こんにちは。
毎週月曜日に更新するトイレの連載です。
地震、豪雨、台風など、日本ではどこの地域でも、必ずリスクがあります。
真っ先にやるべきことは命を守る備えなのですが、その次に必要になるのは、水や食料ではなく、実はトイレだったりします。

そこで、今回はすべての人に備えておいてほしい「携帯トイレ」を紹介します。

携帯トイレってなに?

「携帯トイレってなに?」ですよね。
ものすごく簡単にいうと、断水や停電で水が出ない、もしくは排水できなくなったとき、便器に取りつけて使う袋式のトイレです。

トイレは「いつもと同じ」が大事

携帯トイレは、便器に袋を取りつけた袋の中に排泄し、凝固剤もしくは吸収シートで大小便を凝固させます。
給排水設備が損傷して水洗トイレが使用できないときでも、便器に取りつければすぐに使用できることが利点です。
平時から使用しているトイレ室を利用するため、いつもと同じトイレ環境を確保することができます。この「いつもと同じ」ということがとても大事なのです。
災害時は、あらゆることが非日常です。そんなときに、多くの人が思うことは「一刻も早く日常を取り戻したい」です。
そんな視点からも、唯一ひとりになれるトイレがいつもと同じであることは、身体的にも精神的にも重要になります。

携帯トイレの使い方

携帯トイレを直接便器に取りつけてしまうと、便器内に溜まっている水が携帯トイレについてしまい、交換時に周辺を汚してしまうので、45L程度のポリ袋を便器に被せてから便座を下ろし、その上に携帯トイレを取りつけることをおすすめします。
そうすることで、携帯トイレの交換時に水が滴ることはありません。

こちらのサイトの下の方にマンガの紹介があります。

災害時 水洗トイレは使えない(日本トイレ研究所)

携帯トイレの処分方法

使用後の携帯トイレは、概ね可燃ごみとして収集・処分されますが、念のため市町村に確認することが必要です。
ただ、災害時はすぐに回収することができないので、各自で一定期間、ベランダや庭、倉庫など生活空間と異なる場所に保管することが必要です。
ニオイ対策も重要ですので、消臭剤や防臭袋、蓋付きの容器に入れるなどして工夫してください。

携帯トイレの選び方

携帯トイレを選ぶ際は、大小便をしっかり吸収または凝固できること、一定期間保管しても液体に戻らないこと、ニオイ対策が施されていることなどをチェックしてください。ニオイを漏らさない袋がセットになっているものもあります。

排泄物は衛生面に配慮して対処することが必要ですので、性能のよいものを選ぶことをおすすめします。

大雪や大雨などで、電車や車などが立ち往生することもありますので、バッグの中に携帯トイレを1つ入れておくとよいです。

それでは、今週もお気をつけて!


携帯トイレの説明


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