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小説の一節のこれが面白いとかいうことを親友と話してるときが一番好きな休職中の人

みなさんは人生のことを愛していますか? 私qbcは、愛してるとかそういう以前に、既にあるもので、自分という意識と切り離せないものなんで、それとどういう距離をとればいいのかな、ってことはよく考えます。その距離感が、愛というかたちであらわれることも、まああるのかなとは思います。つまり私は自分の人生は愛してないですね。
自分がいる。それは確か。そして自分が生きる道すじとしての人生がある。
この、自分、と、人生、ていうのは別々のもので、それぞれが影響し合ってはいるのですが、自分は自分のままになる部分が多いのに比べ、人生は自分の思うままになりにくいですね。
寝てるときなんて、けっこう自分は最強ですよね。
ゆっくりしているときの自分も最強。
でも、人生ってやつはね。生きるために食う。食うために働く。働くために休む。
この本末転倒ね。
本来なら、自分のために休む、であってほしいのに、働くために休むんだもんね。
ああ生のうとましさよ。マジで。
私も10代、20代はこの自分と人生というものの距離感に悩まされました。
なんでこれ、思うさまにならないんだろう。私って、小説を書くじゃないですカー。小説では、すべて自由なんですよ。なのに、この人生ってやつはなんて扱いが厄介なんだコノヤロー、と思っていました。あがいていました。もがいていました。おもいあぐねていました。
でもね、30代からは、そんなに人生を掴まなくなったんですよ。人生を手放した感じですね。こだわらなくなった。ただトライして、ただ結果を見つめ、良ければgoする、NGなら撤退する。それだけ。それの繰り返し。そこに感情はない。いやあるんだけど。感情はオマケみたいなもので、時折感情を味わったりする。でも基本は冷徹です。
石のように冷たい紅茶を飲みながら、今日もみなさま無名人インタビューをお楽しみくださいませ。明日の希望を。(主催:qbc)


今回ご参加いただいたのは コメウソ さんです!

現在:ちょっと人生がどん底なのに、上向いてる感じなんですよ。

qbc:今何をされている人でしょうか?

コメウソ:今会社員なんですけど、ちょっとうつ病が悪化しちゃって。休職してる状況です。
休職して、5ヶ月ぐらいで。
最初は3ヶ月ぐらいの予定だったんですけど。3ヶ月間はもう、休んだ罪悪感とか、そういうので寝たきりになっていて。全然復帰っていう感じになれなかったので、もう3ヶ月っていう形になってっていう感じですね。

qbc:今、会社に戻りたいですか?

コメウソ:ちょっとわからないですね。あんまり戻りたくないような気がしますし。

qbc:お金が関係ないんだったら、戻らないですか?

コメウソ:それは戻らないですね。それは多分、他の健康な方もそうなんじゃないですか?

qbc:確かに。最近はどんな生活ですか? 最初の3か月は寝たきりということでしたが。

コメウソ:最近はですね、ちょっと調子いいときっていうことで言わせてもらうと、朝、散歩をして、カフェか図書館で勉強とか読書をして。それから家に帰ってちょっと昼ご飯を食べて、夕方ちょっと散歩したりして野球を観て寝るっていうようなかたちです。

qbc:まだ調子が悪いときはある?

コメウソ:調子が悪いときはありますね。そのときは、調子が悪いときって、なにが苦痛かっていうと、時間があるんですけど悪いことばっかり考えちゃうから、とにかく起きていたくないんですよね。
でも、そんなに夜飲む用の睡眠薬を飲むわけにもいかないし。だからって運動する気力もないしっていうような感じで。頑張って寝るっていうことがあって、寝るって楽なことのように感じるんですけど、意外ときついですね。

qbc:原因は?

コメウソ:最初はプライベートなことが原因で。ちょっと抑うつ気分みたいななるようになっちゃったんですけど、それをちゃんと治療してなくって。対症療法的に普通の生活しながら、不安になったときに薬を飲んだりとか、眠れないから睡眠薬飲んでってだけを何年も続けてたんですけど。

qbc:病院には通われたんですか?

