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アナログゲームマガジン

あなたの世界を広げる『アナログゲームマガジン』は月額500円(初月無料)のサブスクリプション型ウェブマガジンです。 ボードゲーム、マーダーミステリー、リアル体験型ゲーム、TRPG…
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【はじめに】アナログゲームマガジンご案内

ご覧いただき、ありがとうございます。 あなたの世界を広げる『アナログゲームマガジン』は月額500円(初月無料)のサブスクリプション型ウェブマガジンです。 ボードゲーム、マーダーミステリー、リアル体験型ゲーム、TRPG、LARP、ツイクスト、将棋。各ジャンルの専門家が、他では読めない記事を連載しています。アナログゲームの世界を幅広く紹介し、あなたに新しい趣味を紹介します。 購読のご案内購読は『アナログゲームマガジン』のトップページからお申し込みいただけます。2021年3月

『ことば探偵』のaha!体験

『ことば探偵』がスタートしました。マガジンハウスの『GINZA』WEBで平日毎日更新。 穴あきの言葉の穴を埋めて単語を見つけるパズルです。 ことば探偵は、3つの野望のもとに作ったコンテンツです。 新聞に掲載されているクロスワードパズルや、The NEW York TimesのWoodleのような日々のなかでちょっと楽しむコンテンツをつくりたいと考えて、つくりました。 あいうえお表の文字をクリックして、文字が埋まればどんどん開いていって、すべての言葉が現れたらクリアです

エモーション・ストーリーメイク・ゲーム『ジャーナリング・オブ・ザ・デッド』メイキング

エモーション・ストーリーメイク・ゲーム『ジャーナリング・オブ・ザ・デッド』を制作している。2024年秋のゲームマーケットで頒布開始する。 やー、長くかかった。2018年にストーリーメイクなゲームを出そうと考えていたので少なくとも6年はかかっている。 考え始めたのはもっと前だ。 そもそも、「何らかのルールがあって物語を作っていく」ということに興味があった。 『フィアスコ』 『スケルトンズ』 『ダイアレクト』 などが与えてくれる体験にわくわくした。 もちろんTRPG

ポーカーのミックスゲームのすすめ

 ポーカーという言葉は特定のゲームを指したものではなく、共通の特徴を持つトランプゲームの総称です。その特徴とは、「手札で指定された役(ワンペアやフラッシュなど)を作り、その強弱で戦う」こと。これさえ守られていればどんなゲームでもポーカーです。  ポーカーの世界的な主流はテキサスホールデムです。2枚の手札と5枚の共通場札を使って役を作ります。シンプルかつどこまでも奥深い、とても面白いゲームです。ただ、もうみんな上手すぎるんですよね。勉強素材がネットに山ほどありますし、GTOとい

令和版粋なゲーマー養成講座:ダークサイド12:TRPG選民主義とライフ・スタイル格差

解説:昔々、だいたい25年ほど前、エンターブレインのTRPG専門誌『ログアウト』で連載していた『粋なゲーマー養成講座』の続編的な何か。今回は、オンライン・サークルのクラスター間格差に関し語り合います。一応、ライトサイトの続き。 文:朱鷺田祐介 イラスト:田中としひさ ようこそ、私の研究室へ。 TRPGも半世紀の歴史を経て、プレイ集団ごとの差異が拡大した。どのゲームをどのようにプレイし、プレイヤー集団の背景、例えば、経済的な能力、文化傾向、年齢性別などの集団的な個性が拡大し

LARPにおける没入と覚醒のスイッチとは何か

この記事は『アナログゲームマガジン』に連載している記事の一つであり、途中までお試しで読むことが出来ます。月額500円(初月無料)の『アナログゲームマガジン』を定期購読いただくと、我々以外のライターの記事も、購読期間中は読み放題となっております。あわせてご検討ください。 今回は、LARPにおいて大事な、没入と覚醒について視点を当てる上で欠かす事の出来ない「スイッチのためのツールやテクニック」について、お話します。 はじめに LARP(ライブアクションロールプレイング)は、

『ボードゲームよもやま話』とくに書くこともなく

いつものように、この記事は『アナログゲームマガジン』の連載の一つとなり、記事途中までお試しで読むことが出来ます。月額500円(初月無料)の『アナログゲームマガジン』を定期購読いただくと、わたし以外のライターの記事も、購読期間中は読み放題です。あわせてご検討ください。 ■はじめに 今回はあえてnoteで書くまでも無いけれども、日々なんとなくボードゲームについて思いついたり思っている話をつらつら書いてみようと思います。なんか、noteとして一本作り上げるほどの考えでもなかったり

