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投資家が「お金」よりも大切にしていること 【忙しい人のための要約・まとめ】


今回紹介する内容はひふみ投信を運営している投資家の藤野英人さんの『投資家が「お金」よりも大切にしていること』の一部分です


👇こんな人にオススメ👇
・お金について知りたい
・お金よりも大切なことを知りたい
・投資家たちの考え方を知りたい


▪︎日本人は現金や貯金が大好きでお金しか信じない


現代において、お金の話をすることはあまり良くない風潮がある気がします

例えば、お金を稼ぐことや投資をすることに対してイメージが悪く、『お金=汚い』という考えを持っている人が多いのではないでしょうか?

とはいえ、他の国と比べて日本人はお金が大好きという傾向もあります

個人金融資産の比率を見ても明らかですが、日本は現金と預金の比率が高いのに対して、他のアメリカやイギリス、ドイツ、フランスなどの国では有価証券や株式といった投資の比率が高く、日本人はお金を溜め込むことが大好きということがわかります

つまり、日本人はお金を一円も減らしたくないという考え方を持っているのです



▪︎ケチな日本人によって起こってしまう問題


・ブラック企業の量産
・ブラック消費者の増加


・ブラック企業の量産

日本ではデフレ経済が続いており、平均年収は下がる一方です。すると消費者はより安いものを求めるようになります

つまり、企業は製品やサービスの値段を下げざるを得なくなります

消費者にとってものやサービスは安いに越したことはありませんが、企業にとって価格低下というのは従業員に長時間労働をお願いしたり、賃金を引き下げたり、従業員数を減らすしか手がありませんので労働環境を悪化させる要因になります

私たちが安いものを求め続ける限り、ブラック企業は減らないということです



・ブラック消費者の増加

ブラック消費者とは、従業員に対して横柄な態度をとったり、無茶な要求をしてくる態度の悪い消費者のことです

例えば、電車が遅延したときに駅員に対して暴言を吐いている人を見かけたことはありませんか?

『お客様は神様』という言葉を勘違いしている人のおかげで無駄な仕事が多くなるのは消費者が値段に見合わない過剰なサービスを要求するせいでもあります

このようなブラック消費者の多くは仕事でストレスを感じていることが多く、自分がお客様という立場になった途端に溜まったストレスを従業員にぶつけていると言えます



▪︎【結論】お金を考えるということは人生を考えるということ


私たちは普段から当然のようにお金を稼いだり使ったり、貯金したりしていますが、『お金とは何か?』ということを考えようともしません

日本人の多くはお金を稼ぐことは悪いことであるとネガティブなイメージを持っている人が多いです

現代社会に生きる私たちにとってお金とは切っても切り離せない関係です

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