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ぴりりと香る、柚子胡椒〜こあっくま菜園その2。


こあっくま菜園、そのに。


先日、ご紹介したこあっくま菜園。

まだ続々と収穫中で、先日、枝豆が取れたよー☆とコアックマちゃんからの発信があり。こちらはもうとっくに枝豆は終わってるけれど、まだまだ真夏みたいな毎日で、枝豆で一杯やらかしてーなー…と、オーダーぽちっとな。

先週、そのお野菜が届いたんですが、中に札幌長なんばんがある!

長なんばん、内地ではほぼ食べないんですよね…要は青唐辛子なんですが。
煮浸しとか?南蛮味噌作る?とかいろいろ人に聴いたり検索したりしながら考えたのですが、我が家の庭には柚子の木がありまして、今、青柚子がみっしりなんですよ。母、放置型栽培で間引きを全然しないから。

そういえば、前に安田町の青柚子を買ったときに、青唐辛子があれば柚子胡椒が作れるなーって思ってたっけ…と思い出し、よっしゃ、柚子胡椒作ったるかー!と思い立った祝日の朝。

いやこれがさあ、なかなかの重労働でしたのよ。面白かったけど。

これが我が家の柚子。
そろそろ枝を少し伐採せねば。

もっさもさ
ゴロゴロと青柚子が実ってます

柚子胡椒を作る。

さて、柚子胡椒。
胡椒=辛子の意味で、いわゆる胡椒は使いません。

この段階でもうなんかいい香り

青柚子と長なんばんは同じ分量、75g。
長なんばん、赤くなってるのは彩りもあるので避けました。
これと、塩を30g。

こちらのサイトのレシピです。

https://mi-journey.jp/foodie/27681/

まずは、青柚子。
皮だけ剥いてみじん切り。できるだけ薄く剥くほうがいいらしいのですが、実が小さくてちょっと難しかった…。
また、皮が硬めで、みじん切りにするのに骨が折れました…おろしてもいいらしいのですが、ひとつやってみたら、おろすほうが大変!なので、コツコツコツコツ、包丁をとんとんとんとん…  30分くらいかかりました。ひー。

実もキープしておいて、あとで別のことに使います。

死ぬかと思った重労働はコレ

長なんばんも、種を抜いて同じようにこつこつとみじん切り。こっちはまあ、そんなには。
辛さが目にしみないよう、ビニール手袋してやりました。

赤いのもちょこっと混ざったった

すり鉢に刻んだ青柚子の皮、長なんばん、塩を入れてなじむまで、すりこぎでゴリゴリゴリゴリ…っと。

余裕があったらもう少し刻めるといいかも
だんだんしなっとしてきます
できあがりー

なじんだら保存容器へ。
1週間くらいしたほうが美味しいそうな。
できたてもピリ辛ッ!かつ、柚子の香りふわん!で美味しかったですよ。

きちんと保存すれば1年はいけるそうなので、お鍋の季節までもつといいなー。ワクワク。


柚子シロップも作っちゃえ

余った実は、柚子シロップに。 
ちょうど春に買って使えてなかった檜原村の蜂蜜があったのでこれで漬け込み。

こちらの、「薫るはちみつ 深遠の森Bitter」。栗の花の蜂蜜で、かなり深い味。
蜂蜜と柚子果汁が浸透してなじんだ、3日後くらいに飲み始めてみたところ、青柚子の苦味と蜂蜜の苦みがマッチして、かなり渋い味。ソーダ割にしてもジュースというより、お酒みたいな濃厚さでした。ウィスキーを割ってもいいかもしれない。

はちみつの量もちょうどよかった


避けた赤い長なんばんは母が干して、冷蔵庫の消臭剤にするそうです。

まっかっかー 


今回のお届け内容☆


あー、こあっくま菜園、たのしー☆はおちー☆
今回届いたお野菜は全部でこんな感じでした。

どーん

コアちゃん手書きのお品書き。かわよ。

ひとつひとつ、手書きですよ

今回はそれぞれのお野菜にも品種や注意をつけてくれました。丁寧すぎるー!

枝豆、たっぷり。

湯あがり娘でした

茄子は、ふわとろ長と恋紫の2種類。

フルーツパプリカ

ピーマンは京みどり、というそうです。ふかふかで種の少ないピーマンでした。食べやすそう。箱を開けるとこのピーマンの香りが一番、濃厚でした。ふわーん。

そして、長なんばん。赤いのは火を通すと辛くなり、青いのは生が辛いそうです。

中玉トマトにミニトマト。

トマトだけはすでに空輸で3日目なのもあってかなり柔らかかったので、到着した日の昼とおやつに食べちゃいました。うーん、フルーティ。
野菜って生で食べられるものは本質的にはそのままが一番、おいしいように思います。

暑い日だったので、半分は冷凍庫へ。
トマト、シャーベットにするとむっちゃうまいですよ。
おやつにおすすめです。

シャリシャリあまーい!


