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アナログゲームマガジン

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【はじめに】アナログゲームマガジンご案内

ご覧いただき、ありがとうございます。 あなたの世界を広げる『アナログゲームマガジン』は月額500円(初月無料)のサブスクリプション型ウェブマガジンです。 ボードゲーム、マーダーミステリー、リアル体験型ゲーム、TRPG、LARP、ツイクスト、将棋。各ジャンルの専門家が、他では読めない記事を連載しています。アナログゲームの世界を幅広く紹介し、あなたに新しい趣味を紹介します。 購読のご案内購読は『アナログゲームマガジン』のトップページからお申し込みいただけます。2021年3月

これに気づいてゲームづくりがスムーズになった(『人生が変わるゲームのつくりかた』番外編)

Board Game Design Advent Calendar 2024用の記事だよ! 「これに気づいてボードゲームづくりがスムーズになった」っていうポイントがいくつかある。 それらの奥義は、体系的に『人生が変わるゲームのつくりかた』に書いた。マジで書いた。 ボードゲームのつくりかたを日本のゲームデザイナーがガッツリ書いた本ってあんまりないので、ぜひ読んでください! ここでは、本に書かなかったワンポイントを番外編的に書く。 「ゲームをつくるぞ!」ってなったとき、人は、

東京初出展の結果はどうだったのか、ゲムマ2024秋

サークル「うめゆWord Works」として、11/16のゲームマーケット2024秋に出展した記録となります。約5,400字です。 東京は初出展、累計二度目の出展です。 9/21、22の京都に本当に初出展した記事はこちらです。 京都出展の要約:『ゲームのルールの伝言ゲーム』を本にして頒布しました。多めに刷った全てを会場に送ったので、終わった後、着払い費用の痛みを知りました。 上の記事は全文無料です。是非併せてご覧ください。本記事は売上等に関しての終盤のみ『アナログゲー

LARP体験ブースの舞台裏・私たちは何を目指していたのか

この記事は『アナログゲームマガジン』に連載している記事の一つであり、途中までお試しで読むことが出来ます。月額500円(初月無料)の『アナログゲームマガジン』を定期購読いただくと、我々以外のライターの記事も、購読期間中は読み放題となっております。あわせてご検討ください。 10月の記事では、11月16日・17日に幕張メッセにて行われた「ゲームマーケット2024年秋」にLARP体験ブースを展開する旨の記事を書きました。 お陰様で、大盛況のうちに閉幕となり、ユニーク来場者数が21

投了のできない負け方――連載「棋士、AI、その他の話」第37回

「ごじゅうびょう、いち、にい……」  秒読みの声が淡々と響く。発声者はいない。それはスピーカーから無機質に打ち出されている。佐藤天彦は読み続ける。1分将棋のなか、金に当てられた竜の対処を必至に考え抜いている。やがて「きゅう」の声が流れた瀬戸際で佐藤は慌てたように竜を引いた。そして、ボタンを押し忘れた。  機械は無感情に「じゅう」と告げた。  時間が、切れた。  将棋は基本的にどちらかが投了する、すなわち負けを認めることで勝敗が決する。それはゲームとして明文化されているわけで

ゲームマーケット2024秋に出展しました

皆さん、こんにちは。ミスボドゲームズの秋山です。 恒例のゲームマーケットの結果報告です。 過去3回の出展では、何から何まで赤裸々に書いていましたが、今回から売上金額を書くことはやめました。理由は後述します。 そして、いつも通り数字がひとり歩きすると怖いので『アナログゲームマガジン』の定期購読者の方だけが読める形式です。月額の500円の定期購読をいただきますと本記事だけでなく、わたし及びわたし以外のライターが『アナログゲームマガジン』で過去に書いた全記事が読み放題になりま

ゲーマー歴38年のダンジョン紀行#42 『ゲームマーケット2024秋の新作ダンジョンをレビュー』

▼ゲームマーケット2024秋お疲れさまでした 2024年も暮れ、ゲムマの熱も冷めやらぬ内に――と思い、張り切って2024秋ゲムマのダンジョンレビューをしていこうと思います。その中には当ダンジョン紀行の処女作「ザファーストダンジョン」ももちろん入っております。ここまで4年、ダンジョン作品を触り、皆様の考えを拝見しながら作ったダンジョンゲームですが、その時勢をどのように捉えたか、そこまで見えればと思います。  さて『アナログゲームマガジン』は、アナログゲームに精通した執筆陣が集