コメウソ:病院はずっと行ってて。4、5年ぐらい。プライベートきっかけでそっから病院に行くようになって、職場が変わったときに仕事のストレスが追加で来ちゃって、悪化したっていう感じです。

qbc:そのプライベートについては聞いても大丈夫?

コメウソ:そうですね、ある程度だったら大丈夫です。プライベートは、彼氏と別れちゃったんですけど。それが、私が結構ひどい振り方をしてしまって。

qbc:振った方なんですか?

コメウソ:そうですね。振った方で。もう何年も付き合ってたのに、好きな人できたって言って、振っちゃったんですよ。だけど、そのとき一緒に住んでて。相手は実家もあるので、実家に帰るのかなって思ったんですけど、帰らなくってそのまま私が地元に戻るまで、ずっと別れてるのに同棲してる状況が続いてて。

qbc:何年ぐらい?

コメウソ:半年ぐらいそれを続けてて、病みましたね。

qbc:それが原因なんですか。振ったのが原因なんじゃなくて。

コメウソ:振ったのも原因、申し訳ないとか言うのも原因なんですけど、その後の暮らしが。
とにかく申し訳ないっていうのもあるんですけど。

qbc:なんで居るの? っていうふうにはならない?

コメウソ:いやそれ、今だったらそういう思考にもなるんですけど、そのときはちょっと共依存っぽい感じもあるから。相手の人が結構しっかりした人でもあったので、私が落ち込んだときとかに結構励ましてくれたりとかはするし。
まだ向こうも未練があるから、たまにやさしくしてくれたりとか、と思ったらたまに嫌味言ってきたりとか。なんかすごい感情の起伏が激しくて、お互いにすごい傷つけ合っちゃいましたね。申し訳ないなと思って、本当に。

qbc:ご趣味は?

コメウソ:趣味は、映画はちょっと最近見れてないんですけど、音楽聴くのと読書と、あと野球見るのが好きですね。

qbc:おすすめは?

コメウソ:おすすめは、ドイツ映画で「希望の灯り」っていう、何かスーパーでお兄さんが働いてる話なんですけど、おすすめですね。
旧東ドイツのスーパーで働く人々の話なんですけど。東ドイツが、西ドイツと統一されたときに、社会の変化についていけなかった人とか、夫とうまくいってない綺麗なお姉さんとか。
主人公も昔ちょっとやんちゃしてたけどスーパーで働いてる無口な青年っていうことで。いろんな感情の、恋とかスーパーのおじさんとの友情じゃないですけど、何か心の交歓とか、そういうのが見られるっていう映画ですね。

qbc:音楽はどんな?

コメウソ:音楽は、これちょっと特定されちゃいそうなんですけど、ちょっと世代と違う音楽聴いてて、私globeが一番好きかな。あと宇多田ヒカル。

qbc:野球はどちらの球団を?

コメウソ:野球は阪神タイガースが好きです。

qbc:関西の方ですか?

コメウソ:いえ、違います。

qbc:野球の魅力は?

コメウソ:魅力は、何ですかね。一日一日の試合にみんなが真剣に取り組んでいる姿とか。そういうところとか、キャッチャーの配球とか、ピッチャーが感じてるプレッシャーとか。空振り三振しただけですごい落ち込んでる選手とかもいますし。

qbc:このストレートをいいスイングで振り抜いてホームランになった、みたいな技術的というか、そういうところにはあまり注目されない?

コメウソ:そうですね。こんな厳しいコースもホームランにできるんだとか、そういうのはたまに思いますけど。技術とかルールっていうより、みんなを見てるって感じですね。

qbc:アイドルとか好きになったことありますか? 坂道グループとか、AKBとか。

コメウソ:ハロプロにちょっと前ハマってましたね。

qbc:ハロプロと野球は同じものとして見られますか? 近い魅力?

コメウソ:近い魅力ですね。近いと思います。

qbc:好きな食べ物は?

コメウソ:好きな食べ物は、うどんですかね。

qbc:何うどん?

コメウソ:家でゆでて、めんつゆ入れて、ごま油と卵とネギを入れるうどんです。

qbc:卵?

コメウソ:卵入れます。

qbc:生卵をそのまま? 全卵?

コメウソ:卵黄です。

qbc:うどんは冷凍でもいい?

