見出し画像

愛と生活を歌ってる人

やっぱ音楽やめらんないよねえ。Spotifyで私qbc、毎週新曲チェックしてるのよね。
ドリルも聞くし。
でもさ、やっぱさ、女性シンガーソングライターっていいよね。好きよ。
私qbc、は、中島みゆきさん大好きだから。70年代、80年代、90年代、00年代でオリコントップに輝いたことあるのはこの人だけだから。
北海道で生まれて、大学の卒論は谷川俊太郎。ヤマハのポプコンで優勝。
違ーーーーーう!!!! 私のやりたいまえがきはこんなんじゃない。
御幸の話じゃないんだ。
aikoさんっていますよね、コレサワさんっていますよね。大阪の女性シンガーソングライターさんていいですよね。aikoさんは吹田、コレサワさんは摂津らしいですね。
いやまあ、それはそもそも私がやっぱスナックで大阪出身の人と出会うたびに上田正樹さんの「悲しい色やね」を歌わせてきたからかもしれませんね。男女問わず、お店側お客側問わず歌えるんです、上田正樹さん。そりゃね、やしきたかじんさんだっているし。
でもね、私qbcは上田正樹さんの「悲しい色やね」が好きなんです。誰が、なんと、言おうと。
ハ! 無名人インタビュー始まります~!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは イカワマイ さんです!


現在:なんか人間らしさ満載やなみたいな。すごいイカワ自身が人間を体現してるじゃないけど、本能で生きてるみたいなこと言ってもらうことたまにありますね。

qbc:今何をしている人でしょうか。

イカワ:今は、基本的にフリーランスでシンガーソングライターとグラフィックデザイナーをしていて。最近はバイト始めたんですけど。

qbc:なるほど。いつ頃からそういう状態になられたんですかね。

イカワ:完全にそれだけになって、バイトもしなくなったのは、約2年くらい前。だけど、生計が立てられるようになって独立したわけではないです。

qbc:やってる時はどんな感じでやられてるんですかね。結構バラバラにやっている感じですか。

イカワ:シンガーソングライターはライブがメイン。あとは最近は路上ライブだとか、SNSの更新がメインで。グラフィックデザイナーの方は、個人様にお仕事をいただいて、家でずっと仕事している感じです。今年入ってから、グラフィックデザインの仕事が何か知らんけど、たまたま減ってしまって、ほぼない状態。ちょっと前までは一個だけ案件もらってたんでやってたんですけど、それがあるときは家とかパソコンあればどこでもデザインの仕事できるんで、基本家ですけどIllustratorとかPhotoshop使ってデザインの仕事してます。

qbc:やりたいこととしてはどっちなんですかね。

イカワ:漠然と昔から有名になりたいみたいな夢を抱えてて。ずっとそういう気持ちを小っちゃい頃から抱き続けて、それが途中から明確に音楽で有名になりたいに変わって、Mステでてみたいとかができて。なんで、ずっと音楽が軸。幼稚園の時からピアノ習って、中学でギター始めて、吹奏楽も入って。高校は軽音楽部あるとこ入ると決めて軽音部に入って、部長になると決めて、部長にもなってみたいな。音楽と二人三脚でやったんで、主軸は音楽にあるんやけど、いざ専門学校に行くぞってなって、音楽の専門に行くか、デザインの専門に行くか悩んだときに、音楽は既に作詞作曲もしてギターもそれなりに弾けるけど、音楽のために自分のアートワークとかをやりたいなと思ってたから、「デザイナーになったら?」って言ってくれた恩師とかもいて。それもあって、デザインは全く未知の領域やと思って、やったらデザインの専門学校に進もうと思って進んで。音楽のためにデザインを始めたんですよ。

qbc:はい。

イカワ:でも、デザインの専門入ったらやっぱり専門学校やから就職の圧とか、お母さんの期待とか、そういうのに負けて「1回社会人は人生経験としてしとくか」と思って、一旦デザインの事務所に就職もしたんです。それが2年ぐらいやったんですけど、そんときにちょっと体の不調じゃないけど、仕事自体はすごい良い仕事やらしてもらったて楽しかったけど、なんかしんどいのと一番はやっぱりその音楽活動に支障が出てきてたっていうので、それやったら本末転倒やなって思って仕事も辞める決断をして、って感じです。なんで主軸は音楽です。

qbc:なるほど。

イカワ:でも今はその両方じゃないけど、歌うデザイナーっていうジャンルじゃないけど、イカワマイは歌うデザイナーで通じたら「面白いな、世の中」って思う。歌うし、デザインもできるしっていう。

qbc:単純にライブやってるときの、気持ちっていうのはどんな気持ちでやられてます?

イカワ:ライブやってるときの気持ちはめっちゃ難しいんですけど、緊張の度合いも全然日によって違って。1回すごい緊張して、例えば、歌詞が一部飛ぶとかギターのコード間違えるとか、何かしょっぱなでつまずいたりすると、すごいお客さんの目とかライブハウスの人の目とかが気になって何か頭真っ白になりながらやるとか、テンパりながらやってたりとか。今日は行けると思ったらすごいノリノリでキメキメじゃないけど、カッコつけながら見せ方もちょっと考えつつ、すごい気持ち込めながら全力で歌って。あースッキリしたみたいな、終わった後。照明の熱さとかで結構汗かきながらやってて暑いんですけどステージは。毎回違う。8年ぐらいやってるんですけど、同じステージってほんまにないんやなって思いますね。

qbc:どんな音楽やられてるんすか。

イカワ:多分J-POP。ノーマルな弾き語りの、アコースティックギターのよくある感じ。J-POPに当てはまるジャンルにはなるんじゃないかなと。私自身が邦楽めっちゃ好きなんで、影響を受けてるアーティストが、今は椎名林檎さんを崇めて尊敬してるんですけど、入りがYUIさんなので。YUIさんって多分すごいキャッチーで、全人類じゃないけどほぼ皆から支持されてたような人が元々好きやった人間が、ちょっとアブノーマルな椎名林檎さんにはまったから、そこらへんが若干ミックスされたような音楽にはなってるんやろうけど、ただ、どっちも天才で、私には絶対真似できんとこがあるから、どんだけ林檎さんのこの曲みたいな曲作ろうって始めても、最終的には全然違う曲になってたりするし。それはでも、イカワマイらしさって言ってもらえる部分もあるから、よく生活の一部を切り取ったりして歌ってるんですけど。だから、J-POPやと思います多分。

qbc:性格ですが、周りの人から何て言われます?

