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野球くんのおすすめ野球観戦術

 座席別特徴、持ち込むお酒の話、売り子と仲良くなる方法、楽しい観戦例などなど


 開幕して約3週間が経ちました。高校野球センバツ大会にメジャーリーグ、日本プロ野球、大学野球も始まりました。高校野球は県大会が始まりましたし、月末からは社会人野球の都市対抗東京一次予選というのも始まります。正直、観るものがいっぱいで追いつきません。

 余談ですが、観ないわけにも行かないので、テレビ2台をフル稼働させ、試合を録画しています。そのせいで息子のアンパンマンが録画できず、未だに「アンパンマンのクリスマス」を観ており、この時期に保育園で「きよしこの夜」を熱唱する非常事態になっております。


 さて、本題です。私の名前の由来はご存知でしょうか。本名をノボルと言います。なので野(ノ)球(ボール)、というわけです。嘘です。※野球(ノボール)は正岡子規が本名の「ノボル」の当て字で「野球」と名付けたという説があります。


 僕、野球が大好きなんですよ。だから野球くんなんです。


 今日は神宮球場(やその周辺)での野球観戦の仕方を詳細に記した「野球くんのおすすめ野球観戦術」をお送りします。野球の競技人口が少子化を上回るスピードで進んでいます。少しでも歯止めをかけるべく底辺から1ミリでも野球を盛り上げていければと考えています。これを知っておくと観戦に有利、かっこうがつく、損しない、そんな情報が提供できればと思っています。

なぜ神宮球場なのか。


僕、神宮球場が大好きだからです。


 野球は青空の下、プレーしたり観戦したりするのが一番です。夜風が気持ちいい季節のナイターもいいですが、やはり野球は日中の試合が気持ちいい。だから東京ドームが苦手なんです。昼か夜かもわからない気圧が調整された空間、800円もするビール、タオルを振り回してホコリが舞う観客席、地獄です。


【神宮球場基本情報】

 神宮球場の正式名称は「明治神宫野球場」。

 ※写真を見てお気づきかと思いますが、なんです。「宮」の「呂」の中間の線が入らない『宫』です。こういうこと知っていてもなんの意味もありません。

 宗教法人明治神宮の所有で大正15年(1926年)に竣工した歴史的建造物です。近年補強工事を繰り返してきましたが、今年の2月に建て替えを含めた基本協定が合意され、東京五輪後にいよいよ解体されるようです。

「建て替え資金は、使わない容積分を売却して調達する予定。新たな神宮球場にはホテルを併設する案もある。」


気になる。


 個人的にはボストン・レッドソックスの本拠地、フェンウェイ・パークのように補修改修を繰り返して存続させてほしいけど、そんなわけにはいかない大人の事情があるようです。神宮球場自体の説明をしてもしょうがないので最後にひとつだけ。なぜ、春と秋の土日の日中というゴールデンタイムを東京六大学野球に使わせているかというと、大正15年の新築時にお金を出しているんです。そして、その後プロ野球よりも六大学野球が人気が高かった時代に、また東京六大学連盟が金を出して6万人収容できるスタンドを作ったそうなんです。ですので、優先使用権が発生しているのというわけです。こういう話をすると通っぽく思われると同時に、嫌われる場合がありますが、得た知識は積極的に使っていきましょう。


【さあ、誰と行くのか?の話】

 誰と行ってもいいと思います。彼氏彼女と球場デート、息子と、家族と、お客さんと、酒を飲みに友達と、仕事のストレスを発散するために同僚と、など様々な用途で使えるのが野球場です。僕は20代のころ販売ヘルプで平日休みになっていた時期があって、よく一人で一塁内野Bというあんま良く見えない内野席の3000円くらいの席を買って本や雑誌を観ながらダラダラとビール飲みながらスカスカのヤクルト戦を観ていました。まだ宮本慎也さんがいた時代で何度もファウルボールを捕って近くの子供にあげていました。今は、チケットが完売することが多く、スカスカでもないので足を延ばして座れないです。実際、1人で行くファンも多いようです。