枝豆ホクホク〜

注意もコアちゃんの手書きです。丁寧にありがとう。

さて、枝豆は足が速いよ!ということでさっそく、翌日、半分をお昼に茹でていただきまーす。残りは端を切ったあと冷凍しました。

塩大さじ1は、生の枝豆にずりずりと刷り込んで、たっぷり1リットルのお湯にも塩大さじ1。枝豆をそこにどーんと入れて沸騰させて4分ほど。

できあがり~。ビールじゃなくてタコハイでしたけど、酒に合うぜー!
実がほくほくのおまめさんでした。

ナスとピーマンとパプリカのビリヤニマサラ炒め

合わせてのメインは、茄子・パプリカ・ピーマン・チキンのビリヤニマサラ炒めです。

ビリヤニマサラはいただきものなんですが、ビリヤニ大澤さんのもの。
ちっさい瓶なのですが、かなりぎゅっと濃いマサラなので、1瓶でたっぷり使えます。

ビリヤニ大澤 


ビリヤニマサラ(通販)


乱切りの茄子を先に炒めて油をぎゅっと吸わせます。

ピーマンまじっとるな

ピーマン、パプリカ、チキン(今回は下ごしらえがめんどくさかったんで市販のチキンサラダバーを切ったもの)を加えてビリヤニマサラを好みの量、ぶっこんでちゃちゃっと炒めるだけ。手抜きもはなはだしい。

うまけりゃいいのだ!!!

茄子もピーマンもパプリカも、ビリヤニマサラの味に負けず、しっかり野菜の甘さを残してくれてました。一瞬でたいらげた。コアちゃん、強いお野菜をありがとー☆


茄子とピーマンの甘酢あんかけ炒め


とろーん

さてさて。まだまだ残ってる、茄子とピーマンを、続いては甘酢あんかけ炒めに。
めっちゃシンプルで、
・酢 大さじ2くらい
・醤油 大さじ1くらい
・砂糖 小さじ1くらい
・ごま油 大さじ2くらい
を適当に混ぜて好みの味にして、それで野菜を炒めて、最後に片栗粉でとろみつける。以上。

ポイントは先にナスをサラダ油大さじ3くらいのちょっと多めの油で焼いておく、くらいですかね。
ちなみにお酢は、使えてなかった安田町の合わせ酢です。

お茄子、とろっとろでしたーはおちー!

ご飯はビリヤニマサラでビリヤニ風にしました。これもはおちー!!!


ピーマンとパプリカと枝豆のピクルス

いよいよ、今回の中では最後のピーマンとパプリカ。
枝豆の残り(冷凍しておいたもの)を、先程も使った合わせ酢の残りでピクルスにすることにしました。

残っていた赤なんばんをせっかくなので使いたかったんです。
(残りは現在、日干しされております)

合わせ酢は本来は高知名物・野菜寿司を作るためのもの

まずは枝豆を茹でて、ピーマン・パプリカを豆と同じくらいのサイズに刻んでおきます。

野菜は殺菌のために手で触れないようにして、保存袋へ。

ピクルス液を作り、きざんだ長なんばんを入れてさっと煮立たせます。
ピクルス液はなんかいろんなレシピがあったんですが、酢:水=1.5~2:1くらいで混ぜて、砂糖・塩・香辛料を加えて煮立たせる、というのがベースみたいです。
今回は合わせ酢なので砂糖・塩は入れてません。柚子果汁も入ってるせいなのか、できあがったらなんか爽やかな香りがしました。

ピクルス液が冷めたら先ほどの袋に入れてもみこんでから、冷蔵庫へ。
1時間くらいで食べごろです。今回はたぶん、この量なら3日もすれば食べ終わるので保存袋のまんまで冷蔵庫に保存してます。
(長めに保存するなら、きちんと煮沸消毒した保存容器を使ってね)

手作り柚子シロップ・手作り柚子胡椒・手作りピクルス・手作りきんかん煮が並んでいる我が家の冷蔵庫なう。え、なんかすごいナチュラルな家っぽくない??(全然違う)

酒に合いそうなピリ辛ピクルスの完成でーす!

長なんばんも食べちゃうよ

こあっくま菜園は今季は11月まで!


今回もアレヤコレヤ、楽しくはおちーにいただきました。ありがとね、コアちゃん!

北海道という離れた土地のお野菜なので、知らない銘柄も飛び出して楽しい楽しいこあっくま菜園です。
11月まで今季運営予定で、この先はじゃがいも、さつまいもなどの根菜になっていくのかな、と思います。あと3ヶ月ほど、機会があれば皆様も応援の意味も込めてオーダーしてみてくださいましー。

最新情報はコアックマちゃんのX(Twitter)にて!

ごちそうさまでした!



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