イカワ:元気・明るい・お喋り、が基本かな。あと優し過ぎるとか、何か相談にのってるときとかにたまに言われますね。私的にはお人よしかなと思ってます、優しいみたいな面では。でも元気・明るい・お喋りは他人から見ても、私から見ても一緒やなと。あとめっちゃ人間やなって言われます。

qbc:めっちゃ人間?

イカワ:なんか人間らしさ満載やなみたいな。なんかすごいイカワ自身が人間を体現してるじゃないけど、本能で生きてるみたいなこと言ってもらうことたまにありますね。

qbc:どういうときに言われることがあります?

イカワ:主に恋愛の相談をしてるときとか、今やりたいことやってるからっていうのもあるんかな。急に行動力出て「パッ」て、何か行動に移したりすることがあって、そういうこととか、恋愛が多いかな。恋愛してるときとかに「すごい本能で動いてる感じやなぁ」って私の話を聞いてくれる友達はそう言います。これはちょっと別ですけど、私【双極性障害2型】っていう精神疾患持ってて。まだ診断名ちゃんと受けてない一番ひどい躁状態やったときに、歌いながら泣きながらライブをしたことがあって。躁状態も相まって、感情がガッて入りすぎて、そのとき友達もお客さんも「なんかいつもよりちょっとだいぶ元気なイカワが何か感情入りすぎて歌いながら泣いてる、あはは」みたいな感じやったけど、そんときに友達に「めっちゃ人間やなあ、お前」みたいなこと言われたりして。病気の症状があったから、ちょっと違うんですけど、そういう一面もあるっちゃあるみたいな。

qbc:なるほど。性格は身近な人、距離の近い人家族親友恋人、そういう身近な人からはなんて言われますかね。

イカワ:何て言われるやろ、一緒?「よう喋るな〜」とはめっちゃ言われますね。

qbc:あんま変わらないですか、周囲、自分、身近っていう。

イカワ:多分裏表作るタイプではないんです。友達は狭く深くなんですけど誰にでも割と同じ感じで接せれるんで、あとネガティブはめっちゃ言われるかな。みんな感じてるやろうし、ポジティブに見えてネガティブとか。でもその元気・明るい・お喋りは、みんな共通して思ってるかな。お母さんにはよく素直って言われてますね、素直すぎ。私の名前の漢字に「素直で良い子に」みたいな由来があるんですけど、名前通りになりすぎて「ちょっとあんたの素直すぎるとこ、なんかなー」みたいな。素直なのはいいことやけどみたいなとは言われます。

qbc:自分ではどう思います?

イカワ:めっちゃ素直やなと思います。嘘つけないんですよね、人に。優しい嘘じゃないけど、しょうもないちょっとお母さんにここは隠しておきたいから、曖昧にするとか、ちょっとした嘘くらいならつけるようにだいぶなってきたけど、それでもまだほんま嘘つくの下手くそやなって思うことが多くて。基本多分嘘つくのがすごい苦手っていうか何か後ろめたくなっちゃうからあんまり嘘もつかれへんし。嘘言ったり、別に言わんかっても別に穏便に済むというか、言わんかったら私のイメージ悪くならへんのに言っちゃうせいで、何か自分で自分のイメージ下げてない?みたいなところとか。何でも喋っちゃう。喋らな気済まないみたいなところがあるなって。プラスに捉えてるけどマイナスにも捉えてる部分はあります。元気やし明るいけどやっぱり躁鬱もってるから、鬱になると、何か別人じゃないけど、基本人と会って話すの好きやし喋るのも好きやし、春にうつ抜けして、だから電車もあんまりしんどくなくなったんですけど。基本車を自分で運転してて、今は車なかったら全然電車で行けるけど、抑鬱状態のときは、極力電車に乗りたくないとか、決まった人にしかできるだけ会いたくないみたいな心の状態になって。家から出ない・ドラマをひたすら見るっていう状況になるから、録画めっちゃ溜めてるやつ見るとかそういう症状でしかないからしゃあないというか、みたいなとこはあります。でも根は元気で明るいしお喋りやと思います。

qbc:趣味っていうのは別に音楽以外にあるんでしょうかね。

イカワ:最近、映画にはまってます。それもこんなことインタビューとかで言っていいかわかんないですけど、私障害者手帳も持ってて。それもずっと最初取得するまで抵抗あったんですけど、いろいろ割引になるんですよ。障害者割引は精神障害者も適用されるから、それがいいかもと思って。よくない考え方かもですけど。私、今は映画館とか行くのも好きなんで、障害者手帳取ったら映画館が1000円になるって。やったら、1人1回で大人2分の1で見れるやんみたいな、ちょっと得した気分になって最近見たい映画は映画館でなるべく見るようにしてたら、自分が抑うつ状態から救ってくれたというか、奮い立たせるきっかけにしてくれた、「BLUE GIANT」っていうジャズのアニメ映画なんですけど。それに出会って、初めて1日に同じ映画2回見たりとか、別に2回見ても大人一人分やしみたいな。元々映画館そんなに好きではなかったんですけど、2時間トイレを我慢せなあかんとか、マイナスの方で捉えたけど、やっぱ映画館で映画観ると音響が良かったり。映像の迫力とか音と映像が一緒に見せてくれる効果みたいなのに魅了されて、最近すごい頻度で映画館に映画見に行ってますね。映画に自分がこんなにハマる日が来るとは、ぐらいの。