【どこのチケットを買うか?の話】

SS席~S席~S2席~A席~B席と順番にホームベースから外野に向かっていきます。テーブルがあるシートなども増えて来ていて、誰と、どういう風に観たいのか、でチケットを選ぶことをおすすめします。以下、座席の特徴を書きました。

①ネット裏

 野球をしっかり観るのであればできるだけ、ネット裏の前の方でで観ることをおすすめします。ただし、バックネット裏前から13列まではほぼ年間シートになります。(企業や個人が年間通しチケットを買っています。)前列の席は、年間シートがヤフオクやチケットショップであればラッキーといった感じです。配球を楽しみたいマニアな方はネット裏前列がおすすめです。真正面は球種の動きがよくわかります。すっげー曲がる変化球や、剛速球のミット音は迫力あります。ただし、キャッチャーの捕球位置が審判で隠れてわからないので想像力が必要です。少し横からだとキャッチャーが見えますが球種がわかりにくくなります。SS席14列~25列ネット裏の上の方は全体がよく見えますのでお話ししながら観るにはいいかもしれません。二階席は雨が凌げますが、上からの視点になるのでおすすめしません。

②内野席

ホームベースよりからS最前列の方は、選手との距離が近く、スピード感も感じられるので野球に詳しくない方でも楽しめます。僕くらいになると見逃し方や空振りの仕方である程度球種がわかりますので横に仲間内に一人いると重宝されます。上に上がるにつれてライナーが直撃する席になってきます。迷わず避けてください。上からの方が俯瞰的に見えますし、選手のベースランニングの速さ、打球の伸びや速さは感じやすいはずです。ベンチ上最上段にはマイナビシート、少し内野Sの中断にはポンタシートというテーブル席があります。友達同士でわいわいするならここかもしれません。また、外野に近づけば近づくほど、前列が取りやすくなります。神宮球場はブルペンがファウルゾーンにありますので、ブルペン前、最前列もなかなか迫力がありますし、唯一選手の会話が聞こえる席となります。

③外野席

実は幼いころに1回、大学時代に2回くらい、社会人になって5回(うち3回は去年、子連れで)くらいしか行ったことがありません。そのうちプロ野球は3回だけしか観ていないことが判明しました。応援席はラッパと太鼓と旗を振ってる応援団の方々が取り仕切り、攻撃中はずっと選手の応援歌を鳴り響かせています。個人個人応援歌がちがい、それを一緒に歌う一体感があると思います。野球を観るというよりも、叫ぶ!歌う!という席です。また、レフトとライトのポールからファウルゾーンの一番ホームベースから遠い、通称「サンカク」というエリアがあります。ここは直前に大量に入れるエリアいとされていて、泥酔には向いています。全宅ツイでツアーを組もうと考えていますが、もれなくここに叩き込もうと考えています。


【おすすめの通路すぐ後ろ席の話】

通路のすぐ後ろの席がおすすめです。列番号でいうと14列、26列です。神宮球場の座席は本当に狭いです。彼女とデートならいいですが、おっさん同士夏場にくっつくのは本当にきついです。そこでおすすめなのが「通路すぐ後ろの席」です。トイレ行き放題です。売り子止め放題です。ストレッチもしやすい、何より、隣の人がトイレに立つ時にどかなくていいです。子連れにもいい席です。


【持ち込むお酒の話】

 神宮は瓶・缶の持ち込みは禁止です。ビールもサワーも入口で紙コップに移し替えさせられます。知らずに何本も持っていると全部移し替えさせられるので悲惨な状態になります。なのでビールは売り子から買うことをおすすめします。(売り子については次の「売り子の話」で詳細を書いていきます。)ビール以外の飲み物といえば、氷結、ハイボール、日本酒、ワインです。たまにシャーベット状の物体の甘い酒が売っています。正直僕は甘くないサワーや寒い時期は梅干し入れたお湯割りを飲みたいのですが、売ってないのです。

