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メガネは顔の一部です。

そんなCMソングがありまして

子供の頃に、「メガネは顔の一部です~♪」というフレーズのCMがあった。(懐かしいと思われた方は手をあげてください(笑))

調べてみると、東京メガネという会社だったようで、だいぶ小さい頃に聞いていたようだ。
それが、未だ記憶に残っているというのはインパクトがあるフレーズだったということだ。

メガネをかけている理由

ボク自身は裸眼の状態でも運転免許を取得しているし、自分の顔も鏡で確認は出来るので、メガネがなくても生活はすることは出来るんです。(こないだの視力測定では、裸眼で0.5、0.6、メガネで1.2、1.5でした)

が、メガネをかけて生活しているんです。
それにはメガネをかけないといけない理由があるのです。

それは二十歳くらいの頃、働いていた上司に
「おまえ、ちょっと遠くを見るときに
人殺しそうな目付きしてんぞ(笑)」

って言われたんです。(ってどんな顔やねん(笑))

中学のときに一瞬、黒板が見づらいということで、メガネをかけていたんですが、その後の人生では裸眼でずっと生きていたんです。
(中学生くらいはメガネをかけているだけで、頭がよくなって見えるという錯覚もありまして)

それなのに、一緒に働き始めて数週間しか経っていない人に、何故そんなことを言われるんだろ?しかも、人を殺しそうってどんな顔だよ!と思っていたんですが、それを周りの人に話すと大半の人たちが「あぁ~、確かにね!なんとなくだけど、その感じわかるよ!」と言うんです。
(だったら、もっと早く教えてくれよ(笑))

なかなかの衝撃というか、まさに青天の霹靂でしたね。そして、その上司が
「接客業、サービス業をこれからもやっていきたいなら、メガネをかけなさい!」

「そうすれば、目をしかめなくてもいいし、目元が柔和になるから人がつくようになる」
と言われて、メガネをかけることになったのです。
(この事に関してはその上司に感謝していますし、これがメガネをかけてことになった真相)

それが今も続いていて、メガネが顔の一部になってきているんです。
たまに裸眼で知り合いに会うと「???」という顔をされることがあるくらい、メガネをしているというのが目印みたいになっているようです。

メガネを集めています

メガネをかけ始めて、10年くらいずっと同じメガネをかけ続けていたんです。
(メガネスーパーで3000円で作った初期設定のメガネです。)


ちょうど見出し画像のような黒ぶちのウェリントンだったのか、ボストンだったのかは手元にないので忘れてしまいましたが、そんな形のメガネを愛用していたんです。

そんなある日、10代後半に読んだ小説のことを思い出したんです。
それは江國香織著「ホリーガーデン」という小説で、主人公である果歩の生活を描写するシーンがあるんですが、

「果歩は引出しを開いて十個にもなる度数のないメガネの中からうすいオレンジ色の角で作ったフレームのメガネを選んだ。」

という一節です。
そのシーンがボクの中では印象的で、申し訳ない話ですが、小説のストーリーはもう全く覚えていないんです。

それなのに、この一節がずっと記憶の中にあったんです。

それからというもの、1年に1本ないしは2本。
作れない年もあったんですが、約10年くらいで10本以上のメガネを集めることが出来ました。
(初期設定のレンズとお買い得フレームのですよ!)

今では、その日の気分や仕事に対する気合いのようなものに応じて、メガネを選んでいます。
あんまり周りには気づかれていないんですが、毎日違う色や形の違うメガネをかけています。
(そんなに自分が見られていると思ってるんかい(笑))

普段はあまりジンクスとか願掛け的なことは、しないようにしているのだから、毎朝のメガネ選びが1つの気合い入れになっているような気がする。メガネをかけることで、オンオフを切り替えていることを大切にしている。

いつもメガネを作っていたお店がなくなってしまったので、ちょっと困っているんですが、これからもまだまだメガネを集めていきたいと考えています。(札幌のエスタにあったクーレンズ)

顔を変えるのは医療の力を使わないと、なかなか難しいですが、顔の印象を変えることはメガネによって出来るので、自分の顔に一番しっくりとくるメガネを探す旅を続けます。


ということで、本日10月01日メガネの日です。
日付の由来は、10月1日は “1001” と表記することが出来、両端の“1”が「メガネのツル」、内側の“0”が「レンズ」に見立てられ、メガネの形を表しているところからきております。

ちなみに日本にメガネを持ってきたのは、あのフランシスコ・ザビエルだと言われています。
*諸説あります











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