qbc:どれぐらいの頻度なんですか。

イカワ:月1回は絶対観てます。それ言ったら映画好きな人には全然だと思うんですけど、年に数回やったから結構月一、二回は多分見てるから、まあまあな頻度で見てるかなと。お金なさすぎて、働ける状態じゃなくなって、障害年金もらってたりするんで。バイト始める前はほんまに自分の生計は障害年金だけで賄ってたから、それでもあまりにもお金ないときは、「今月は映画我慢しようか」って病院のケースワーカーさんに言われて。だから毎月ではないけど、今は余裕出てきたから、最近見たい映画が多くて。これ観たいと思ったら観に行ってパンフレットまで買ったりとか。

qbc:うんうん。

イカワ:あと、趣味は今は本読むのも今はそんなしてないけど、最近は映画のパンフレットを読むことが多いですね。今までは映画のパンフレットは買ったら買いっぱなしやって。最近はめっちゃいいと思った映画だけパンフレットを買うようにしてるから、ちゃんと帰って熟読して、「そんな背景があったのか」みたいな、帰ってからも映画をもう一度味わうみたいな。見てからもっかい見るとかするようになったり。あとは、でも趣味あんまないんですよね。

qbc:1日のうちに音楽に何時間ぐらい使ってるとかわかります?

イカワ:私本当に全然そういうのちゃんとできない人間なんで、それ自分がプレーする方ですよね。

qbc:聞くとかも含めてで大丈夫です。聞いたりとか、作曲とか。

イカワ:ほんまにバラバラですね、使う日は丸一日ぐらいのときもあるし、もうほぼ自分のことだけに使うとかになったり。でも、丸一日はあまりないか、一日の半分以上仕事。お昼に起きてご飯食べてそこから夜まで。気づいたら夜ぐらいの感じなんですけど。私、1軒家に住んでて、家ルールで夜の12時までギターと歌うたっていいよっていうルールがあるから、部屋やったら。12時がタイムリミットなんですけど、それ以降やりたいときはアコギより音が響かへんエレキギターをアンプ繋げずに弾いて、曲作ったりとかもたまにしますけど。
最近は9月15日にワンマン控えて(コロナになって11月2日に延期になりました!)カウントダウンの動画を44日前から毎日告知動画みたいなのを、30秒とか60秒とかのショート動画を作ってて。最近は結構すぐ作れるようになってきたけど、ストックを夜中に作ったりするけど、それを作ってる時間が1日で多いかな。音楽のための時間っちゃ時間やけど音楽は実際やってないみたいな。聞くときは電車とか車のときはもう絶対ずっと聞いてます。

qbc:なるほど。最近よく聞いてるのって何かあります?

イカワ:音楽ですか。ほんまに最近なんですけど、椎名林檎さんが、Sexy Zoneに提供した「本音と建前」っていう曲があるんですけど、それのミュージックビデオが最近公開になって。ちょっと公開日後すぐは聞けてなくて。ただ今のドラマ「ウソ婚」の主題歌やからドラマは見てるんですよね。Sexy Zoneの菊池風磨くんが出ててめっちゃ良くておもろいんですけど、それでも聞いてるからいいやと思って聞いてなかったけど、ちゃんとミュージックビデオのYouTube Ver.やからショートバージョンなんですけど、それでしかSexy ZoneまだCD販売もしてないから、その曲を聞くすべがなくて。なんか昨日とか1日それずっと流してましたね。

qbc:音源で聞いてるってことですかね。

イカワ:車とかでやとYouTubeも流しっぱなしやし。家で作業しながら流しっぱなしだったりちゃんと映像を見てみたり、色々なんですけど。なんかSexy Zoneにはまりそうみたいな。ハマるんかな?これ。でもこれ林檎さん提供やから私聞いてるよなとか。最近ちょっとSexy Zoneの曲が私の好きなアーティストが提供してたりとか、iriさんっていう女性のアーティストの方が提供した曲もドラマの曲やって、それもいいなと思ってちょっと聴いたけど、やっぱり「本音と建前」は林檎さん節がきいてるからかその曲がすごいかっこよくて。なんかSexy Zoneってみんな歌うまいんですよ。新発見とかあったり、あとは、ほんまに日本の曲ばっかり聞くし洋楽もあまり聞かないんですけど、この前韓国に行ってきてたまたま街で聞いた。(G)I-DLEっていうK-POPのアイドルかな、の「Queencard」って曲あるんですけど、それがめっちゃかっこよくてドライブにちょうど合うから、それにハマったりとか。後はもう基本ずっと林檎さんの東京事変と椎名林檎のプレイリストがあって、そこに林檎さんが誰かに提供した曲、Adoさんとか高畑充希さんとかも全部入れてるプレイリストがあるから、それをシャッフルして聞くとか。今日はYUKIちゃんの気分とかやったらYUKIちゃんずっと聞くとか。なんか結構ちょっと偏食な部分あるから、最近ちょっとそれよくないなと思って、できるだけ全曲シャッフルで聞くようにしてるんですけど。

