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ベスト・パートナーになるために 【忙しい人のための要約・まとめ】

忙しい人のための本要約📚


今回紹介する内容は心理学者であるジョン・グレイさんの『ベスト・パートナーになるために』の一部分です


👇こんな人にオススメ👇
・男女の心理の違いを知りたい
・結婚生活を上手く行かせたい
・好きな人とベストパートナーになりたい


▪︎男性と女性はかけ離れた存在である


男性と女性は思っている以上に全く違う生き物です。つまり、異性には自分の常識が通用しないと思っておきましょう

同じ人間なのに常識が通用しないというのは、さすがに大袈裟かと思うかもしれませんが、この本では『男性は火星人』であり、『女性は金星人』ぐらいの違いがあると例えています

つまり、男女というのは違う星で生まれ育った宇宙人ぐらいかけ離れた存在であるということです

上手にコミュニケーションをとるためには、相手の考え方や常識をしっかりと理解してからではないといけません

例えば、あなたが良かれと思ってやった行動が相手からしたら全く嬉しくないことであったということもあり得るのです

良好な関係を築いていくために男女がどんな価値観を持っているのか把握する必要があります



▪︎好きな人と良好な関係を築く方法


・女性は愛されている実感を求める
・男性は女性の満足を求める
・男性の行動には口を挟まないようにする
・女性の話には口を挟まないようにする
・男性は落ち込むと自分の殻にこもる
・女性は落ち込むと愚痴を言う
・女性には小さな気配りをこまめにするべき


・女性は愛されている実感を求める

女性が男性に対して求めているのは、『自分が愛されて大切にされている実感』です。男性はあまりピンとこないかもしれませんが、女性は孤独感を感じてしまうと憂鬱な気分になってしまうものです。寂しくなると落ち込んだりします

女性はこの孤独感や寂しさを感じないようにパートナーの男性からいつでも『自分が愛されている』という実感を得たがる生き物です。つまり、女性が『かまってほしい』というのは、かまってもらうことで愛されているという実感を得たがっているということです

女性の話に対して、辛抱強く寄り添って聞いてあげたりすることで『愛されている実感』を持ってくれるものです。めんどくさいと思わずにしっかりと聞いてあげることが大切です



・男性は女性の満足を求める

男性が女性に対して求めることは、『自分のおかげで愛する女性が満足しているという実感』です。つまり、男性は女性から必要とされたい生き物というわけです

男性というのは、好きな女性ができると一気に変わります。今までは自分のためだけに行動していたのに恋をした途端、自分のことと同じぐらい相手のことを気にかけるようになり、女性を幸せにするために頑張ります

男性にとって、『自分のおかげで彼女が満足している』という実感こそが幸福につながります。好きな女性から『あなたがいてくれるから私は幸せ』というメッセージを受け取ると、それが活力になって行動的になれます。つまり、『好きな女性に必要とされている』という実感があらゆる行動の原動力となるのです

パートナーの男性に対して、『自分はあなたといると幸せ』ということを言葉や行動で伝えることを意識しましょう。そうすることで男性は頑張る理由を見つけることができ、彼女のためを思って一生懸命行動することができます



・男性の行動には口を挟まないようにする

良かれと思ってやってあげた行動が逆に男性の気持ちを逆撫でしてしまうことがあるので、女性は『男性の行動には口を出さない』ことを意識してください

例えば、部屋片付けをしている男性に対して、『まずはゴミを捨てるのが先じゃない？』『ここにおいた方が綺麗に見えるんじゃない？』というようなアドバイスをすると、男性を苛立ててしまいます

男性は『なんでもひとりでできる』ということを証明したい生き物であり、頼まれてもいないのに勝手に忠告されてしまうと、『ひとりでは何もできないやつだと思われている』と解釈してしまうのです。女性からの余計なアドバイスは男性のプライドを傷つけてしまうのでやめましょう

アドバイスしたい気持ちをグッと我慢して温かい目で見守ってあげましょう



・女性の話には口を挟まないようにする

男性がよく勘違いしていることとして、『女性の悩みに対してアドバイスする』ということです。女性が不安や悩みごとについて話すときに、男性は本能的に『こうすれば解決するんじゃない？』とアドバイスしてしまいがちですが、女性は自分の話に感情移入してほしいだけであって、そもそも解決策を求めているわけではありません

例えば、女性が『職場の先輩が自慢話してきて疲れる』という話をしたとします。そこで『距離をおけばいいんじゃない？』『気にしなくてもいいんじゃない？』と言ってはいけません。女性が本当に求めているのは、自分の『大変』『辛い』という気持ちに共感を示してもらうことです。正しい答えとしては、『それは面倒だね』『そういうの嫌だよね』という相手の気持ちを理解してあげることです

もし、女性から相談を受けたらまずは共感から入るように意識してみてください



・男性は落ち込むと自分の殻にこもる

ストレスに直面した男性は自分の殻にこもる傾向があります。殻にこもって目の前のストレスをどうにかしようと必死に考えているわけです。他の人に対して、よそよそしい態度になったり、話の受け答えもほとんど上の空になってしまうのは、ストレスの対処に精一杯で精神的な余裕がなくなっているということです

さらに、そのストレスをどうにか忘れようとして趣味や仕事に没頭したりします。例えば、わざと仕事で忙しくしたり、部屋に引きこもってゲームに熱中したりします

こんな時、女性は男性をしばらく放っておきましょう。男性が自分の殻にこもっているのを見て、『なんで急にかまってくれないの？』と苛立ちを感じるかもしれませんが、男性本人は必死にストレスの対処法を考えているのです

そのうち、ケロッと何事もなかったかのように殻から出てくるのでそれまで放置しておきましょう



・女性は落ち込むと愚痴を言う

女性はストレスを感じると愚痴をこぼします。男性と違い、逆にオープンになって自分の感情についてぶちまけ始めます。ひたすら思いつくままに話し出すため、話が支離滅裂になりがちです

女性にとっては、支離滅裂に感情をぶちまけることに意味があります。思いっきり泣いたり怒ったりして感情を表に出すことでスッキリさせているのです

女性は話せば話すほど、気持ちが楽になってそのうち落ち着いていくので、男性はそれに耳を傾けているだけでいいです。相談っぽい話だとしても結局のところは愚痴です。話を遮らずに、ひたすら気が済むまで話をさせてあげましょう



・女性には小さな気配りをこまめにするべき

女性へのプレゼントは回数を重ねる方が満足度が高くなります。男性はプレゼントを考えるとき、一輪のバラを何度も送るより、ブランドバックや海外旅行みたいな大きなプレゼントを一回にまとめて渡そうとする一点豪華主義的な傾向があります

プレゼントが豪華なものであればあるほど喜んでもらえると思っているのが男性ですが、プレゼントをもらった側の女性の基準として一輪のバラをもらっても一回のブランドバックや海外旅行は同じなのです

女性はプレゼントをくれたという『相手からの気遣い』が嬉しいのわけで、商品の豪華さは関係ありません。つまり、男性からの気配りさえ感じられれば女子絵はものじゃなくても嬉しいのです



▪︎【結論】良好な関係は男女の違いを理解するところから始まる


お互いの違いを理解していないと、彼氏や彼女の行動を理解できずにすれ違いが起きたり、破局してしまいます

男女の違いを理解しておけば、喧嘩別れなどの後悔も減るでしょう

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