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祇園精舎が読み方分からんかったー!!(:3_ヽ)_
祇園精舎の鐘の声を…。
気がついたら、山奥のお寺にいた。
よく分からないが、引き寄せられるように歩いて此処に来た。
何時間歩いたとか分からない。
寧ろ、知ることは必要ないとも言える。
本来、祇園精舎とは、インドにあった精舎、すなわち釈迦がいた寺を指すそうだ。
彼女は、汗をかいて、緑のワンピースを見に纏い山道を往く。
そしたら、何百年も何千年も前に建てられたような寺が姿を現した。
茅蜩の鳴き声が、周
【短編連載小説】運命の糸は群青の色をしている #01
“運命の人”
そんなの信じていなかった。
『って言うことだし。お相手さん、イオリスさんと本当は戻りたいんじゃないのかな?』
冷静な、まだ男友達でもなかった人の占いにみさき(イオリス)は瞳を暗くした。
変われる事なんてない。
変えたって、またやり直そうって言ったって、冷たい刃のような言葉で元彼は私を傷付けてくるだけ。
直感で連絡が来そうと思っても、それを元彼は察しているのか、必ず