qbc:YUKIも好きなんですか。

イカワ:YUKIも好きで、YUIも好きです。

qbc:はいはい。なるほど。

イカワ:YUIはもう覚えてるんで。

qbc:なるほど、掘る行為がもういらないんですね。

イカワ:たまにね、ORANGE RANGEもYUIを聴いてた時期に聞いてたんですけど、ORANGE RANGEはちょっと再熱してて。ORANGE RANGEは最近ちょっとこれ聞きたいなと思って聞いたりとか、カラオケしたりとかするんですけど。だから、YUIとかORANGE RANGEとかは全曲シャッフルに入れてるから流れてきたら懐かしいみたいな気持ちで聞くぐらいの。たまにあの曲聞きたいと思ったら、それ探してかけることが多いかな。林檎さんのいろいろと、YUKIちゃんだけずっと聞いておきたいみたいなとか。気分的に今日はYUKIの気分、たまにaikoの気分みたいな、そういうのが私の中で何かあるみたいでどうやら。でも基本林檎さんの気分なんですよ。なんでかわからないですけど、どんな気分でも聞けるんです、林檎さんは。みたいな感じで好きなときに自分でちょっとチョイスしながら聞いてます。林檎さんの気分やったら林檎さんでシャッフルして、聞きたくないっていうか、今は違うみたいなのは飛ばしてって感じの聞き方です。でもちょっと前までもずっと聞いてる曲とか、それこそ高畑充希ちゃんの舞台に提供した「青春の続き」って言う歌があってそれにめっちゃハマって。私、はまったらそればっかりなっちゃうから、それを何回聞くねんっていうぐらいずっとエンドレスリピートして、みたいなことをしますね。

qbc:音楽って聞いてるとどんな気持ちになります?

イカワ:泣いたりします。

qbc:曲に影響されるっていう意味ですか。

イカワ:曲の中身を汲み取って共感したときに、それがわかるみたいな、ちょっとぐっとくる、心をつかまれたときかな。

qbc:悲しい歌っていう意味ではなく?

イカワ:切ない歌が多いかも。切ないときとか自分がすごい悩んでることに対して、「そのことを歌ってくれるんですか」みたいな。1回東京事変の新曲をテレビで初めてお披露目します、今までどこでも披露してませんっていう曲があって、「原罪と福音」っていう曲なんですけど。それをFNS歌謡祭かなんかでテレビ初披露ですってなったときに、テレビとかMVとかいつも歌詞テロップが右上に映画の字幕みたいな感じで東京事変とか林檎さんのときは出るんですけど、一文目が「どうして生きるのか」やったんですよ。それがちょうど12月ぐらいだったんすけど、そのときすごい生きるのしんどいときやって。でも、私からしたら東京事変の曲とか林檎さんの新曲を聞けた瞬間に「生きててよかった」と思ったり、これがあるから生きていけるんやなって毎回思わせてもらえるツールでもあったから、「また新曲聞ける嬉しい楽しみ!」みたいな気持ちでテレビ見てたら、その一節から始まっちゃったから、その瞬間めっちゃくちゃ涙腺崩壊みたいな。なんかそれでずっと泣きながら林檎さんを聞くとか、カラオケで自分で歌ってても歌詞に泣いたりとか。歌詞に弱いです。特に生死のことについてよく歌うから何かそれは私もよく考えたりするから、泣けますね。

過去:心の救いがギターやったというか、中学生時代は。どんだけつらくても私ギター弾けるしみたいな。謎に強気になれる武器みたいになってて。

qbc:過去について聞いていきます。子供の頃はどんな子供でしたかね。

イカワ:おてんばで、これはちょっと言われたからちょっと私がとらわれてるみたいなとこあるけど、ちょっと自己中心的なとこもあって。でも基本、元気でよく喋る。ちょっと偉そうなというか、生意気な子供だったと思います。

qbc:生意気ポイントっていうのは?

イカワ:友達に偉そうに指図するとか、いつ頃からかは忘れたんですけど小学校低学年のときから結構そういう節が所々で見受けられたみたいで。後から聞いた話でお母さんが小4のときの担任にちょっとそういうとこあるから気をつけて見といてあげてくださいって言われたらしくって、先生とお母さんの面談で。それが後の小5のときに仇となるんですけど、お母さんが私に忠告せずに進んでいったから。

qbc:なるほど。

イカワ:まあ、でも基本的におてんばな元気な、好奇心旺盛な子供だったと思います。

qbc:なるほど。どんな遊びしてました?

イカワ:ほんまに普通の、はないちもんめとか。普通じゃないんかな、鬼ごっことかケイドロとか。子供がやるようなことを何でもやってましたね多分。基本運動神経はないんですけど、うんてい頑張ったり、鉄棒とかはできたから鉄棒とか縄跳びとか。あと、ローラースケートとか一輪車とかめっちゃやってました。お母さんごっこ、家族ごっことか、もっと小っちゃいころやったら、おままごと。マンションに住んでたのもあって、いつもお母さんごっこやろうって言って、皆お母さんなるやんってなって。私がお母さんするってじゃあ、誰が何すんねんみたいなようわからんことがあってもう帰ろうとか言って怒って帰ったりとか。気が強かった!そんな感じで、いろいろな遊びをしてたと思います。

qbc:外遊び中遊びうち遊びって言ったら?