コメウソ:冷凍。ちょっとこれ、こだわりがあって。スーパーで2種類ぐらい冷凍うどんが売ってあると思うんですけど。一番安いのはいまいちで、中ぐらいのやつを買うようにしてます。たまに一番安いの買っちゃうと、なんかちょっと違うなとは思うんですよ。

qbc:食べるのにはあまり興味ないですか?

コメウソ:そうですね。あんまり料理とかそんなに。美味しいもの好きですけど、そんなにグルメではないですね。

qbc:性格についてですけど、周りの人から何て言われます?

コメウソ:マイペースって言われますね。
マイペースっていうのが一番多くて。優しいとかちょっとうっかりしてるとこがあるとか、そんな感じですかね。

qbc:自分ではどう思います?

コメウソ:あんまり優しくはないと思うんですよ。単に友達とかがちょっと、悪いことっていうか自堕落なことしてるときに、全然注意とかをしないので。
私のことどんだけ甘やかすの、みたいなことを冗談で言われたことあるんですけども。多分あんま興味ないんですよ。興味ないって言ったらあれだけど、その子に人間として良くなってほしいとか、そういう気持ちまではなくって。楽しく過ごしてほしいな、ぐらいの感じであんまり自分以外のことに興味がないんだと思います。

qbc:今うつで休んでる人にする質問じゃないですけど、最近楽しかったことはありますか?

コメウソ:最近楽しかったこと、彼氏ができたことですかね。

qbc:え、人生上向いてる感じじゃないですか?

コメウソ:そうなんです。ちょっと人生がどん底なのに、上向いてる感じなんですよ。

qbc:どんな彼氏ですか?

コメウソ:ずっと、4、5年ぐらい親友だったんですけど。彼氏になりましたね。

qbc:なるほどね。恋愛で落ち込んだら、もう恋愛でしか解決できないよなって思ってたんですよね。
元いた会社に復職っていうのもやりづらいものだし。

コメウソ:そうなんです。

qbc:会社、変えられるんだったら変えていいんじゃないですか?

コメウソ:いや、そうだと思います。

qbc:このままフェードアウトして。新しい会社に入り、新しい彼氏と。そういう未来がご本人からも見えています?

コメウソ:見えます見えます。

qbc:彼氏は、具体的にいつできたんですか?

コメウソ:つい最近なんですけど。

qbc:先週?

コメウソ:いや、先週よりはちょっと前だと思いますけど。2週間前ぐらいですかね。
それまで、月に1回ぐらい、Zoomで飲み会をしてたんですよ。

qbc:一対一?

コメウソ:一対一です。それを何年かしてて。2年ぐらいしてて。

qbc:コロナがきっかけ?

コメウソ:そうですね。元々は、恋愛相談とか、そういうとこから始まって。これ楽しいから定例的に、というか自然と次もやろうね、みたいになって、1ヶ月ごとぐらいでやってたんですけど。その中でいろんなことを話して。
なんですけど、だんだん相手が、ぽっと出の男が出てきて、この関係性なくなったらどうしようっていうような不安が大きくなってきたらしくって。ちょうど私が、知り合いの男性にご飯に誘われたんですよ。別に2人じゃなくって、みんなで行こうよって言って。休んでる間、気晴らしにっていうことで。

っていう話を、それこそZoomの飲み会のときにしてたら、急に相手のテンションが下がってきて、相手に告白されました。そのときに言われたのが結構特徴的な言葉で。自分はテレビを見てちょっとかわいいなって思う人とかは確かにいるけど、つらいことがあったときとかに話したいって思うのが私だし、人を殺したとして、殺したってことはコメウソさんにしか言えないと思うって言われたんですよ。
確かに私も人を殺したとしても、何とかくんにしか言えないわって思って。今後彼氏ができたとして、これ以上の関係を深められる自信もないし。いないと絶対困る、人類の中で困る人一位この人だわって思ったんです。何でも話してるし、っていうことで付き合うことになりました。

qbc:おめでとうございます。

コメウソ:ありがとうございます。

過去:結構いつもおっとりしてるように見えるんですけど、その時々でなんか、いつも高速でいろんなものを破壊して去っていってる感じがするんですよね。

qbc:子供の頃はどんなお子さんでした?

