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もう、戦わなくてよいじゃないか。

私がパニック障害と向き合う上で、
自分に対して絶対にやらないことは

  • 絶対になんとかしてやる!という根性

  • 不安や恐怖に立ち向かい、戦うこと

です。

今まで私は、逆境に立ち向かうとか、
絶対負けないとか、大切にして来ました。

仕事がどんなに辛くても苦しくても、
最低最悪なパワハラ上司にいじめられても。

どこかで「屈してはいけない」「逃げてはいけない」
「負けてはいけない」と。

そんな思いが私を連れて行ってくれたのは、
”無理することで何とか成り立つ世界”でした。

無理をするのがデフォルト、
我慢や自分への叱咤激励がデフォルトになっていると、
弛緩できなくなるのです。

パニック障害やパニック発作とも、戦うことはできます。

でも、私はあえて戦うことを選びません。
だって、その戦っている相手は結局自分自身だからです。

病気と闘っているようで、自分自身と戦っているのです。

私は、パニック障害は戦わなくても治るものだと思います。
立ち向かわなくても、良くなっていくものだと思います。

なぜなら「戦うため」に自分の元に舞い降りたものではないから。

むしろ「戦うことを手放すため」に、
私の元に舞い降りたものだと思うのです。

人生に戦いは必要ない。
自分と戦いつづける必要もない。

ゆるしていい。
愛していい。
すべてを受け容れていい。

パニック障害は、それを教えに来たのだと思うのです。

まだ自分自身が完治したわけではないので、
確信めいて言えることではありませんし、
わたし自身、パニック障害に対する不安は常に持っています。

ただ、戦いたくない。
もう、闘いたくない。

私の戦いは、終わったんだ。

私はそう受け取っています。
そして、もう戦うことを手放す人生を、望んでいるのです。

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