イカワ:ええ〜。どっちが多かったかな。小学校は大体外遊び。たまに友達ん家行くとか。高校はほとんど部活やってたから、中学校はよく友達ん家とか行ってたかな。中学校ってどうやったっけな、記憶ないな。あ、でも外で喋るとか多かったかもしれないですね。お互いの恋バナするとか、でもたまに、ゲーセン行って近所ですけど、プリクラとかよう撮りに行ってました。

qbc:住んでいたところの風景とか、どんなところでしたか。

イカワ:もうずっと同じ、大阪の富田林市っていう、すごい南の大阪でもこんな田舎あるんやぐらいの、それの山寄りに住んでるんで、より田舎なんですけど。富田林市内で2回引っ越してて、最初は坂の上のなんか富田林ではまだちょっとましじゃないけど、閑静な住宅街みたいなとこ住んでて。その次は府営住宅、で今の一軒家。どんどん山寄りになってちょっと離れたんですけど。今の家と前の家はチャリで10分ぐらいの距離なんですけど、校区は変わるみたいなところに住んでて、すごい田舎で育ちました。

qbc:大阪市、梅田まで何分ぐらいですかね。

イカワ:梅田1時間ですね。

qbc:あー、でも1時間かかるのか。

イカワ:ドアトゥドアで1時間ちょいとか。天王寺が一番近いんですけど、天王寺までが40分かかるんですよ。乗る電車にもよりますけど、でも40分前後かかるから、それ乗り越えないとどこにも行けないんで、市内に行くのは昔からハードル高いですね。

qbc:家族、どんな家族でした?

イカワ:母、父、弟の4人家族で、昔はお父さんがすごい私に当たってくるから、しょっちゅう私がちょっと悪い、ほんまに大したことないそこまで怒らんでええやんみたいなことでめっちゃ怒鳴られたりとかはしてて。そのときは母も専業主婦やったから、ほんまにめっちゃ怒鳴りすぎてやばいときはパパにキレて、基本お母さんが強いから、ママがパパに怒ったら、パパは退く。でもお母さんが働きだしてからは、さらに母最強になったから、今はもう完全に上下関係で言ったら母父私というか、母私父というか。(笑)でも仲良いと思います。お母さんが旅行好きで、いろんな旅行先にママとパパ2人で行ったりとか、私とお母さんで行ったりとかするんで。前に父と2人でも映画観に行ったりとか、なんか地元で済む買い物にふらってちょっとついてきてもらったり。買い物って言ってもドラッグストアとかですけど。それなりに思春期ぐらいの感じで私がお父さんのことを面倒くさいなと思ってる時期と、なんか今はまあいっかみたいな。よく喋るようになりましたけど、差が激しいです、お父さんの機嫌によって変わります。でも基本はまあまあそれなりに仲良いんじゃないかなと思いますね、友達の話とかやっぱり聞くと。

qbc:学校生活ってどんな感じでした?高校生ぐらいまでの

イカワ:小学校4年まではもうほんまに好きなように友達と遊んで。ちょっと自分の思い通りにしたいっていう節があったんかな、気の強いところがあってよく口喧嘩はしてたと思うんですけど。小5のときにいじめられて、何かちょっと不登校予備軍ぐらいまであんまり学校行ってなかったんですけど。そのときの小5の担任の先生に、私対8人ぐらいいるんですけど女子が。8人の女子と話し合いの席を設けてもらって、先生が私じゃなくて8人の味方やったんですよね。その先生に「イカワさんは自己中やねん」って言われて、私そのとき意味わからへんくて、自己中っていう言葉が(笑)正月にその言葉を持ち帰っていとこのお姉ちゃんに「自己中ってどういう意味?」ってこっそり聞いたら、「自己中心的っていう意味やで」って言われてショックを受けるみたいな事とか。先生そんなひどいこと私に言ってたん、みたいな。もうその先生嫌い知らんみたいな。でもそれはもう終わるしと思って。小6で良い先生に当たって、なんか知らんけど仲たがいしてたはずの子とまた仲良くというか、なんか普通に友達に戻ってた。私はまんまとそこに戻って仲間に入れてもらったんですけど。楽しく卒業したと思ってたら、中1に入る前の春休みに、メンバー変わってるんですけど7〜8人ぐらいで急に私の家にピンポン押しにきて、お母さんが「なんかえらい友達来てるけど約束してんの?」みたいな、「いやしてない」とか言ってて。とりあえず家出て、どこ行くんかなと思ったらなんか行き先も告げられずにただ歩き出すから、ほんまにどこ行くねんと思いながら話されるのを待ってたら、みんなが私に対する不満を言うだけの会みたいな。歩いて1時間ぐらいかかるジャスコがあるんですけど、ジャスコまでひたすら私に不満ばっかり言うみたいな。ジャスコのマクド入ってもマクドの中でも不満言われて、帰り道も言われて途中で終わって、もう終わりみたいな。で、最後にまた近所のスーパーのゲーセン行ったと思えば、ある女子から「何でそんな平気な顔してここおれんの?」みたいなことを言われて。えー意味わからへんみたいに私もなって、「じゃあ帰るすいません」みたいな感じで帰ったり。家帰ってぼろ泣きして、中学校不安みたいな。

qbc:うんうん。

イカワ:中学校でバスケ部に入りたくて、何か月か入ってたんですけど、そこにいじめてきたやつというか、言ってきたやつらのボスみたいなのがおって。その子はその子でお姉ちゃんもバスケ部やったからめっちゃ先輩に好かれてたんですよ、かわいがられてたというか。そんなんもあってなんかもう入る隙なくて、もうちょっと人間関係いろいろ面倒くさいってなっちゃって、先生にうまいこと言って辞めて。で、吹奏楽部に入って、最初はお喋りやし気が強いのは治ってなかったから、吹奏楽部でもちょっと嫌われてたけど何とか取り戻して、楽しく吹奏楽部生活を終えて、基本吹奏楽部ってギスギスしてるからあれですけど。その頃ぐらいからギターに憧れだして、

qbc:中学?