コメウソ:おとなしかったと思います。

qbc:何するのが好きでした?

コメウソ:私ハリーポッターが好きで、ハリーポッターを読んだり、本読んだりしてました。
9歳ぐらいから読んでました。

qbc:その前はどんな本を読んでましたか?

コメウソ:ちびまる子ちゃんとか。図書館にあるズッコケ3人組みたいなのは読んでたと思います。

qbc:外遊びより中で遊ぶ方が好きだった?

コメウソ:そうですね。

qbc:小学校のときにこういうことしたな、とか何かエピソードあります?

コメウソ:小学校のときってなんか、全然思い出せないですね。
でも幼稚園の時に、何かに残ってる写真で、仏教系の幼稚園だったんですけど、正座してお祈りするみたいな手を合わせてる写真があるんですけど。男子がなぜか上裸なんですけど、私も上裸だったんですよね。
なんで私、女の子で1人だけ上裸なんだろうっていう。男の子が上裸なのはまあまあまあって思うんですけど、女の子で私1人だけ上裸で写ってて。何かこのときからマイペースだったのかなと思ってます。

qbc:中高はどんな感じ?

コメウソ:中学校は暗黒の歴史なんですけど。高校は、楽しかったですね。友達となんかいつも馬鹿なことばっかり言って。いつもglobe聞いてたんですけど。誰も別に聴いてないけど、globe聴いてて。歌詞に対して、厨二病的な気持ちを抱いて。歌詞に共感してましたね。

qbc:中学の暗黒の歴史っていうのは、どういった暗黒でしたか?

コメウソ:中学のときは、公立の中学校だったので。高校になると大体同じぐらいの成績の人がいるけど。
中学はヤンキーの人が怖くて。カーストがすごい低い、おとなしい女の子たちで、漫画の話とか小説の話とかボソボソしてるみたいな感じ。たむろってるヤンキーの横通るのが怖いみたいなそういう時代でしたね。

qbc:globeとの出会いって、どういうきっかけで?

コメウソ:globeは2007年の1月ぐらいかな。ミュージックステーションとかの、昔の楽曲特集みたいなのがあると思うんですけど。その中で、globeの音楽ってすごいキャッチーでいいなって思ってたんですよ。
ちょっとCD借りてみようかなと思って、レンタルCD屋さん行って。ベストと、FACES PLACESっていう97年に出たセカンドアルバムを借りたんですけど。もうこれが、そのセカンドアルバムが衝撃的に良くって。

qbc:DEPARTURESがはいってる?

コメウソ:DEPARTURESじゃなくって。FACES PLACESとかFACEとか。ちょっと暗い曲が入ったアルバムなんですけど。DEPARTURESは1個目のアルバムで。

qbc:次のやつか。

コメウソ:次のやつですね。それが厨二病心にグサッと刺さって。ずっと好きでしたね。

qbc:今も聴いているってことですよね?

コメウソ:今も聴いてますね。

qbc:飽きない?

コメウソ:globeに関しては、ご本人たちの揉め事とかがあったので、気持ちがそんな熱狂的ではなくなっちゃいましたけど。
でも、曲としては全然もう飽きないですし、今も本当に10年前とかと同じような気持ちで、聴いてます。

qbc:その後、高校のあとは、進路進学はどうなってるんでしょう?

コメウソ:東京の大学に進学して。そのあとは歴史の勉強してたんですけど。大学院に行って、途中で研究を諦めて。

qbc:大学院に行った?

コメウソ:行ってました。修士までは行ったんですけど。博士課程の途中でちょっと研究諦めて就職して、っていうことになりました。

qbc:院まで行って就職?

コメウソ:そうですね、院の修士論文までは出しました。

qbc:そのあと就職ということは、そこが今の会社ですか?

コメウソ:そうですね、ちょっと途中、就活してる間に働いてたりとかあったんですけど。でも、今の会社に就職してっていう感じです。

qbc:過去の中で一番楽しかったことって、どんなことですか?

