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【カナダ】踏み出せない人生に終止符を。人

なかなかね、時間がね、とれなくてね。
戦うとね、人生がね、短くね、なってしまうね。
ふと立ち止まる時間がなくなってて。今、じゃあ立ち止まるわ。
ということで、考える。
私は今、無名人インタビューをやってる。けど、これがなかったら何やってる? 小説を書いてると思う。
じゃあ小説も書かなかったら? 居酒屋放浪とかいいかも。
それかなあ。
いまも、お酒飲んで企画だして管巻いてるのと変わらん。
子供のころは一人遊びでアイデアだして、いろんなお話作って遊んでて。それが高じて小説を書きはじめた。でも小説は30くらいまで書いてたけど、なんか気持ち悪いんだよね私が書くの。
でももんもんと30代過ごして、30代は創作はわりと会社の仕事にぶつけてて、いろんな企画をさせてもらったと思う。で、結果。
今たどりついたのが無名人インタビューです。これはつまり、一人遊びだと気持ち悪いんで、インタビューという他人フィルターを通して、自分の思う面白さを作ってることなんだな。
年は関係ないっていうか。いろいろなことを経ないと自分らしい面白さに気づかない人生も、まああるよね。それがふつー。
と思う2024年6月4日20時13分に書いた無名人インタビュー798回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは YUーYA さんです!

年齢:30代半ば
性別:男
職業:Webライター、カナダで仕事探し中


現在:もう一言で言ったら根暗のポジティブです。

さあや:
今、何をしてる人ですか?

YUーYA:
今はワーキングホリデーでカナダに来ています。36歳です。

さあや:
ワーキングホリデーって36歳で取得できるものなんですか?

YUーYA:
これなんですけど、「セカンドワーホリ」っていう枠で来たんですけど、「過去ワーキングホリデーを経験している人、未経験の人」や「30歳から35歳までの年齢」が対象のビザなんですけど。たまたま対象で応募したら、なんかビザ取れちゃったみたいな感じです。(ビザの詳しい情報は下記に掲載しています)

さあや:
カナダにはどうしていらっしゃったんですか?

YUーYA:
昨年、留学時にフィリピン/セブに語学留学をしていた時にほぼ同世代の友人が「私この方法でカナダ行くんだよね」とビザの情報を教えてもらって。いろいろと調べていたら「これワンチャン行けるんじゃない?」と思い、半信半疑状態で、エージェントを通したらすごく高額だったんで自力で申請をしたんです。もう複雑かつ取れるかどうか確証が無い状態でした。

さあや:
ビザの面で無理だった。

YUーYA:
そうですね。当時セブ留学に行っていた時に「ワーホリ前に留学に来ました」っていう人が結構いたんですよね。自分がワーホリを知ったのは30歳手前なんですよ。その当時は海外に全く興味が無かったし、ワーホリって何それ?の状態だったんです。
彼、彼女たちが今からワーホリへ行くのがすごく楽しそうだなと思ってて。自分は理屈的に出来ないと思っていたけど、いざ出来るかもと思った時に「とりあえず申請だけしてみるか」って感じで。選択肢が閉ざされていた状態から可能性が出てきて、経験したことがないからやっている。だから、今カナダにいる感じっすよね。

さあや:
そうなんですね。カナダ、どうですか?

YUーYA:
んーカナダね、今トロントに住んでいるんですけど、メジャーリーグが日常的に見れて、今住んでいるエリアが公園と湖とダウンタウンが近い絶妙な距離感で、場所自体はすごい気に入ってて。自然が好きだったり、公園でまったりと遊んだり、お散歩が好きな人にはすごく向いている環境だと思います。

ブルージェイズ本拠地 ロジャースタジアム

さあや:
来れてどういう気持ちですか?カナダにいて。

YUーYA:
どういう気持ちなんだろう。付き合いがある人達のほとんどは日本人なんで、日本と変わらないなって感じですよね。街の雰囲気が変わって他国で日本の生活をしているみたいな感じですね。このままでは英語は伸びないと感じています。

さあや:
カナダで今一番好きな場所はどこですか?

YUーYA:
公園

さあや:
どんなところが好きですか?