イカワ:あ、全然違う。小6のときのお年玉でギターを買ったからずっとギターをやってたんです。心の救いがギターやったというか、中学生時代は。どんだけつらくても私ギター弾けるしみたいな。謎に強気になれる武器みたいになってて。淡々と弾くだけで、ギター弾けるようになってきてたし習いにも行ってたから、中学校のときから軽音部があれば軽音部入りたいって言ってたけど、無いから友達と軽音部作ろうって話してたけど、顧問の先生が見つからんから諦めて。私はもう高校では絶対軽音部でに決めるって決めてたから、学力との兼ね合いも見て、軽音部がちゃんと盛んなところと思って選んだ。最初第1志望じゃないとこに行ったんですけど、結局。先生からも入ってからもしんどいかもよ、そこやったらって言われて行ったらそこの軽音部がめっちゃ当たりやって。

qbc:高校の。

イカワ:中三ときはクラスがすごい楽しかったから、唯一中学校で楽しい1年で、あと体育祭とかもめっちゃ楽しんで。中二と中三の担任の先生が美術の先生だったんすけど、その美術の先生が私のことを2年3年で見てくれてたから、私のそういうところを何とか改善しようとするのを一緒に頑張ってくれたりとか、私のことを気に入ってくれてるじゃないけど、なんかちょっとひいきしてくれてる先生がもう1人いて、その先生たちのおかげで更生じゃないけど、立ち直ることができて。明るい気持ちで高校行って、絶対部長になるぞって思いながら頑張って、結局部長は自分らの多数決が何かで決めたから、私が部長風を多分ブイブイ言わしてたというか吹かせたかなって思うけど(笑)なんか私だけがすごい軽音部に対する熱が異常やったから、みんなにちょっと引かれてたんちゃうかなと。でも、そんな感じで楽しく、高校は3年間軽音部に没頭しました。

qbc:そうっすね。

イカワ:それで、その中学3年の担任の美術の先生が卒業のときにイカワは何かしらのデザインの進路が向いてると思うよみたいな言葉を残してくれてデザインに繋がったんです。

qbc:ギターを買った理由って何だったんですかね。

イカワ:YUIに憧れてです。

qbc:何歳ぐらいの時に?

イカワ:小3のときにはもう好きでしたね。CHE.R.RYが流行ったときにはまったんです。CHE.R.RY聞いて、そっからもうTSUTAYAに通いまくって、お母さんに頼んだり自分の小遣いとかで今までのCDとかめっちゃ借りたりして、初めて買ったCDもYUIやったんです。

qbc:どこがどうよかったって、何か覚えてらっしゃいます?

イカワ:直感。

qbc:そうですよね、小3ですしね。

イカワ:でも平井堅やORANGE RANGEも好きやったし、そのジャンルを聞いてた中でYUIってちょっと違うというか、洗練された声に、すごいうまいギターがメインで、もちろんバックバンドも付いてるけど、洗練された音楽やったんかな、私にとったら。ガチャガチャしたやつじゃなくて、平井堅も洗練されてるけど。なんかYUIはポップやけど洗練されててすごい。私CMで聞いて好きになるとか多かったんですけど、当時。YUIはすぐビビッ!てきて、めっちゃいいなってすごいハマって、1回もライブ見たわけじゃないんですけど。

qbc:専門学校から今までっていうとどんな感じで過ごされてきたんですかね、パーっと駆け足になっちゃうんすけど。

イカワ:専門はひたすら課題して、バイトして。めっちゃ本とか文房具とか雑貨とか、カフェもある面白いお店が今もうなくなっちゃったんですけど、そこでバイトさせてもらいながら、デザインもすごい勉強して、ひたすら課題でしたね。パッケージ専攻やったんで、パッケージデザインのこととか勉強したりして、仲いい友達2人とワイワイようわからんふざけた遊びとかしてたけど、あんまり遊ぶ時間は普通よりない。もっとみんなが思ってる専門学校のイメージよりかは多分忙しくなくて。夏は合宿とかもあったから楽しく過ごしてたけど、オープンキャンパスの学生スタッフとかもやらせてもらったから、結構専門学校でできることはいろいろやってたけど、基本なんか忙しかったかな。専門の途中から1人でシンガーソングライターやるぞと思って。バンド組みたかったけどバンド組めなかったんで、とりあえず1人でいいやみたいな、やらな20歳になっちゃうと思って、19歳なってすぐぐらいにステージ立ち初めて、そこで専門でも音楽やってるイカワマイみたいな、デザイン学んでるけどみたいな感じになって。

qbc:作曲とかそういうのって?

イカワ:作詞作曲はもう中学校からやってて。そのきっかけはお父さんに、私がそういうのを目指してるんかみたいな話になったときに「とりあえず何か見よう見まねで曲でも作ってみたら?」みたいなことをさらっと言われて。あ、曲って自分で作っていいんかみたいな、棚から牡丹餅じゃないけど、そんな発想なかったなみたいな。お父さんって結構そういう発想をくれる人で。最初はYUIの歌詞カードとかをめっちゃ読んで、中学校の頃なんて恋愛の歌ばっかりでしたけど、とりあえず日記みたいな歌詞を書きまくって何か歌詞いいかもと思ったらちょっと曲に乗せてみたりとか。ちゃんと歌にできるようなったのは中1か中2か、それぐらいだったかな。日記をつけるのがずっと日課にあったんで、今でも一緒ですけど日記と歌詞帳が一緒になってて。今やったらiPhoneあるから、何か残しておきたい言葉は全部メモアプリに残してたりとしながら。当時はもう全部メモ。ちょっと紙に書いて残しといて家に帰ったら日記にも書き写すとか。結構アナログ人間なんで、そんな感じで今でもペンとノートで、曲は書いて、歌詞から書いて後で曲をつけることが多いかな。最近打ち込みとかも始めたんでいろいろやってますけど、そういう感じのスタンスで曲作りはしてますね。