コメウソ:過去の中で一番楽しかったこと。何ですかね。結構いつもおっとりしてるように見えるんですけど。
その時々でなんか、いつも高速でいろんなものを破壊して去っていってる感じがするんですよね。だから、彼氏とのすごい楽しい思い出とかが昔、多分あったと思うんですけど。それ以降の別れるときのドーンとショックさだったりとか、それでちょっと消えちゃってます。

qbc:半年間別れたあとも同居したっていうのは、何歳から付き合っていた?

コメウソ:20才から付き合ってますね。

qbc:学生のときからってことですか?

コメウソ:そうですね。

qbc:しっかり長く付き合った初めての彼氏ってことですかね?

コメウソ:初めての彼氏ですね。

qbc:うつで休職中って入りだったので、静かな感じなのかと思ったら。静かではあるんですけど、すごい辛くて苦しい時期があったってわけじゃない?

コメウソ:悪い時期はあったんですけど、自分にはなかったんですよ。
自分は、小学校のときに軽いいじめがあったりとかしたんですけど、それよりもちょっと、家庭環境があれで。母親がちょっと男運が悪くって。
いろいろそれで、母親と彼氏との喧嘩が聞こえてくるとか。そういうなんていうか、自分が家族をなんとなく面倒見ないといけないなみたいな気持ちはありました。

qbc:どういう状態でしょうか?

コメウソ:私の母親、実親なんですけど、複数回離婚してて。複数回離婚したのはあんまり自分が大きいときじゃなかったので、それ自体はそんなにダメージじゃなかったんですけど。
そのあとに母が付き合ってた彼氏とか、あんまり顔とか見たことないんですけど、ちょっと良くない人だったり、ちょっとそういうのがあって。家にあんまり母親が帰ってこなかったりとか、そういうことが一番辛いことでしたね。

qbc:何人で暮らしていたんですか?

コメウソ:きょうだいと母親と私ですね。たまに祖母が、近くに住んでたので来たりとか。

qbc:お母さん帰って来ないときって、どうしてた?

コメウソ:そのときはですね、金庫に1,000円とかが毎日入ってて、それでご飯買って。祖母がゴミ捨てとか、電気消しに来てくれたりとか皿洗ってくれたりとかして、寝るっていう感じですね。

qbc:何歳ぐらいの頃?

コメウソ:中学校の途中から高校の最初ぐらいまではちょっとそれがありましたね。

qbc:お母さんのことをどう思う?

コメウソ:母親としてはどうかなって思うんですけど。でも、なんていうか、優しい人なんですよ。
あと、友達みたいに接することができるので、あんまり私の結婚とかを急がせたりしないし。結婚がいいと思ってたら、すごい勧めてきたりするかもしれないんですけど勧めてこないし、年取ったら面倒見ろみたいなことも言ってこないし。そういうところは気持ち的に楽ですね。

qbc:男運なのかな? そういう運命なんですかね、お母さんは。

コメウソ:そうだと思います。仕事はうまくいってるんですよ。だから、やっぱそういう巡り合わせってあると思います。

qbc:普通に働いてた? お母さんは。

コメウソ:働いてます。

qbc:なるほど。それで、大学のときに一人暮らしを始めたって感じなんですかね?

コメウソ:そうですね。

未来:多分、嬉しいとか楽しいとか面白いっていう感情を100%で感じられるようになったら、すごい幸せだと思います。

qbc:5年後10年後、20年後30年後。死ぬまでをイメージしてもらった範囲での未来にイメージをどう持ってらっしゃいますかね?

コメウソ:そうですね。私の今の夢は、仕事とかじゃないんですけど。仕事は必要最低限の仕事をして、夜に映画とかを1本見たりとか本を読んだりして、感想をブログに書いて、寝るっていうことが私の夢ですね。

qbc:いい夢ですね。

コメウソ:ありがとうございます。今ちょっと症状があれで、映画はちょっと集中できなくて観れないんですけど。観られるようになりたいですね。
今映画の内容とかを、そんなに思いっきり楽しんだり、思い切り感じたりすることがちょっとできないんですよ、あんまり。だからそういうことができるように戻ったら、いろいろ感想とかが思い浮かんで、それを書きたいっていう状況になるって幸せなことだなと思います。

qbc:そういうことができた時期があった?

コメウソ:そうですね。ちょっと今より状態がいいときは、ブログに映画の感想を書いてましたね。

qbc:。普通に働きながら?

