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シン・エヴァンゲリオン劇場版の終劇で戸惑っていること

Facebook だとオタクネタを特に断ること無く書き込んでいるけど,それは公開レベルを友達のみにしていて,かつ友人には自分より遥かに上級のオタクが多くて共通の土台に立っているからなのだけど.

でも note はお上品なので,なにか一つ書くにしても何らかの物語と絡める必要があるよね.

僕がうつ症状の悪化で3社目に勤めた会社を退職したのが2007年の春だったか,夏だったか.2007年に横浜であったワールドコンに行った以外は,1年間ほど基本,寝て過ごしていました.そしてその1年の前と後とで,キャリアも断絶しているし,人間関係も断絶しているし,何より自分という存在がそこで一旦途絶えて連続性を失っているのです.そしてそれ以降,SFファンだったのに小説を読めなくなり,アニメにしても,新しい作品が入ってこなくなってしまったのです.

例外は,全くの新しいものだと,東北の震災のときに話題になっていたので観てみた『魔法少女まどか☆マギカ』かな.〈ワルプルギスの廻天〉期待してますけど.でもそれ以外は,『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序・破・Q』にせよ,『宇宙戦艦ヤマト2199』にせよ,その1年の前から見知っていたものなのです.

エヴァは『新世紀エヴァンゲリオン』の時はまだ病む前の28歳の時.仕組まれた子供たちの世代ではなく,葛城ミサトさんの世代.また『ヤマト』は,リアルタイムでは小学校1年生だったのでこっちでは放送されなかったけど,その後の夕方枠で何度も観ていて『完結編』までは追ってる.

マクロスシリーズは,『超時空要塞マクロス』が中学3年生で,『マクロスF』は『マクロス7』がダメダメだったのと,2008年だからちょうどうつ症状真っ盛りの時期だったから観れてない.『マクロスΔ』はなんとなく観ててストーリーイマイチだったけど,ニコ動でたまたまワルキューレの 2nd Live を観て感動してそのブルーレイ買った...

まあともかく,それらはかつて見知ったもので,安心できるから観ているのではないかと.なんの予備知識もなく観たものってなんだか思い浮かばない.

で,『シン・エヴァ』で私は成仏したわけなのですけど,今後観るものを思い浮かばない.もちろん『シン・ウルトラマン』や『シン・仮面ライダー』は観ます.それもかつて見知ったもんだから.でもそれ以外,どうなんだろうな.

小説というものは能動的に読むものだから気力が必要です.それに比べると映像作品は受け身なので,そこまでの気力は必要ないはず.それでも,かつてなら食いついていたものに食いつけないでいる. メンタルやるって,本当に大変なんで,メンタルヘルスは本当に気を使ったほうが良いです.やっちゃうと,娯楽も楽しめなくなってしまうから.

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