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群馬の旅、近くて遠くて、近い街〜聖地巡礼


ぐんまちゃん30周年ご当地キャラカーニバル

ぐんまちゃん30周年~!
おめでとー!

2024.2.22はぐんまちゃんの30周年のバースデーだそうで。
それにさきがけて、今年2023.9.30-10.1の二日間、群馬県庁前広場を会場に、「ぐんまちゃん30周年記念・ご当地キャラカーニバル」が開催されました。
群馬県でこうした大規模なキャラクターイベントを開催するのは初!とのことで二日間合わせて3万人の人出があったそうです。
私も参加しましたが、楽しかった~!

興味のある方はこちら、イベントレポもどうぞ~(5個もあるけどね!)。


私、埼玉県民でして。それも県北寄りなので、群馬県は近いのです。でも、あまり行ったことがない「近くて遠い街」でした。

一泊二日の短い旅でしたし、前橋しか行けませんでしたけど、今回、その群馬を「近い街」に近づけることができたのは、ぐんまちゃんのおかげです。ありがとー、ぐんまちゃん!

では、短いながらも楽しかった群馬の話。
主な目的は藤井風さんの聖地巡礼でした。

聖地巡礼〜臨江閣

藤井風さんの「まつり」という曲のMVのロケ場所として知られている「臨江閣」が会場の群馬県庁からほど近い場所だったので行ってきました。

いや、本来は歩く距離じゃないのかな…? 県庁からは徒歩10分ほど、ホテルからは20分ほどでした(そのくらいなら歩くのは平気)。

レトロで洒脱な建物は、はじめて観てもどこか郷愁を感じ、観る者の心をワクワクさせます。利根川を臨むすばらしいロケーションにあることから、その名がつけられた臨江閣。ひとたび敷地内に入ると、まるで明治時代にタイムスリップしたかのような不思議な感覚に包まれます。
ここ臨江閣は、明治17年(1884年)9月、当時の群馬県令・楫取素彦(かとり もとひこ)や市内の有志らの協力と募金により迎賓館として建てられました。貴重な木造建築物で、本館・別館・茶室は国指定重要文化財として登録されています。

「前橋まるごとガイド」紹介文より

臨江閣は国の重要文化財指定を受けているんですが、一般公開・一般利用が可能です。この日も、七五三の前撮りや結婚式、お茶会など、観光客以外の前橋市民の利用もたくさんあって、結構、館内はにぎやかでした。

雨の臨江閣

こちらが門からまっすぐ行くと立ってるので本館みたいなんですが、別館です。二階建て、貴賓館として建てられたもの。
この別館前の広場と、2階の大広間(180畳!)が、藤井風さんのMV撮影に使われました。


別館から渡り廊下で繋がっている本館が、先に立てられた迎賓館です。

歩くとキシキシ言うのが古さを感じさせて楽しい

本館はいくつか撮影が入っていて見学できる部屋が限られていたのと、人出が多かったのであまり写真は撮れなかったのですが、明治天皇・大正天皇が滞在した部屋なども見ることができました。

和洋折衷感

こちらの本館の2階で「ミステリと言う勿れ」の映画ロケが行われたそうですよ~まだ見てないけど、どの場面だろう?

本館には資料展示もあります

明治に建てられてその後、修復しつつ今も生きている建物なので、明治・大正・昭和がごちゃっと混ざった感じになってます。

この照明、綺麗だったなー

別館の大広間に上がる階段。

いよいよ、聖地巡礼ですぞよ~~~!!
まつり~まつり~~毎日誰かの何かのまつり~~♪


この大広間が「まつり」MVで風さんが書を書いている場所。

ひっろーい!!
さっきも書いたとおり、今でも普通に使われていてそのために冷暖房の機械があったり、蛍光灯があったりして、レトロ一辺倒な部屋ではないんですが、撮影時にはそういうのをうまくカバーしてますね。

どーん

建築当時の梁を覗ける場所もあります。

大広間の照明も素敵なデザイン。でも当時って、これしか照明がなかったんだとしたら、夜はすっごく暗かったんだろうなあ。

この辺に風さんが座ったんだな~~なんてニヤニヤしながら大広間を独り占めしてました。ほかに見学客の方もいたんですが、ここにはあんまり興味なさそうでしたね。

別館から本館へ向かう渡り廊下を、二階から眺める。
茶室もあるんですが、今は利用者以外は入れないです。

一階の洋室。

庭から眺めた別館。

30分もあれば全部見られるくらいのサイズですが、貸館利用も多いので、見学時は先に前橋市のサイトで見学不可の日に当たってないか確認してからお出かけください。

なお、併設の日本庭園に入るには別の入口からになります。いずれも無料、手続きも不要です。

ロケ地カードももらえるよ~

夜はライトアップしていて、いくつかテーマカラーがあるとのこと。
私の行った日は赤!で、まさに「まつり」のMVのカラーだったので嬉しくて、夜、誰もいない臨江閣の前でにやにやしてしまいました。
(職質されなくてよかったねえ~~~)