 なければ作ればいい。

 瓶と缶が持ち込みできないだけで、紙パック、ペットボトルは持ち込み可能です。もちろん水筒も。内野のテーブル付シートでわいわいやったり、外野の「サンカク」で夜風を感じながら酒を飲むことをメインとするならば、小さめのクーラーボックスか保冷バッグを持ち込みましょう。氷、炭酸、梅干し、カットレモンを入れて、紙パック1.8Lの「いいちこ25度」を買っていきましょう。水筒にお湯を入れて持ち込めば、これで、レモンサワー、梅干しサワー、お湯割りとバリエーション豊かなラインナップが実現します。大きなプラスチックカップにドバドバ入れて作っても20杯のサワーがつくれます。

 コンビニですべて買えますし、全部買っても3000円ちょい。一杯150円です。氷結が500円、ハイボールが600円ですので持ち込みのコスパたるや最高です。大勢で宴会をするならばお酒の持ち込みはおすすめです。全宅銭湯部でのツアーの際は、これやろうと思います。ワインや日本酒も紙パックである程度美味しいものがありますよね。球場のよりは安くてうまいと思いますので各自持参してください。


【売り子と仲良くなる話】

 ですので、ビール750円は少し高いですが、売り子から買いましょう。フーターズだと思えば決して高くないのではないでしょうか。僕の中で、売り子は、男、大学生、セミプロ、プロと分類しています。売り子はビールの樽、通称ビア樽と呼ばれるサーバーを背負っており、その重量は15㎏ほどと言われています。一つのビア樽で17杯のビールが注げます。売り切ると基地に戻り、ビア樽を交換し、再度、散らばります。それを繰り返すのです。売り子たちはみな、基本給+歩合なので、3時間の試合でいかに多くのビールを売るかが勝負となります。売れる売り子は樽を背負ってから樽を交換するまでのスピードが速いので、いつ買ってもビールは冷えています。極端な話、30分うろうろしていたらビールはぬるくなってしまうわけです。また、サントリーの神泡が一世を風靡していますが、注ぎ方も重要です。プロの泡はうまいです。


 さて、話は戻ります。先ほど分類した売り子の説明をします。男は、男です。男からは基本買いません。大学生は、その名の通り大学生ですが、当然1年~4年までおり、歴が長い、かわいい子(愛嬌のある子)のビールが美味いです。前述したとおり、歴が長ければ注ぎ方がうまく、かわいければ売れているので樽交換スピードが速く美味しいわけです。ですので、当然、歴の長い3.4年生から買うことが正解なのですが、そればっかりしていると引退したあと買う子がいなくなります。美味しいビールを飲みながらも育成のために、ルーキーからもビールを買うことをおすすめします。1年生が入学して4年生で卒業して、球場で会ってビールをおごったりするのって感慨深いです。基本的に野球が好きな子が多いので売り子引退後も野球を観に来る子も多いんですね。「銀行に就職したんですー」「大学院にすすんだんですー」「彼氏と別れたんですー」などなど進路先の話を聞くのもうれしいもんです。僕は売り子を卒業した子と球場外で飲みに行くことはありません。誘いません。一緒に試合を観たことはあります。売り子は永遠に売り子であってほしいです。卒業して何年か経てば顔も名前もほとんど忘れていきます。それでいいのです。それがプロの観戦術なのです。


続けます。

 セミプロというのは大学生とは違い、働きながら副業で売り子をしている子です。売り子からタレントに転身した「おのののか」の出現以来、一時かわいいモデルのような子もいましたが売り子は体力、気力がないと務まりません。根性のある子だけが「稼げる」という理由で副業として働いています。当然プロ意識が高く、アルバイトの掛け持ちをして夢を実現しようとしているので大学生より輝いて見えます。


 プロは長い人で10年くらいやっています。専門職です。客の入り、気候、試合展開、スピード、愛嬌を駆使しより多くのビールを売るプロです。私も5.6年ビールを買っているプロの売り子がいます。