ゲーマー歴37年のダンジョン紀行#39 『ダンジョンアニメ最盛期?』

▼『ダンジョン飯』、観ましたか。 今回は気軽に読める日常コラムになります。  近年、ダンジョン小説や漫画が原案となりアニメ化されているダンジョン作品を見掛けます。実際、昨年調査した『ダンジョン小説』で見た名前はことごとく漫画化・アニメ化されています。また、商業発漫画作品も多くアニメ化がなされています。2024年現在も『ダンジョン飯』、『ダンジョンの中の人』など、商業ダンジョン漫画が原作のアニメが好評放映中です。  そんな昨今のダンジョンアニメ作品を観ていて、限られた時間で描か

『EAUCHEMIN』の説明書はどう変わっていったのか 1

こちらはアナログゲームマガジンの連載「ゲームのルールの伝言ゲーム」の39回目、途中まで無料で読めます。文字数は約2,800字です。 はじめに 本連載の書籍化で非常に時間がかかりました。ほぼ完成しました。 経緯キックスターター案件『EAUCHEMIN(オーシェミン)』、目標額の1100%達成、おめでとうございます。 https://www.kickstarter.com/projects/sui-works/eauchemin 『Baladerie』に続いてSui W

【最終回(第12回)】トランプ対談(草場純✕秋山真琴)

読者の皆さん、こんにちは。秋山です。 本記事は『アナログゲームマガジン』で連載中の『トランプ対談』の第12回となります。最初から順番に読みたいという方は、ぜひ第1回からお読みください。 本記事の序盤は無料でお読みいただけますが、途中から『アナログゲームマガジン』の定期購読者のみが読める形式となります。試し読み部分で「面白そう!」と感じていただけましたら、ぜひ定期購読(月額500円、初月無料)をご検討ください。 定期購読いただきますと本記事だけでなく、わたしが『アナログゲーム

令和版粋なゲーマー養成講座:ライトサイド12:有名シナリオが回せない!

解説:昔々、だいたい25年ほど前、エンターブレインのTRPG専門誌『ログアウト』で連載していた『粋なゲーマー養成講座』の続編的な何か。 文:朱鷺田祐介 イラスト:田中としひさ ようこそ、私の研究室へ。「シナリオの回し方」というのは、TRPG初心者にとって、最初の難関である。私自身、ゲームマスターをやるようになって30年以上が経ち、多数のTRPGをデザインし、ゲームマスター入門的な本や記事も書いてきたが、ねっからのアドリブマスターで、TRPGも、自分が回しやすいツールとして

あと一勝で、タイトル戦――連載「棋士、AI、その他の話」第35回

 2024年4月22日、東京・将棋会館――  山崎隆之。誰よりも自由奔放な将棋を指し、誰よりも将棋を楽しむ棋士。あまりに豊かな発想ゆえ劣勢に陥ることも多々あるが、多彩な逆転術で勝利を積み重ねてきた。十八番の自虐トークに定評があり、ファンからの人気も高い。後輩の面倒見が良いことも有名で、若手関西棋士に力戦派が多いのは間違いなく彼の影響である。タイトル挑戦は2009年に1回。羽生善治を相手に3連敗で幕を閉じた。それから15年、A級昇級や棋戦優勝はあったものの、タイトル挑戦には届

LARPの底力:自己超越と現実へのポジティブな影響を最大限に活かすには?

この記事は『アナログゲームマガジン』に連載している記事の一つであり、途中までお試しで読むことが出来ます。月額500円(初月無料)の『アナログゲームマガジン』を定期購読いただくと、我々以外のライターの記事も、購読期間中は読み放題となっております。あわせてご検討ください。 また、本記事を公開する直前(2024年7月30日)に、WORKSIGHT様より取材を受けた記事が配信されました。こちらも併せてご覧いただけましたら幸いです。  これまでも、いくつかのインタビュー記事に応じて

『ボードゲームよもやま話』ボードゲーム購入のマイルール

いつものように、この記事は『アナログゲームマガジン』の連載の一つとなり、記事途中までお試しで読むことが出来ます。月額500円(初月無料)の『アナログゲームマガジン』を定期購読いただくと、わたし以外のライターの記事も、購読期間中は読み放題です。あわせてご検討ください。 ■はじめに 今回はゆるゆるっと自分がボードゲームを購入する時に判断しているポイントなどについて書いて紹介して行こうかと思います。 ■はじめにルールを決めておく 有名な話ですがスティーブ・ジョブズは同じ服ば