コメウソ:その時は、パートだったので働く時間は短かったんですけど。

qbc:どれぐらい働けばいいでしょうかね?

コメウソ:お金の問題がありますからね。お金の問題とか。
多分残業が嫌いなんだと思います。普通に仕事がある残業じゃなくって、残るのが当たり前で、みたいな。なんか惰性の残業の空気みたいなのが、ちょっと耐えられないんだと思います。

qbc:未来について、他にこういうことをしてみたいというのはありますか?

コメウソ:今彼氏ができてからは、結婚をして、zoomじゃなくて直接、読んだ小説の感想とか、このフレーズが良かったとか、一緒に映画見てこのシーンはどうだとか、そういうことを言いたいですね。結婚じゃなくてもいいけど。同居ですね。

qbc:なるほど。死ぬときには、お葬式に来る人たちとか、死んだよって知った人たちが、コメウソさんに対して感じる感情がこうだといいな、みたいなのってありますか?
どう思っていると嬉しいなとか、自分もね。

コメウソ:寂しいなって思ってくれてるといいなって思いますけど。でも正直、葬式はそんなに。死んでるから見えないし、別に海に骨捨てるみたいな感じでも全然いいかなと思ってます。

qbcコメウソさんにとっての幸せってどんなことですか?

コメウソ:多分、嬉しいとか楽しいとか面白いっていう感情を100%で感じられるようになったら、すごい幸せだと思います。

qbc:今はどういう状態だと思ってます?

コメウソ:今は、幸せとか、ちょっとしたことを感じられるように回復してきてると思います。この数年、ちょっとつらかったりとか、落ち込み気味だったのが、ちょっとずつ、この本は面白いとかちょっと思い出してるような気がします、そういう感覚を。
だから、今の状態を、無理な形で働くことによって壊したくないから、今後の働き方とかを悩んでます。

qbc:もしもの未来の質問というのをしていて。もしもですね、20歳のときから付き合った彼氏と別れなかったら、どうなってたと思いますか?

コメウソ:教育方針で揉めてたと思います。

qbc:教育方針? 子どもが生まれて、ってこと?

コメウソ:そうですね、だと思いますけど。それはそれで楽しい結婚生活だったとは思います。

qbc:そのタイミングでできた好きな人っていうのはどうなったんです?

コメウソ:それは片思いだったんで、振られました。4回ぐらい振られました。

qbc:振られてる最中も、一緒に住んでたってこと?

コメウソ:そうですね、振られてる最中も一緒に住んでいましたし。

qbc:話した?

コメウソ:話しました。

qbc:人間関係、複雑だね。

コメウソ:そうですよね。複雑ですね。

qbc:何で教育方針で揉めてたっていうふうにわかるんですか?

コメウソ:彼氏が結構、いろいろしてあげたいっていうタイプだったので。
そういう、ちゃんといろんなことをしてきた、すごくちゃんとした家庭に育った人だったので。私は結構放任というかちょっとほったらかしになってる感じのとこもあったので。
私は結構、遠くから見守ってたいタイプなんですけど、彼氏は結構いろいろ言うタイプだったので。多分揉めただろうなって思います。

qbc:映画を観ているのは、本来であればっていうと変ですけど、どんな気持ちで映画を観ることが多かったんですかね?

コメウソ:セリフが結構私にとって大事で。わあ、このセリフいいな、みたいな。ウディ・アレンの映画とかが好きなんですけど。なんかセリフの妙みたいなのとか、このときの表情が、この2人の関係性をすごい表してるなとか。
そういう、うまいな、みたいなのを観てたり。あと登場人物の気持ちわかるわって言って泣いてたりしましたね。

qbc:ウディ・アレンのおすすめは?

コメウソ:スコルピオンの恋まじないっていうのが、おすすめです。

qbc:観たことない。

コメウソ:そんな人気ないらしいんですよ。2002年ぐらいの作品で。

qbc:ありがとうございます。他に何か好きな映画ありますか?

