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Unity 2D Roguelike チュートリアルを使った学習(1/14)

本稿、または本シリーズは個人の記録であり、考え方やコードの正確さは保証していません。ご理解の上、読んで頂きますようお願いします。

Unity 2D Roguelike 公式チュートリアルを学習するシリーズ PART1(全14回)

チュートリアルの概要とローグライク

Unityを使って2Dローグライクゲームを作っていきます。公式チュートリアルの内容(英語)を日本語に翻訳しつつ、自分なりの考えやまとめを記述していきます。

まず、本シリーズで開発していく、ローグライクゲームはターンベースです。そのため、「トルネコの大冒険」シリーズや、「風来のシレン」シリーズなどに代表される、プレイヤーと敵が一回ずつ行動していくものです。そして、下層を目指しつつアイテムを回収していくゲーム性です。しかし、チュートリアルで制作するのは、それらをもっと簡易的にしたものです。

・攻撃ボタンはなし
・壁に衝突したら破壊できる
・食べ物と飲み物は最低限
・ストーリーやイベントはなし

つまり、2Dローグライクのコアなゲームパートの基本を抑えるのがこのチュートリアルの目的であると理解しています。逆を言えば、この基本が分からないと2Dローグライクを開発するのは難しいかも知れません。

それではPART1の本編へ行ってみましょう。

Unity 2D ローグライク PART1「イントロダクション」

さて、本シリーズは上の公式動画や公式チュートリアルの内容を翻訳しながら、筆者から見たコードの構造や理解を述べていきます。

先に述べておきますが、Unity初学者の方にとっては設定周りの説明が多くて退屈な内容かも知れません。ある程度アセットストアからインポートした経験がある方はサクサク進めていってもらって構いません。

私が使っているUnityのVersionは2021.3.7f1です。必ずしも同じバージョンである必要はなく、安定しているLTSを選んでおきましょう。あるいは、後述のUnityチュートリアルでおすすめされているバージョンをダウンロードしましょう。

また私の環境はM1 Mac(Appleシリコン)なので、Windowsの方は適宜読み換えるようにしてください。チュートリアル自体はかなり古いバージョンを想定しているので、途中で一度プロジェクトを読み込み直す必要がありました。

まず、動画の前半(1:30くらいまで)はこのチュートリアルで作るゲームの内容をザッと紹介しているので観ておきましょう。

その後、Unityで2Dプロジェクトを新規に立ち上げ、Unity Asset Storeにて、このチュートリアルで用いる「2D Roguelike」をインポートしていきます(無料)。

このインポートはチュートリアルに必要な画像や音をプロジェクトの中に取り入れるために必要な工程になっています。

  • Unity Hubから新規プロジェクトを作成し、2Dコアを選択し立ち上げる(プロジェクト名はお任せします)

  • ブラウザからUnity Asset Storeと検索して、2D Roguelike(公式である、Unity Technologiesからリリース)を探しましょう

  • そのアセット紹介ページで「Open in Unity」と選択します

  • Package Managerが開くので、左の一覧から2D Roguelikeを選択します

  • Package Manager右側の下部にImportというタブが出ますので、そこをクリックしてインポートする

  • Warning「インポートすると現在開いているプロジェクトに上書きします」という旨のメッセージが出るので、Importを選択。その後も「Install/Update」を選択

  • インポートする素材を選択するためのウィンドウが開きます。全て選択されていることを確認して、さらにImportをクリック。

するとUnityプロジェクト内のAssetに色々と素材が入ります。

ここで注意点が一つ。このチュートリアルは非常に古いバージョンで作られたものなので、現在用いられている多くのLTS版だと、プロジェクトを次回以降開く際に困る場合があるので、これを先に解決しておきます。

やり方は簡単です。一度、Unityの上部のタブから「File」⇨「Save」を選択して保存します。その後、「Unity」⇨「Quit」で、一度プロジェクトを終了します。

そして、Unity Hubを見てみましょう。すると、先ほど作ったプロジェクトの上に黄色いマークが付いているのではないでしょうか。これはインポートした素材の想定しているバージョンじゃないから互換性ないかもよ。という注意書きのようなものです。

クリックしてみると、おすすめのエディタのバージョンが表示されるので、それをダウンロードしても良いですが、私は無視して現在使っているバージョンを選択してContinueしました。

・Unityがおすすめしているバージョンをダウンロードして開く直す
・そのまま使っているエディタを選び直して開く

いずれかの方法でプロジェクトを開き直すことができればOKです。実は先にコードをバリバリ書いた後に私のようにエディタのバージョンを無視して開くとコードが消える可能性があります(私は一度消えました)。なので、最初にプロジェクトを開き直しました。

さて、ここまでで大体、冒頭の動画の内容は終わりです。次回以降は画像素材を使って、プレイヤーやエネミーなどのアニメーションを作ったり、床や壁の画像素材に触れていきます。

まとめ

本稿ではUnity公式チュートリアルの2Dローグライクの全体像とアセットのインポートについて解説しました。

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