YUーYA:
大人や子供たちが関係なくのびのびと遊んで、ドッグランがたくさんあって、日本ではあまり見ない光景だなと。日本って場所が無かったり、そういうのがうるさいじゃないですか。自由、健やかな生活をしているんですよね。街と人の一体感がすごいなと思っていて。公園でぶらぶらして考え事していたり、本読んだり、英語の勉強したり、ただただぼーっとしたり、天気が良い日は本当に気持ちよく公園で過ごせる。すごく良いですよ。

さあや:
思い描いていた生活ですか?

YUーYA:
そもそも何も思い描いていなかったです。予測を立てたり推測したり、創造性を働かすことはあまり得意ではないので。なんか簡単に生活しているなって感じです。昨年バックパッカーで世界を旅していた時とそんなに変わらないなと思います。ちなみにさあやさんは今どちらにいますか?

さあや:
今、私はカナダにいます。

YUーYA:
え。カナダにいるんですか。都市はどこですか?

さあや:
ウィスラーに。

YUーYA:
え、行きましたよ。先月。なんで行っているんですか?

さあや:
留学してます。

YUーYA:
語学留学?

さあや:
いえ、スキーのインストラクターになるために留学してます。
カナダにはいつからいらっしゃるんですか?

YUーYA:
ちょうど1ヶ月ぐらい前ですね。

さあや:
普段は1日どういう過ごし方をされてるんですか?

YUーYA:
引っ越しをして間もないので日用品の買い物や、お散歩、カフェでパソコン作業や誰かと会ったり、お酒を飲んだりの生活してます。

さあや:
どういう付き合いの人と出かけるんですか?

YUーYA:
元々トロントに知り合いが数人いて、最近はSNS経由で知り合った方と出会ったりしていますね。その数珠繋がりで出会った人たちと遊んだり、カフェに行ったりしています。

さあや:
SNSで知り合った人と会うのは、日本にいた時もよくしてたんですか?

YUーYA:
頻繁にはしていないですけど、そういう出会い方にあまり抵抗がないので。わりとすんなり。SNS上で「この日〇〇イベントしますけどどうですか?」などの企画を立てて拡散している方がいるので参加して、交友関係を広げていますね。

さあや:
トロントではこういったイベントはよく開催されてるんですか?

YUーYA:
どこの地域でもあると思います、多分。それなりに長く住んでいる方が中心となって企画をしてくれています。例えば、この前「トロント東北会」に参加させてもらったんですよ、東北出身者が集まっている。自分は東北出身ではないけど、ただ東北が好きだからという理由だけで参加させてもらいました。初見で誰かと出会うことに対してあまり抵抗はないですね、昔から。

さあや:
初めましての人と会うのはどういう気持ちなんですか?

YUーYA:
全然何とも思わないですよ、本当に。緊張もしないし。それなりに年齢を重ねているので立ち振る舞いだけは気をつけようとは思っていますけど、極力自然体ですね。

さあや:
好きか嫌いかでいうと、そういう初対面の人と会うのはどうですか?

YUーYA:
好きですよ。どう言ったらいいんだろうな。学生時代って決めれないじゃないですか、自分で。クラスに嫌いなやつもいるし好きなやつもいるみたいな感じで。

さあや:
周りの人を自分で決めれないっていう。

YUーYA:
そうですね。今ってそれができるんですよね。自分が好きなコミュニティに入るとか、好きな人間とだけ付き合うのが。自分の知見や考え方が広がるのはおもしろいですよね。自分の嗅覚なんですけど「自分から声をかけた、声をかけてくれた人はおもしろい人が多く、良かったな」ということが多々あるんですよね、今までの人生の中で。新しい出会い歓迎です。

さあや:
最近YUーYAさんが楽しかったことは何ですか?

YUーYA:
SNS上で募集していたバスケットのイベント。「みんなでバスケットしませんか~?」というのがあったんですけど。そのイベントに参加して出会った方達とメジャーリーグ観戦したり、ビーチバレーしたことが楽しかったですね。

さあや:
メジャーリーグ観戦して、ビーチバレーは自分でプレイされたんですか?