群馬県庁の昭和庁舎は紫!でした。これも綺麗だったなー。
群馬県庁はもともとは前橋城で、城の御殿を長く庁舎として使っていたそうです。ほえー。

前橋さんぽ〜前橋東照宮

群馬県庁と臨江閣の間に前橋東照宮がありました。
夜、昼、それぞれ寄り道してみましたよ。
昨年、令和の大改修を終えたばかりで全体にぴっかぴかでした。川越から古い社殿を移築して保存するために社殿をすっぽり覆う形で拝殿を作る、斬新な形。あの天下三名槍の1つ、御手杵槍の復元が奉納されてます(社務所奥にさらっと飾られてます)。

当たり前のように、日光東照宮、久能山東照宮までの距離が掲示されていたのにちょっと感動する。静岡の久能山東照宮、また行きたいんだよなあ…(今年は「どうする家康」効果でにぎわってるんでしょうね~)。

御朱印はいくつか種類あり。綺麗だったので、季節代わりのものにしました。おみくじは、水占でした。あ、あんまりよくないな…気を付けます。

社務所奥には「大手町カフェ」という小さなカフェがあり、珈琲とコッペパン(ピーナツバターサンド)をいただきました。ほかのものもいろいろおいしそうだったな~。

前橋城跡地にある県庁、臨江閣、前橋東照宮、いずれもすぐそばには利根川がどーん!とあって、雄大でした。

前橋うまいもの

さて、旅の楽しみは散歩のほかにはやはりこれ、うまいものー!
しっかり楽しんできました。

シャンゴ

群馬に行く前に何を食べたらいいかしらー?と聴いてみたところ、群馬は粉もんの県なんだと教わりまして。うどんとパスタ。
特に高崎パスタは有名なんですって。
前橋にも支店があったので、夜の臨江閣を見学に行く前に寄ってみました。

写真のパスタが「シャンゴ風」という、名物パスタでミートソース+麦豚カツ。エグイ。量がエグイ。
しかもこれ、Sサイズ。全然Sちゃう、普通でした。Mサイズもあるんだけど、胃が破裂すんじゃないの?
セットにしたのでサラダにデザートもあって、デザート入るか入らないかのギリギリでした。けぷう。
面白い味でした…八角っぽい??何か、スパイスの香りがすごくするミートソース。群馬県民でも好き嫌いが結構わかれるらしいです。私は好きー!


群馬県庁カフェ「大和屋珈琲」

ご当地キャラカーニバルの際に利用した、県庁展望台32階のカフェ。
ぐんまちゃんクッキーつきのソフトや、地元のクラフトビール、酒造とコラボしたオリジナル珈琲などなど。おされなカフェだった~。

なお、写真右上は、県庁一階の物産展で購入した、フリアンのみそパン。素朴なおいしさでした。群馬のソウルフードの1つらしいです。

キッチンカーいろいろ

同じくご当地キャラカーニバルに出店されていたキッチンカー。
焼きまんじゅうは文句なしの群馬ソウルフードですね。実は深谷にも焼きまんじゅうはあるので埼玉県民でもなじみのある人は多いです。
忠治茶屋さんのは味噌だれがシャバシャバでした(びっくり)。
ふかふかのお饅頭に甘辛みそだれ~~食欲そそる~。

忠治茶屋

FOODTRUCK826

チキンカレーは太田市を中心に回っているキッチンカー「FOOD TRUCK 826」さん。うまかった~!
KinKi Kidsのブンブブーンでも紹介されたことがあるんですって。

おまけその1。なか又 ふわふわわぬき

県庁近くにも店舗がある「和む菓子 なか又」さんの「ふわふわ わぬき」をみんなに勧められたんですが、当日は時間がなく買いに行けず。
実は新宿伊勢丹に支店があるそうで、後日、行ってきました~。
ミルククリームと特撰あんバター。あんバターはレンチンを勧められたので試してみたら、めっちゃうまぁぁぁ!!!! カルピスバターを使っていて爽やかなバターの香りにあんこが合いすぎてやばし!!!
和菓子というより、スフレサンドっぽい感触ですね。でも、あんバターはどら焼きの風味がちゃんとあった。食べたことない味でした。

おまけその2。登利平 鳥めし

https://www.torihei.co.jp/

群馬出身の人にすごく勧められがち、鳥めし。実はね!埼玉でもね!!食べられるのですよ~。
てことで、この日ではなく後日ですが、熊谷で食べてきました。
竹と松があって、どっちも好きですが、この日は皮の焼き目が香ばしい松を。

間違いないうまさです。
んま!!
熊谷駅はテイクアウトが多くて夕方、次々に買いに来てたので、新幹線で食べるのかもしれませんね。

ということで、一泊ながらも楽しかった前橋の旅。
実際、ほんと、鈍行でも1時間半くらいなんですよね~普段、東京に出るのと実は変わらず(切符代は倍以上だけど・笑)。今度はゆっくり温泉に行っちゃおうかな~!




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