海部リリス

あま りりすと申します。 住んでる県のある町と、西洋占星術のリリスをかけています。 ※…

海部リリス

あま りりすと申します。 住んでる県のある町と、西洋占星術のリリスをかけています。 ※花の名前とは知らなかった。 短編連続小説や他の短編小説を書いていきます。宜しくお願いします。

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祇園精舎が読み方分からんかったー!!(:3_ヽ)_

    • 祇園精舎の鐘の声を…。

       気がついたら、山奥のお寺にいた。  よく分からないが、引き寄せられるように歩いて此処に来た。  何時間歩いたとか分からない。  寧ろ、知ることは必要ないとも言える。  本来、祇園精舎とは、インドにあった精舎、すなわち釈迦がいた寺を指すそうだ。  彼女は、汗をかいて、緑のワンピースを見に纏い山道を往く。  そしたら、何百年も何千年も前に建てられたような寺が姿を現した。  茅蜩の鳴き声が、周りの景色に鳴り響く。  大きな門に踏み込むや否や、ゴーンゴーンと、寺の鐘の音が

      • 【短編連載小説】運命の糸は群青の色をしている #01

        “運命の人” そんなの信じていなかった。 『って言うことだし。お相手さん、イオリスさんと本当は戻りたいんじゃないのかな?』  冷静な、まだ男友達でもなかった人の占いにみさき(イオリス)は瞳を暗くした。  変われる事なんてない。  変えたって、またやり直そうって言ったって、冷たい刃のような言葉で元彼は私を傷付けてくるだけ。  直感で連絡が来そうと思っても、それを元彼は察しているのか、必ず胸を躍らるだけ躍らせて連絡をよこす訳がない。  復縁に対して不快感しかない。

      祇園精舎が読み方分からんかったー!!(:3_ヽ)_

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