YUーYA:
そうですね、自分が住んでいるエリアってすごいビーチバレーが盛ん。砂浜にポールが立っていて、ネットとボールを用意するだけでプレーが出来る環境なんですよね。
誰でも利用できて、楽しんでいるという感じですかね。

さあや:
そのバスケットに行って、野球を観に行って、ビーチバレーをプレイして。どういうところが楽しいって思うポイントですか?

YUーYA:
運動するのもスポーツ観戦も好きなので、自分の的を得ています。スポーツを通しての出会いやアクティビティは楽しいです。過去たくさんの人とスポーツ観戦を通して出会ってきました。

さあや:
新しい人と繋がるとどういうポイントが面白いんですか?

YUーYA:
自分が知り得なかった世界を持っている人と出会えた時は面白いです。「こういう世界観、価値観を持ってるんだ」みたいな。すーごい面白いっす。そして老若男女問わず付き合えるのは本当に楽しい。

さあや:
新しい人とはどういうふうに繋がる、知り合うことが多いですか?

YUーYA:
SNSもありますし、人からの紹介、自分から声をかけたり、かけられたり。共通の趣味や考え方を持っている人は自然と繋がりますよね。多分「縁」が多い人間です。

さあや:
どんなところで「縁」を感じているんですか?

YUーYA:
もう直感ですよ本当に。「他人を知るにはまず自分を出せ」と思っているのでまずは自分のことを出して、相手が応えてくれた時はもっと知りたい、もっと話したいと思う。大事なのは素直な状態で接することですね。お世辞というか社交辞令は不要です。

さあや:
社交辞令はなんで嫌いなんですかね?

YUーYA:
誰でも言えること。機会損失に繋がってないすか。

さあや:
おー、機会損失なんですね。

YUーYA:
彼、彼女たちの素?面白いもの?を引き出せなかったら、聞き出せなかったら機会損失じゃないですか。もったいないじゃないですか。

さあや:
YUーYAさんは他人からはどんな性格って言われますか?

YUーYA:
社交的、自由人、涙もろい、実は寂しがり屋、自由(笑)何も考えていないようですごく考えているよね、みたいなことを言われます。

さあや:
自分ではどういう性格だと思いますか?

YUーYA:
もう一言で言ったら根暗のポジティブです。

さあや:
根暗のポジティブですか。

YUーYA:
めちゃくちゃそうですね、根暗のポジティブです。

さあや:
根暗とポジティブって、相反するようなイメージもあると思うんですけど、どう使い分けてるんですか?

YUーYA:
根暗モードに入ると、とことん悩んで悪い方向に落ちていって、最悪の事態を想像してしまう感じですね。起こってもいないことに対してすごく悲観的になったり。けど、自分のキャラもあってポジティブに「どうにかなるっしょ」みたいな感じではやっているんですよ。それは自分に言い聞かせている意味もあって。

さあや:
「どうにかなるっしょ」っていうのは、どうして自分に言い聞かせてるんですか?

YUーYA:
シンプルに自分に自信が無いから。「自分には出来ない」みたいな。で、疑心暗鬼になっていくんですよ。でも、周りの方にすごく助けられて「お前なら出来るよ」と。そこでポジティブに切り替えるようにはしていますね。本当に周りの方に助けられて、自分を突き動かしてくれますね。

過去:色んなことに対して全て諦めていた。会社に対しても、自分自身に対しても。自分の意思は無いなと思って働いていました。

さあや:
YUーYAさんはどんな環境で育ったんですか?

YUーYA:
広島のど田舎。本当にど田舎育ちです。

さあや:
ど田舎というと。

YUーYA:
当時中学校の全校人数100人とかそんなもん。今も存続してんのかな?というレベルで田舎ですね。当時、20年ぐらい前はコンビニが無かったっすね、自分の町に。

さあや:
家族からはどんなふうに育てられた人ですか?

YUーYA:
あまり家族仲が良くなくて、もう何年も会っていないです。どんなふうに育てられたかというと両親のエゴに育てられた感じですね。子供の主体性とか、思うようにやれというタイプではなかったっすね。

さあや:
それについてはどう思ってました?

YUーYA:
んー。早く出ていきたかった。親元を離れたい気持ちが大きかったですね。

さあや:
18歳まで家族のもとで暮らして2006年くらいからはどこに行ったんですか?

