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【認知心理学】第一印象が大事な理由

皆様こんにちは

最近醜く太ってきてしまいました

モミでございます(´・ω・`)

人生にはモテ期が3回来ると言います

私の場合、一回も来てないのでまだ3回は消耗していないようです。そろそろ1回目を使いたいところですが、いかんせん容姿が美しくないのでなかなか難しいのです

え?中身を見るだろうって?

実は心理学的にはそれは間違いである場合が多いのです

人は第一印象がほとんどすべてなのです

それを認知心理学の面から証明して見せましょう!

2-4-6課題

突然ですが、皆様にクイズです

2 - 4 - 6

この並んでる3つの数字は、ある法則にならって並んでいます。その法則とはなんでしょうか?

ちなみに、これ初見ならかなり難しいです


ここから下は答えとなりますので、解けた方のみご覧ください

多くの方はこんな風に答えたのではないでしょうか?

「2ずつ増えるように並んでいる偶数」

「2ずつ増えている数列」

完璧にこのような回答をしたとはいえませんが、少なくとも「2ずつ増えていく」という点は皆様も共通するのではないでしょうか?

ですが、これは不正解です

応えは、「単に増加しているだけの数列」です

ズルいと思う方もいらっしゃると思いますが、これが私がモテない理由の一つなのです

確証バイアス

この記事をご覧の皆様は、はじめは「2ずつ増えていく偶数の数列」という回答が多かったかもしれません

それが間違いだと言われたら、「2ずつ増える数列」のように答える

このように、自分が先に気が付いたことや生成した仮説・信念を確認する証拠にばかり目が行くことを確証バイアスと言います

人間の認知とは、最初に気が付いたこと、最初に抱いた仮説を支持する特徴ばかりに目が行きがちなのです

これは、恋愛においてイケメンや美女が「中身の良い人」という評価をされる理由でもあります

人間は第一印象がほとんどすべてである理由はここにあります

第一印象が良い人というのは、確証バイアスによって今後もいい人という評価を受け続けることが出来ます

逆に、ここで悪い印象を持たれた方は、その「悪い印象」を支持する特徴を無意識の内に見つけようとします

帰納的推論

蛇足ですが、このような思考の型は帰納的推論と言えます

帰納的推論とは、個別の事実や事例を一般化(仮説)し、別の事柄に適応する考え方です

今回の例でいえば、「あの人は容姿が醜い」という個別の事例を、「あの人の性格は悪いだろう。人間性も醜いだろう」と、人間性という別の事柄に適応するのです

 先ほどの2-4-6課題に話を戻します

もし、初見であのような問題を出されたとき、どう考えればいち早く正解にたどり着けるでしょうか?

それは、「そこまでの仮説を確証させるのではなく、仮説を反証させる組み合わせを考える」といいのです

「2ずつ増える」という仮説を反証、つまり「2ずつ増えるとは限らない」という事を考えてみると、2-4-6-〇の〇部分は8でない可能性があります。

答えを見てみますと「単に増加する数列」ですので、「…6-〇」の〇は6.5とかでも成り立つのです

このことから、帰納的推論で仮説を立てると大事な気づきや現状を打破する理論を逃す危険性があると考えられます

第一印象が大切な理由

ここまでのお話をまとめます

1, 確証バイアスにより、最初に認知したことや考えたことは、後で認知したことや考えたことに影響する=第一印象がその後の印象を左右する
2, 帰納的な考え方により、どうしても見た目は性格に出ると考えて、見た目が悪い=性格も悪いと思いがちになる

第一印象が大切である事が痛いほどお分かりになったでしょうか?

恋人を性格で選ぶという方は大勢いらっしゃいますし、実際本人としてはそのつもりで恋人を選んでいる事でしょう

私の意見は、「人は誰しもが、意識していないところで見た目で恋人を判断している」といものです。その根拠はこれまで書いた通りです

人の内面で判断してると言いつつ、実はそんなことはないのです
だから、見た目が好印象でなければそもそも内面なんて見ようとすらしないのです

つまり何が言いたいかと言うと、私の内面見てほしいんですよ

中身で判断してくださいお願いします

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