 一体、売り子とはどのくらい話せるの?という疑問がわいてきます。基本的には「ビール!」「ありがとうございます!」「またお願いします!」くらいです。ルーキーの場合は、「泡が多くなっちゃってすみません!」や注いでる途中に玉切れ(途中でビールがなくなること)「あ、すぐに基地で交換してきます!」や「ヘルプ呼ぶのでお待ちください!」のようなオプションがあります。その際にタイプであれば「新人なんだ。よくこの辺に座っているからまた来てよ」と声をかけます。無理して引き留めることはしません。来なくても気にしない余裕を持ちましょう。売り子はいくらでもいるのです。そのうち、僕が怪しくない、生理的に無理じゃないと売り子が判断すれば自然と仲良くなっていきます。○○大学の何年生、就活が始まったなどなど。昨年一人、ある企業の人事を紹介し、そこに内定した売り子もいました。僕のファインプレーです。そうやっていいお客さんであり続けることで、「引き継ぎ」もされていきます。「この子、後輩なんで来年から内野なんでよろしくお願いします!」とか来るようになります。


 売り子は自分のエリアを持っています。あくのふどうさんさんが環七の内側で勝負しているように、売り子も内野と外野に分かれています。そうすることでファンがつきます。試合単位、シーズン単位でファンはつきますので、勝利の方程式がそれぞれの売り子に出来上がるのです。ですので、僕の場合、シーズン通せば内野の売り子30人くらいの顔と属性(プロ、セミプロ、学年)くらいはわかるようになります。そして僕もその中のプロで1名、大学3.4年で2名、大学1.2年で2名ほどのファンになり顔なじみになります。

 あと、顔なじみになると休憩しにきます。先ほど座席列の話をしましたが、14列、26列などは売り子がすぐ前を通りますので止めやすく、買わなくても目が合いやすく、「5回終わったら来てよ!」とかこちらから声が掛けやすいし、もし売り子が気づかずに通り過ぎても追いかけてビールを買うことも可能となりますよね。試合後半、売り子にも疲れが見えてきます。基地に戻れば新しいビア樽を背負わせられる...。ちょっと休憩したい...。そんなときに「通路すぐ後ろ席」に座る顔見知りのお客さん前でしゃがみ休憩するのです。じゃあ階段側の通路でもいいじゃないか、という声も聞こえてきそうですが、それは違います。通路と階段では広さが違い階段にしゃがむと人一人が通るのがやっとになってしまうので、売り子は階段でしゃがんで休憩はしないのです。


なんか売り子の話が中心になってきましたが、具体的な例を挙げて当日の流れを見ていきましょう。


【観戦例】

土曜のデーゲーム、開始が14:00として書いていきます。

12:00 ~買出し~

 渋谷ヒカリエで待ち合わせしましょう。地下の総菜コーナーで食べたいものを買うのです。お弁当でもいいし、お酒を飲む人はおつまみを買うのもよしですが、なるべく手が汚れないものがおすすめです。神宮球場で売ってるハンバーガー、ゴミです。ポテト、クソです。うどん、焦げて酸っぱい匂いがします。せいぜいチェーン店のタコ焼きかピザ、売店のウィンナーくらいしか食べられません。外苑前駅にも、ラーメン屋や居酒屋が路上に売店を出し、唐揚げ、枝豆、焼きそばなどを売っていますが特筆すべき食べものは見当たらないので、ヒカリエで買っていくことをおすすめします。信濃町駅側は試合開催時でも売店ありません。僕のおすすめは「メーヤウ」のカレー。テイクアウトできますので信濃町側から来場する際はいいかもしれません。おすすめはメーヤウカレー。手羽元とジャガイモとゆで卵が入った辛いカレー。テイクアウトするとナンプラーがついてくるのでお好みでかけてどうぞ。



12:30 ~球場入り~

 なぜ試合開始1時間半前に入るのか。それはバッティング練習とシートノックを観るためです。このバッティング練習こそ、いかに野球選手が偉大かがわかります。外野席の場合は外野でホームランボールを追いかけるしかできませんが、内野席だとバッティング練習時にはネット裏最前列でも見学が可能です。ホームベース付近ではバッティングケージで打っていますが、ネット裏でもバックネットに向かって選手がティー打撃を繰り返しています。その距離5m。選手をバックに写真を撮るもよしです。繰り返される木の素材音と、選手の美しい回旋運動を眺める時間は至福のひとときとなるでしょう。注意いただきたいのは、バッティング練習の順番はホームチームが先、ビジターが後です。開門直後に入ってもビジターチームのバッティングしか観られません。さあ、シートノックが始まります。「人ってこんなに速く走れるんだ!」、とか、「腕ってこんなに滑らかに振れるのね!」、とか、「重力を感じさせないボールの伸び」、とか通っぽいです。説明すればきっと彼女も早く球場入りした意味を理解してくれるはず。複数の選手が同時に動く約10分間のシートノックは、一見の価値ありです。