YUーYA:
高校を卒業後は就職して、関西の方に移りました。

さあや:
そこからのキャリアを振り返るとどうですか?

YUーYA:
滋賀県にいたんですけど、自動車会社に計15年ぐらい勤めました。

さあや:
ずっと同じ会社に勤めてたんですか?

YUーYA:
そうですね。上司、同僚にも恵まれて、トントン拍子で昇給していきました。出世街道というか。年収も上がっていたけど、仕事量も多かった。で、もう心と体のバランスがすごく崩れていて。「もう何のために働いてんだろうな」と思いながら。
尊敬していた上司が異動になったタイミングで、自分の考え方が全然合わなくなって、もう本当に辞めたいと感じながら。でも、収入が途絶える不安、年収や福利厚生など約束されていたものが今後無いわけですよ。そして、辞めた先に何がしたいのかが全然無かったんですよ。それで辞める勇気が出なくて。その状態が5〜6年続いていました。

さあや:
心と体のバランスが崩れてしまったっていうのは、どういう状況だったんですか?

YUーYA:
泣きながら通勤退勤して、ため息が止まりませんでした。本当に毎日会社に行きたくなくて。健康診断の際に「産業医行ってください」みたいな感じになりました。もう本当に毎日憂鬱でした。色んなことに対して全て諦めていた。会社に対しても、自分自身に対しても。自分の意思は無いなと思って働いていました。

さあや:
そこからどういうふうに変わっていったんですか?

YUーYA:
2021年の年明けに決意しました。自分の熱量が鎮火している状態でしたが、もし頑張りたい気持ちがあれば続ける、無ければ辞めることを決めました。半年過ぎた頃に頑張りたいと思えなかったので、退職を決意をしました。ただ、決めていたのにかなり迷いました。

さあや:
何に迷ったんですか?

YUーYA:
辞める恐怖心ですよね。退職経験がなく辞めた後に何をしたらいいのかが分からなくて。自分に自信が無いんで、自分に出来ることなんて無いと思っていました。技術的なことやスキルを持っていないんで、次の仕事に困るんだろうなと。「何でやめたいの?」と聞かれた時にイマイチ上手く答えられなくて「辞めたいから辞めた」というだけなんですよ。本当に辞めるのは悩みましたね。

さあや:
それは決断できたのはなぜですか?

YUーYA:
ありきたりな言葉ですが「自分の人生このままでいいのかな」ですよね。もし続けていたら、自分の将来が悪い方にしか想像できなくて。だから決断できました。

さあや:
当時辞めてもう1ヶ月前にカナダに来るまでは、どういうことをされてたんですか?

YUーYA:
退職後はIT系の職業訓練校に通っていました。その後、大阪に引っ越して生産機器の電気、機械系のエンジニアをしていました。過去の経歴を基にエージェントと相談して、転職したのですが、その業界に全く興味がなかった。興味が無いから、仕事をしていても頑張ろうモードが続かない。「自分どうしたいんだろう」みたいな感じにまたなって。この仕事面白くもなければ自分に合っていない。けど、働かないと、、、、そんな時に転機があって。

本当に人生第2章が始まったのがこの2年ぐらいですね。ここから自分の人生がすごく動いたなと思っているんですよね。それが今から1年半前なんですけど。バリ島でワークショップに参加したんです。ノマドニアなんですけど。

さあや:
はいはい。

YUーYA:
あ、ご存知ですか?

さあや:
私も参加しました。

YUーYA:
え、嘘。さあやさんって何者ですか。(笑)

さあや:
あの、私はジョージア20期に参加しました。

YUーYA:
嘘でしょ(笑)

さあや:
YUーYAさんはどういう経緯でノマドニアを見つけたんですか?

YUーYA:
経緯はニートをしている間、何か資格とか、自分のスキルが欲しいな、好きなことを仕事したいなと思って。デイトラってご存知ですか?

