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今めかしい小童と蝮の娘の夢物語

よく知られている二人のロマンス


『THE LEGEND & BUTTERFLY』を鑑賞してきた。
皮切り初日だったので、人の入りは多くて期待度が窺えた。

主演 木村拓哉、ヒロイン 綾瀬はるか、
さらに東映70周年記念作品であることで、
すごい作品だったことは間違いない。

主人公である織田信長、
その妻である濃姫(帰蝶)の二人の話は、
幾度となくドラマや映画などで描かれているので、
皆さんも知っていることもあると思います。

今回は監督大友啓史×脚本古沢良太が作り出す二人のロマンス。
監督は『龍馬伝』『るろうに剣心』などを演出している。
脚本は『どうする家康』『コンフィデンスマンJP』などを書いている。
そんな二人の化学反応がどうなるのかも気になっていたんです。

史実としてわかっていることが多いんですが、
実際にはどんな終わりを迎えたのかハッキリしていないところの
演出がどうなるのかと思っていたんですが、
こういう終わり方になったんだなぁ~って感じでしたね。

これから鑑賞する人もいると思いますし、
ネタバレになってしまうので、詳しくは書けないんですが、
二人の姿勢や立ち振る舞いが今までの二人の描かれ方としては
新しい見解だったな~!って感じですね。

個人的には中谷美紀が出ていることにこうきたか~!
って感じでしたね。
なぜなら、以前木村拓哉が織田信長を演じた時に
濃姫を演じていたのが彼女だったからだ。

個人的にはこのドラマの織田信長と濃姫の距離感が
好きだったので、そういうアプローチになっていくのかな!?
と思ったりもしたんですが、違う感じの物語だったので、
作り手によっての良さがあるもんだな。とは思いましたね。

本能寺の変の描かれ方もこうきたか!
という感じでしたので、観た方によっては色々思うことが
ありそうだなぁ~という感じでした。

164分となかなかボリュームのある作品なので、
見ごたえがありました。
終わりがわかっている物語を新しい作品にしていくのは、
色々と大変な作業だと思いましたね。

実際の二人のストーリーはどんなロマンスだったのでしょうね。
織田信長と濃姫がどんな夫婦だったのか、
その周りではどんなことが起きていて、
本当にどんな終わりを迎えたのか。
それがわかっていないからこそ、妄想が止められないんですけどね。

今回の映画に関しては個人的にはもう少し
織田信長と濃姫のロマンスの部分を描いてくれても
良かったかなぁ~と思いました。

以上です。
超個人的映画レビューにならないレビューでした。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それではまた。


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