未来:そのとき自分がどういう状況かもわからへんし、もしめっちゃ売れたら売れたで状況変わるし、全然売れてなかったら売れてなかったで状況変わるから、現状維持やっても状況変わるから、そのときでいいかなーと。

qbc:ありがとうございます。未来についていきたいですけども、5年10年、30年、40年、最後死ぬっていうところまでちょっとイメージしていただいて、どんな未来っていうふうに今考えてらっしゃいますかね。

イカワ:シンガーソングライターやってるから、どっかでは売れたいし1回はMステ出てみたいみたいな、野望じゃないけど思ってて。そういう気持ちもちゃんとあるけど、普通に私めっちゃ子供好きなんで、ちゃんと結婚して子供も欲しいっていう気持ちもあって。結婚して、音楽どうのこうのとかはそのときでいいかなぐらいの感じで考えてて。そのとき自分がどういう状況かもわからへんし、もしめっちゃ売れたら売れたで状況変わるし、全然売れてなかったら売れてなかったで状況変わるから、現状維持やっても状況変わるから、そのときでいいかなーとは思ってるけど。私今、髪の毛ピンク色なんですけど、服も好きでカラフルな服とか多いけど、おばあちゃんになってもそういう自分でいたいなって思います。

qbc:うん。

イカワ:ポップなおばあちゃんじゃないけど、髪の毛好きな色にして、音楽もできるんやったらやって、好きな服着れる母親になって、おばあちゃんになりたいなとやんわり思いますね。

qbc:うん。

イカワ:でもなんか、いつ死ぬかわからんって思いながら生きてるんで私。今死んでもいいやって、できるだけ思えるようにしてます。今死んでも何かやりたいことやってるって言えるように、できるだけするようにはしてます。運転とかもするからひょんな事故で死ぬかもしれないし、結構歩いてるときとか横断歩道を渡るときとかも今こういう方向から急にスピード違反のクルマ飛び出してきたら私死んじゃうよなとかよく考えて、よくないけどこの思考は、元気でもうつでも関わらず考える。うつのときはよく考える、特に。こういうおばあちゃんになりたいっていうビジョンはちゃんとあるし、子供も欲しいし結婚もしたいと思ってるけど、そういうことも考えてます。マジでいつ死ぬかわからんしな、ぐらいの。

qbc:イカワさんにとって音楽はどんな存在ですかね。

イカワ:どんな存在……心の救い。いつでも隣にいてくれてる存在かな。たまに悩みの種になるときもあるんですけど。聴く分でも作る側の部分でも、救いになってる部分がほとんどだと思います。幼稚園のときからピアノやってとかいうあれがあるから、ずっと音楽と二人三脚で生きてきたみたいな気持ちはあるから。あってよかったね、音楽がこの時代にって思ってますね。音楽なかったら私どうなってたんやろうって思うことあるから。

qbc:もしもの未来の質問っていうのをしていて、その人を構成する大事なものがなかったらっていう質問があるんすよ。もしも音楽がなかったらどうなってたと思います?

イカワ:小5の時、8階に住んでたんですけど、ベランダからずっと下見て、落ちて死ねたら、今すごい楽になれるのになっていう瞬間があったんですね。でも、あの時はお母さんのことを考えてやめたから、どうなんやろう。それでもやっぱり小5のいじめられてた時期はYUIの曲にすごい助けられてたから、音楽なかったらちょっと死んでたかもしれないっすね。あと今何やってるかもちょっとわかんないですよね、音楽やってなかったら何やってんだろ。シンプルにグラフィックデザイナー頑張ってるかもしれないですね。

qbc:リアルに打ち込めます?音楽ほどのめり込めるというか、

イカワ:いやあ、フリーランスにならんと会社に勤めてるかもしれないですね。楽な方を取るというんじゃないけど。今実際、事実そんなにフリーランスとしては何かうまいこといってないんで。やったら普通に会社員でボーナスがもらえるような会社行った方が、会社も会社でいろいろあるから大変なのわかってるんですけど。でも今でもグラフィックデザイナーのこういう会社に入ってみたいなとか、たまに思うことがあるから。そこに挑んだりとか上京したりはしないかもしれないですね。そっちの意味では、今状況はお金がないからしてなくて、会社員やったらもっと気楽に上京できたかな。

qbc:そしたら、またもしもなんですけど、悪循環とかだったり自分が何かに依存しちゃってたりとか、何かそういう良くない状態があったとして、それから回復していったとするならば、自分のどんな考えがプラスに働いたと思います?

イカワ:ちょっと、全然理解できてない。

qbc:何か悪い状態があったとしますと。そっから回復していく、そのときに何か自分のどういう考えが役に立つと思います?

イカワ:今の自分に持ってる力ってことですよね。

qbc:そうですね。新たに手に入れるものでもいいと思うんすけど、

イカワ:でも今持ってる力やったら、いつ死んでもいいとか思ってる割に生きることに執着してる部分は多分あると思うから、その生きるっていう執着心なんかな。なんか難しい、躁うつとかもないとかってことですよね。

qbc:いや、どこまでかっていう感じですよね、良くなるっていうのが。

イカワ:躁うつって完治がないって今言われてるから、薬飲まずに自分で感情コントロールできるようになるのが寛解って言われてて。だから私今完治すると思いながら生きてないから、寛解できたらいいなぐらいに思ってるから、なくなれば嬉しいなと思うけど既に諦めてしまってるから難しいです。でも、魔法じゃないけど明るさとかが何か働いて、明るく元気に普段通りやってたら悪いものがいつの間にか消えてったみたいなもしもが起きたら嬉しいですね。