コメウソ:少女邂逅っていう映画が好きなんですけど。

コメウソ:モトーラ世理奈ちゃんと、もうひとりの女優さん忘れたんですけど。女子高生が出会って、主人公の方が、転校生のモトーラ世理奈ちゃんが来たことによっていじめから救われるんですけど。無二の親友を得たっていうふうに思うんですけど。
で、沖縄旅行に行こうみたいなことを2人で言うんですけど。モトーラ世理奈ちゃんがそのお金を売春とかで稼いでいるような話がちょっと出てきて。結局主人公の方がちょっと引いちゃって、関係が疎遠になるんですけど。
結局モトーラ世理奈ちゃんは父親に性的虐待をされてて餓死したっていうのを人づてに聞くって話で終わるっていう。
助けてくれた人を助けられないっていうこと。人間関係のいびつさみたいなのが、すごい綺麗な映像の中に入ってて、好きですね。

qbc:何をするのが一番好きですかね、コメウソさん。

コメウソ:なんだろう。

qbc:抽象度が高くても。具体的に。例えば映画の感想書くのが好きなんですよね?

コメウソ:映画の感想を書くのも好きですし、でもこういうことをああでもないこうでもないって言って、小説の一節のこれが面白いとかいうことを親友と話してるときが一番好きですね。

qbc:それは人の心についての話?

コメウソ:そうですね。人の心についての話が多いです。

qbc:ビリヤードの球がどう進むとか、ぶつかるとか。この盤面でどうやって手玉を突いて玉に落とすとか、そういう話はしなそうですよね。それは面白くないですよね?

コメウソ:それはあんまり面白くないです。

qbc:対象に人間は欲しいですか?

コメウソ:そうですね、人間が大事なんです。やっぱりそこには。

qbc:どうして好きなんですか?

コメウソ:何でですかね。わかんないですけど。なんかやっぱり、人間の感情の機微みたいなのが、好きなんでしょうね。

qbc:他人よりも感情の機微を読んでしまうというか、想像力が働いてしまうって感じたりします?

コメウソ:しますね。ちょっとそういうとこあります。

qbc:部屋に誰かが入ってきたときに、この人怒ってるなって感じたりします?

コメウソ:そういうことを感じることもあります。ちょっと機嫌悪いかなとか。

qbc:それは当たってました?

コメウソ:どうですかね。当たってるときもありますし。

qbc:そんなに状況としてないですからね。あっ怒ってる、みたいなの。

コメウソ:あからさまにそんな。

qbc:怒ってる? って聞きづらいし。

コメウソ:聞きづらいですね。

qbc:それはいつから?

コメウソ:多分、5歳くらいからじゃないですかね。

qbc:どうして?

コメウソ:私のお父さんじゃない、新しいお父さんが来たんですけど。なんか顔色、その男の人もあんま良くない人だったんで、顔色をうかがってましたね。

qbc:その悪い男の人のイメージと、自分が付き合った人たちと、どれぐらい違う?

コメウソ:いやもう100%ガラッと、何もかもが違います。
例えたら、店員さんに横暴な言葉で指図する人と、普通に会話できる、敬語で会話できる人ぐらいの隔たりがありました。

qbc:最後の質問です。言い残したことはありますか?

コメウソ:言い残したこと、何かあるかな。ないですね。ないです。
本当に楽しかったです。ありがとうございます。

あとがき

今日の無名人インタビューいかがでしたか? ぜひ、コメント欄にご感想を残していってくださいません。
ということで、みなさんは人生を愛してるんでしょうか?
私にとって人生とは、実験の場でしかないかなって思います。
生き、あがき、もがき、慟哭する世界。それってこれってどうにもこれでも、つまりね、そういうことなんですわあ。
ただ、無名人インタビューを続けていて、思うんですよね。
自分と人生との関係性というのは、人それぞれなんだけど、人それぞれになるしかないものなんだけど、それはだって人も人生も、それぞれで環境が違うから、なのに「同じ関係性」を求めてるんだよなあって。
誰かにとっての夢や希望は、誰かにとっては嫌悪すべきものだったりする。
このシンプルな事実を、許容しあえる世界になったらいいなと思っています。
無名人インタビューの役割は、ほんとう、このあたりの壁を溶かす存在でありたいのです。
お願いします! みなさま!!!

インタビュー担当:qbc

編集:komima

編集協力:あおい

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