さあや:
はい。

YUーYA:
当時興味があったWebデザインの講座を受けたんですよ。「もうこれ本当に向いてないわ」と思って2週間ぐらいで挫折したけど。デイトラを調べている時に広告がでて、ノマドニアを知って、なんとなく相談会を受けました。「自分には縁が無い話だな」と思ってそのまま転職に切り替えたんですけど。
相談会の時にLINE登録をしていて、その1年後に「キャンペーンします!!」みたいな通知が来たんです。その時何となく応募したんですよね。どうせ落ちるだろうし、応募はタダだから。

2週間後に「合格しました」の通知が来て、参加しますか?不参加ですか?の話になって。参加するかはすごく悩みました。1ヶ月のカリキュラムなんで、参加する=仕事を辞めるの?参加した後どうするの?とかずっと考えちゃって。

さあや:
はい。

YUーYA:
根暗の自分が出てくるんですよ。「どうにかなるっしょ」、「楽しそう」じゃなくて、「挑戦するのが怖い」とか「もし失敗したら」とか。できない理由ばかり探して自分へ言い訳ばかりして、辞退しようと思っていたんです。
けど、受かった事実がある以上自分の脳裏に残っているんです。「参加したら面白いのかな~、でも転職してまだ1年だしな~、どうしよどうしよ」と考えているうちに、意思決定の期限が来るわけですよ。

そこで常連として通っていた大阪にある広島風のお好み焼き屋さんの大将に話をしたら「いやお前が行かんで誰が行くねん」、「そんな目の前にチャンスあるのになんで飛びつかへんねん、お前じゃないやろそれ」って。もう背中しか押してくれなくて。

そのタイミングで、Jリーグ「サンフレッチェ広島」のサッカーチームが好きなんですけど、その好きなチームがタイトルを争って決勝へ進出しました。その時に現地観戦へ行って漠然と「優勝したら参加。負けたら辞退」何となく自分の中で決めていました。

さあや:
はい。

YUーYA:
そしたら優勝して「人生を変えるには今しかねぇ」と思って決断しました。勇気をもらいました。

自分の人生に影響を与えてくれたお好み焼き

さあや:
参加してみてどうでした?参加した後なんか変わりました?

YUーYA:
めっちゃ変わりました。本当に。参加して1年半ぐらい経過しますけど、まずは自分に自信がついて自分のことを受け容れれる様になり少し好きになりました。あと、世界中に友達ができたこと。自分のことを応援してくれる人が増えた。で、自分のやりたいことが見えてきた。なかでも参加者と知り合えたのはめっちゃでかいっす、本当に。自分の根底にある悩みを共有できたのは人生で初めてで、すごく良い経験でしたよね。今まで夢も目標も無い人生を送ってきたんで何かを変えるきっかけになりました。

ノマドニア バリ0期

未来:諦めていた人生から行動するまでにめちゃくちゃ時間を費やした。遠回りしかしていない。この言葉が人生を変えましたね。

さあや:
5年後とか10年後とか死ぬ時まで想像してもらって、未来はどういったイメージを持ってますか?

YUーYA:
未来のイメージは無いです。

さあや:
どういう気持ちでいたいですか?

YUーYA:
毎日楽しいと思いたい。自分で選んだ上で好きな人と働きたい。あとは好きな人を増やしたいっすね。もし彼、彼女のピンチの時に自分が行ったところで解決するとは限らんけど、駆けつけれるだけの時間とお金の余裕は欲しいですよね。って思ったらあるんやなイメージ。

さあや:
もしもノマドニアに参加していなかったらどういう人生になっていましたか?

YUーYA:
自分へ言い訳を繰り返しながら、行動できない自分を慰めるために酒を飲み歩いて、ただただ他人を羨む人生だったと思う。そして、間違いなく今カナダにはいません。フィリピンへの語学留学、バックパッカーとして世界中を旅していたこともなかったと思います。もちろん、自分自身がnoteを執筆することも、さあやさんからインタビューをされることもないと思います。

さあや:
なんか「これをするまで死ねない」みたいなものってありますか?

YUーYA:
え、もういつ死んでもいいっすよ。(笑)

さあや:
もうやり切ったんですか?

YUーYA:
いや、別にやり切ったことも無くて。なんか、いつ死んでもいいぐらいのことはしているかな。仮に「明日死ぬよ」って言われても後悔は全然ないです。得な性格なんですけど人生一度も後悔したことが無いんですよね、自分で決めて行動したことに対して。だから「これやりたい」とか「あれやりたい」というのはあるけど、「これをやらないと死ねない」というのは無くて。「まあいっか、運命だな」で終わらせますね、そういうとこで。

さあや:
最後に読者へ向けてでも、自分に対する独り言でも感想でもいいんですけど、言い残したことありますか?