13:30 ~食事~

 シートノックも終わり、グラウンド整備、セレモニーが始まります。この時に少しお腹を満たしましょう。ヒカリエで買った総菜を売り子から買ったビールで流し込みましょう。デーゲームは意外と売り子は捕まります。昼から飲む人が少ないんだと思います。(生ビール半額ナイターなんて、ほとんど買えませんので対策は別途必要となります。)

 観客で試合開始から4回までクソまずい売店がごった返します。アルコールも入ればトイレも近くなります。売店とトイレに長蛇の列になりますので、試合前に済ませてしまいましょう。


14:00 ~試合開始~

 念のため、昨日のオーダーを確認しましょう。「あ、今日は大瀬良だからサード太田か。いいトレードだったよね」とか言うと通っぽいです。1~3回の打者一巡はトイレや売店に行くことなく観戦するといいでしょう。テレビで観てるだけだとわからない大きさを感じることができます。「坂本、めっちゃスタイルいいわ。何ひとつ勝てない!」とか「バレンティンケツでか!」とか「菊池足速っ!」とか、人間の最高レベルの身体能力を堪能することができます。4回以降、時間にして15時を回ると売店やトイレも空いてきます。トイレに行きがてら、再入場出入り口から球場外のグッズショップうろうろするもよし、怖いもの見たさにハンバーガーを食べるのもいいです。夏場のナイターは花火が上がりますが、デーゲームはありません。得点が入った際と、7回には「東京音頭」が流れます。小さなビニール傘800円くらい?が売っていますのでヤクルトが嫌いでなければ買って傘を振ると、なんか楽しいです。なんか。


17:00 ~試合終了~

 別にどちらかを応援しなくてもいいですが、試合終わったら握手やハイタッチをしましょう。選手がするからです。選手との一体感を味わえます。ヤクルトが勝つと?だと思いますが一塁側内野席のネットの下の方が少し空きます。本日のヒーローとハイタッチができるので選手のごつごつした豆だらけの手を観たい方は行ってみてください。僕はすぐに正面入り口から出ます。ここにパッションというヤクルトの公式チアガールがいることがいます。よく見ましょう。隙あらばハイタッチしましょう。


17:00~試合後~

 球場を後にします。14時くらいに食べているのでそんなにお腹が空いていないと思いますので、渋谷に出るもよし、表参道を歩くのもよし。神宮軟式野球場の横にバッティングセンターもありますので、イメージが残っているうちに打つのもいいでしょう。僕はというと、すぐに居酒屋にinするタイプです。いくつかよく行くところがあるのですが一軒だけご紹介します。

オキナワンパーラー

 沖縄料理屋です。キンキンの泡盛水割り、スカッとしたけりゃハイサイボール。おすすめはミミガーパクチーとクーブイリチーと島豆腐の麻婆豆腐。ミミパクのミミガーはコンビニで売ってるそれとはわけが違います。ナンプラーにレモン、塩と砂糖であえた一品は酒のつまみにぴったりです。クーブイリチーというのは昆布と豚肉の炒め煮です。昆布と鰹の出汁からものすごい旨みが出ていていつも昇天しています。麻婆豆腐も島豆腐感はあまり感じませんが、四川風で花椒が効いていてつまみにピッタリ。小ライスとあわせてください。あ、沖縄そばも手打ちで絶品です。


 いかがでしたか?野球場に行ってみたくなりましたか?一人でもそう思っていただけたら書いた甲斐がありました。読んでいただきありがとうございました!

 

 


 

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