ボドゲレビュー《賛否両論》―『祈り、働け』

■はじめに 今シリーズはボードゲームについてネガティブな視点の話も遠慮なく出していく形のレビューとなります。とはいえ、わざと悪しざまに書くというスタンスでもなく、フラットにボードゲームについて書ければという事でおこなっているものとなります。 noteの文章は非公開部分を設定できるため、ネガティブ意見について段階を踏んで緩やかに伝えられるのではないか?という事もあります。 また、このシリーズはアナログゲームマガジンの連載の一部として記事途中までお試しで読むことが出来ます。月

前例のない世界の将棋――連載「棋士、AI、その他の話」第36回

 2024年9月18日順位戦A級、佐藤天彦九段-豊島将之九段。わずか3手目にそれは起こった。先手の佐藤が2分考え、6六のマスに角を上がる。この瞬間、全ての前例がなくなった。  角換わりなどの主流戦法に対して使う者の少ない一風変わった戦法が将棋界には数多存在し、それらはひとまとめに「奇襲戦法」「B級戦法」などと呼ばれる。しかしもちろんただ相手を驚かせることを目的にしているわけではない。どの戦法にも確かな棋理があり、ロジックがあり、実現すべき狙いがある。それが間違いなく有効だと

令和版粋なゲーマー養成講座:ライトサイド13:あのゲームは怖い?

解説:昔々、だいたい25年ほど前、エンターブレインのTRPG専門誌『ログアウト』で連載していた『粋なゲーマー養成講座』の続編的な何か。 文:朱鷺田祐介 イラスト:田中としひさ ようこそ、私の研究室へ。 TRPGは非常にパーソナルな娯楽である。  ユーザーはルールブックを買い、それで学んで自らゲームマスターしたり、キャラクターを制作したりして遊ぶ。ゲームマスターとプレイヤーのコラボレーション次第でとてつもなく面白くなることも、非常に後味の悪いものになることもあり、ゆえに、一

『EAUCHEMIN』の説明書はどう変わっていったのか 2

こちらはアナログゲームマガジンの連載「ゲームのルールの伝言ゲーム」の40回目、途中まで無料で読めます。文字数は約3,500字+図示です。 前回の続きで、『EAUCHEMIN(オーシェミン)』の説明書の校正校閲エピソードを書いた記事です。 本作品が頒布されるゲームマーケット秋までに本記事をアップ、一般頒布前(2025年春?)に『デソリト』校正回もアップしたいという計画です。頑張りましょう! 内容物を定義する 読み手が最初に出会う専門用語、内容物。その扱いについてちょっと

ゲーマー歴38年のダンジョン紀行#41 『ゲームマーケット2024秋の新作ダンジョンをチェック!』(2024.11/16更新)

▼ゲームマーケット2024秋は”出る”! ※当記事に載せさせて頂いているのは「2024秋初出」の作品になっております。ご了承ください。  2024年も残り2ヵ月となりそうな10月末。皆様いかがお過ごしでしょうか? 今回は「ダンジョン紀行」も出店側。自分の準備をしながら、皆様の作品も忘れずチェックと忙しい日々を過ごしております。  と言うことで、11/16,17(土・日)はゲームマーケット2024秋です。10月の記事は例年通り、ダンジョンの記述がある作品&ありそうな作品をピッ

LARPの世界にようこそ! ゲームマーケット2024秋LARP体験エリアのご案内

今回は、ゲームマーケット2024秋「LARP体験エリア」展開記念ということで、こちらのご案内をしたいと思います。また、作るにあたっての裏話も入れたいなと思っています。 この記事は『アナログゲームマガジン』に連載している記事の一つであり、途中までお試しで読むことが出来ます。月額500円(初月無料)の『アナログゲームマガジン』を定期購読いただくと、我々以外のライターの記事も、購読期間中は読み放題となっております。あわせてご検討ください。 今回は何をやるの?さて、とはいえまだ何

ゲームマーケット2024秋気になるゲーム【全文無料】

この企画の一環です! 今回のゲームマーケット、説明書……今のところ読めていません…… そのため、ゲーム一覧やカタログから野生の本能で書いております。 10/25までの「ゲーム一覧」全て目を通しています。 ゲーム一覧に情報がないものも多く、残念です。 2人用、マダミス、TRPG、アクション、協力ゲーム、心理戦、バッティング、運要素の強いもの、ストーリーテリング、大喜利は所持したいゲームから外れるので少なく、あとトリテは多すぎて判断がつきませんでした……。 ①ガチそう ●