YUーYA:
「踏み出せない人生に終止符を」人生で最も響いた言葉です。さあやさんこれ聞き覚えがないですか?

さあや:
あるかもしれないですね。

YUーYA:
ノマドニアのサブテーマ?なんですけど。この言葉で自分の人生が動き始めました。この言葉は自分に向けて言ってんちゃうかな?ってぐらい魔法の言葉でした。
この言葉をちゃんと自分の心に留めれるようになってから、変わりましたよね。

挑戦に対してビビって自分に言い訳を繰り返して、何をやるのでも自信が無くて、他人任せ、他人軸で生きてきた人間が初めて自分軸で生きれるようになった。踏み出したら人間関係が本当に変わってきて。諦めていた人生から行動するまでにめちゃくちゃ時間を費やした。遠回りしかしていない。この言葉で自分の人生が変わりましたね。

だから今胸を張って言えるのは、以前の自分より今の方が楽しいし、充実している、輝いています。何を伝えたいか分かんないけど(笑)

踏み出す勇気ってめちゃ要りますよね?何かを決断したり、挑戦したり。でも決断して行動に移せて良かったな。決断をした自分を褒めたいですよね。本当に。年齢なんて関係ない。勇気を出した行動の先に今まで見えなかった景色があるんだなって感じました。まとまりました、これで。

バックパッカー最後の国に選んだジョージア

ビザ情報はこちら:

紹介コード「ba0-14」を入力するとノマドニア参加時にAmazonギフト券3000円がもらえるらしいです!ノマドニア公式ページはこちら>

退職時の心境、ノマドニアへの参加、フィリピン留学、参加中のカナダワーホリについてはこちらのnoteでより詳しく執筆しています。
note:

Webライターをしていますので、お仕事のご依頼などお待ちしています。上記のnoteをポートフォリオとしてご参照いただき下記の個人SNSよりご連絡ください。
X:https://x.com/freedam1987

最後まで拝読していただきありがとうございます。SNS及びnoteのフォロー、コメントしていただけると非常に嬉しいです。

あとがき(インタビュアー)

YU-YAさん、インタビュー有難うございました!
ワーキングホリデービザって30歳を超えても取得できるんですね。かなりレアケースだと思います、ラッキーですね!
日本で働いて、稼いでいた時よりも今の方が楽しい・・・というお話が気になりました。人によってはお金が幸せの象徴だし、そうじゃない人もいる。カナダに来てから、日本人だけではなく多くの人から似たようなフレーズを聞きました。そして、みんな揃って若そうに見えるんです。
人によって幸せの基準とか、場所とか、価値観は多様だろうと思いますが、自分が幸せだと思える環境にいると活き活きしてるな、と改めて思いました。

あとがき(編集)

YU-YAさん、ありがとうございました。

インタビューの中盤で「さあやさんもノマドニア出身」と分かった時にYU-YAさんがすごく驚いてらっしゃったんですけど、これ文章で伝わってますかね〜。

僕も共通項多すぎる体験をつい先日したので、すごく分かるなあ〜って思いながらインタビューを聴いてました。生きていると色んな人との出会いがありますが、その中には信じられないくらい自分と似た趣味や思考、境遇の人との出会いというのが稀にあります。

なんかそういう時って、まず単純にすごく嬉しいし、自分がどこか肯定された気分にもなるし、ちょっと恐怖に似た感情すら覚えます。

既に顔見知りの人なんかとも、もう本当に頭では理解できないくらい奇跡的な確率というかタイミングで出会う時があります。これもすごく鳥肌ものというか怖くなります。

僕は特にどこの宗教も信じてないんですが、人間が「縁」とか「運命」みたいな言葉で当てはめてる「人智を超えた力」っていうのは結構信じてます。だから僕は宇宙人もいる派です。

【インタビュー・あとがき:さあや】

【編集・あとがき:ミミハムココロ】

#無名人インタビュー #インタビュー #海外 #カナダ #ワーキングホリデー

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このインタビューはカナダに住む人にインタビューしよう企画のものです。
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