マシュー・バーニー

これからは自分の好きなことしかしない、と決めたら人生楽になる、と聞いて実行中。日々映画…

マシュー・バーニー

これからは自分の好きなことしかしない、と決めたら人生楽になる、と聞いて実行中。日々映画を観、酒を飲み、物思いに耽る。ただ、居る、在る、のみ。ここには、気に入った映画、応援したい映画のみ書いていこうと思う。

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こ、これはすごい! 欲しい! イッセイミヤケのバッグ『スパイラル・グリッド』

最後に買ったバッグは、CELINEの『カバ』(ダークネイビー)で、8年前。これで自分のバッグはすべて揃った、もうバッグは一生いらないと思っていた。今まで『メンズバッグ特集』があれば毎回食い入るように見たし、街を素敵なバッグを持った人が歩いていたらストーカーのごとく後をつけ回し、ディテールをガン見し、ブランドを判別できるまでゴール側FWに吸い付くBKごとく接近してたが、カバ購入後熱が冷め、完全スルー。バッグが意識に上らないので目に入らない。普通、買ったあともしばらくはしつこく見

    • カカオポリフェノール

      ほぼ毎日一袋食べてるTOPVALUの『85% cacao Black Chocolate (125g)』 85%だけあって、最初は苦かったが、まぁ、慣れた。 ところで、85%もカカオなら、さぞかしカカオポリフェノールを毎日たくさん摂ってるんだろうな〜、と思って何気にパッケージを見ると、右上に「カカオポリフェノール2.3g」の下に小さく、「100g当たり」と書いてある。えっ、つまり、85%がカカオなのに、2.3%しかカカオポリフェノール入ってないの?! 一袋ぜんぶ食べると12

      • エイリアン侵略モノ史上最高 『囚われた国家』

        久しぶりに骨太のエイリアン侵略モノを観た。今の時代にこういうSFができるとまったく思っていなかった。どうせ陳腐な話と宇宙人とのドンぱちだろうと期待していなかった。ちょうど今、2021年7月、Amazon primeで『The Tomorrow War』をやっており、テレビにWebに、莫大な広告費を投下し、街中は巨大スクリーンを乗せたトラックが大音量で走り回っている。しかしこれが、超がつくほどくらだらなかった。全ジャンルを通して、ここ5年で最も観る価値の無い映画。Amazonヘ

        • 不動の生涯ベスト10『KAFKA 迷宮の悪夢』

          7年ぶりに観た。最初は1991年に映画館で。弟と観たときの記憶は今も鮮明にある。その後、3年〜7、8年おきに観ている。今度は陳腐にみえるんじゃないか、つまらない映画と粗が目立つんじゃないか、と恐る恐る… しかし、なんだ今観たらつまらない映画だったな、と一蹴するどころか、前よりステキな映画だよ!! 映画館で観た1991年当時、生涯のベスト5くらいに挙げたと思う。それから現在に至るまで、数十年、数百本は積み上げたと思うが、しかし、この『KAFKA』は現時点でも不動のベスト10入

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        • COVID 19
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          タイムトラベルものの大傑作!『アンダー・ザ・ウォーター』

          タイムトラベルものの傑作には、『バック・トゥザ・フューチャー』などあるが、それらに匹敵するレベルの傑作。映画のタイプは両極。 残念なのは邦題。「アンダー・ザ・ウォーター」…ひどいにも程がある。ほぼ内容に関係ない。一方、原題の『QEDA』もイマイチ。代案は意味が無いが、この映画をわかりにくいという人が多い理由に、この原題であり、主人公の役割『QEDA』をちゃんと説明していないことが挙げられる。なので、できればタイトルで、難しければイントロのところででも、チラッとでも説明しておけ

          タイムトラベルものの大傑作!『アンダー・ザ・ウォーター』

          【映画】『明日への地図を探して』 (Amazon Original)

          〜陳腐な青春映画の姿を借りて時間への深い視座を与える映画〜 アマゾン・オリジナルらしい、なるべく多くの人のウケを狙いに行ったために、ただただ薄っぺらくなってしまった映画。この映画を薦められる人は、青春恋愛映画をあまり深く考えず観る人か、時間について日頃から思い巡らしている人か、どちらか。後者の視点で楽しむには、薄っぺらい映画を、深く観ようとする一層の努力が必要。そうすると、2、3周回って、考えさせられるところがあると思える、かもしれない。 日本語タイトルも失敗している。原

          【映画】『明日への地図を探して』 (Amazon Original)