qbc:イカワさんの一番これやって楽しいっていうのはどんなときですかね。

イカワ:楽しい。

qbc:そうですね。

イカワ:やっぱり大好きな友達としょうもないことをしてるときですかね。

qbc:なるほど。

イカワ:音楽ももちろん楽しいけど。あと何年かに1回、急にどうやって作ったか覚えてない曲ができるんですよ。何でこの歌詞かけたんやろうとかの瞬間とか面白いし楽しいですかね。

qbc:なるほど。何でできるかね。

イカワ:わかんないんです。日記を見るんですけどその前後の。なんかでも多分突発的に勢いで書いてるから、アドレナリンみたいなすごい出てて、ブワーって歌詞書いて30分ぐらいでできるみたいな。ちょっとわからんけど、歌詞は何か途中まで書いて、書き出してから30分とか、構成までざっくり全体の流れが見えるのがあるんです、たまに。最近ちょっとないですけど。そういう曲って大概受けるんですよ。カッコイイって言われたり、これ好きっていうこと多くて。ありがとうございます、私も何でできたかわかんないですけどね、とか言って、誰もわからんみたいな。

qbc:なるほど。

イカワ:そういう自分でもようわからんもんを自分から生み出してる状況って面白いなって思います。デザインでもそうなんですけど。

qbc:時間も差し迫ってきてはいるんですけども、恋愛の話は特にしなくても大丈夫ですか。

イカワ:恋愛の話ですか。

qbc:ポイントポイントで言ってたんで。

イカワ:もう幼稚園に入る前から、常に好きな人がいるようなタイプでした。

qbc:なるほど。

イカワ:中学校の時にずっと2年ぐらい好きやった子がいて。3回か5回ぐらい同じ人に告白してて。付き合えたけど結局付き合って1ヶ月で相手してもらえへんから別れたみたいなのがあって、そこから何かちょっと急に男性不信じゃないけど、男って信じられへんみたいな気持ちになって。私のこと好きって言ってくれる人が現れるまで付き合わんとこうとか思ってたら中学校の先生のこと好きになって。でもそれは叶わへんとわかってたから、また別の先生が好きな友達がいて、その子ら2人、男の子と女の子1人ずつおってワイワイ話したりしてって感じやったかな。高校1年で初めて彼氏できるんですけど、ちゃんとした彼氏。その後から今でも言われるのは見る目ないって言われます。

qbc:なんか、あるんですか。

イカワ:私が引き悪いというか、私がなんかちょっと多分変わってる人が好きやから。変わってる部分を見つけるとそこに惹かれすぎて駄目なとこ見えなくなってるとか。でも結構恋愛体質やから、何かすぐアプリやっちゃうとか、マッチングアプリ。良い人おらんかなみたいな感じでしちゃうかな。ちょっと今は割と今までに比べてあっさりしてる時期なんですけど、でも何か占い師と、根拠ないけど将来のこと見える先輩がいて、その先輩とかに「イカワは多分33とか34で結婚すんで」って言われてるんですよ。って思ったらあと6年あるからまあいっかみたいな、結構楽に捉えれるようになりまして。ちょっと前まで速く子供欲しいから早く結婚したいみたいにすごい焦ってたんですけど、音楽とか、そんなことって言ったらあれやけど、それよりも結婚して子供欲しいみたいなのがすごい強い時期があって、ちょっと自分でも困ってたけど、それにはもう囚われなくなりましたね。恋愛体質ではあります、ずっと。

qbc:なるほど。歌う原動力になってたりします?

イカワ:それがなったりなってなかったりなんですよね。

qbc:案外そうなんすね。

イカワ:活動初期ははもっとなかったです。その頃は恋愛の曲は全くって言っていいぐらい書いてなかったです。それはなんかおもんないかーって自分でも思うようになって。昔オーディション受けに行ったとき、「なんで恋愛の歌をかかないの?」って言われたときにうまく答えられんくて。「みんな書いてるから自分が書かなくてもいいかな」みたいなこと言っちゃって、何言うてんねんって自分でも思ってたけど。やっぱり恋愛の歌って比較的共感されやすいし、私の恋愛観でいいんかわからへんけど、でも私が歌うからしゃあないわなって思いながら、ちょっと恋愛の歌かいたりはするようになりましたね。でも、愛と生活って言ってますね、自分の歌のことを。愛と生活を歌ってますみたいなこと言ってます。恋愛も含め、大きく括って愛って言ってます。

qbc:最後の質問はですね、最後に言い残した事で、振り返って独り言みたいなものでもいいし、読んでいただいてる方のメッセージでもいいんですけれども最後にいい残したことがあればお伺いしております。

イカワ:全然この話で歌うデザイナーってことが伝わってないと思うんですけど(笑)シンガーソングライターとグラフィックデザイナーをやっているイカワマイっていうのが歌うデザイナーで、それをやってるのがイカワマイっていう1人のアーティストとしてやってます。これはイカワマイのインタビューとして見てもらったら多分面白いかなと思うんで、今の活動をこれ見て気になってくれた方は、カタカナでイカワマイってGoogle検索してもらったら、SNS各種もその他もほんまにいろいろ出てくるんですね。気になる人はそれ見てもらえたら嬉しいですって感じですかね。全然なんかほんま歌うデザイナーのことインタビューして欲しいですって言いながら全然何も喋られへんかった。

qbc:ありがとうございます。

イカワ:はい、ありがとうございます。

あとがき

私qbc、いまだに音楽聞きながら泣くんですよね。
音楽だけが幸せになる道のりなのかもしれない。

【インタビュー・あとがき:qbc】

【編集:komima】

#無名人インタビュー #インタビュー #自己紹介 #音楽 #大阪

マガジンで過去インタビューも読めますよ!

インタビュー参加募集!

この記事が参加している募集

#自己紹介

230,268件

いただいたサポートは無名人インタビューの活動に使用します!!