【ガネーシャ廟】フワイクワン駅前の一角がご利益を求める人で朝から晩まで大混雑
バンコクのパワースポットといえば、グランドハイアット・エラワン・ホテル前にある【エラワン廟(プラ・プロム)】ですが、MRTフワイクワン前にある【ガネーシャ廟(プラ・ピッカネート)】も負けず劣らず大混雑です。
とかく富に関して非常にご利益があると人気の場所をご紹介します。
煙がもうもうと立ち込める一角
MRTフワイクワン駅を降り、地上に上がると大きな交差点に出ます。
この【プラ・ピッカネート】がある場所だけ異様に煙が立ち込め、あふれんばかりの人がいます。
ここは、みなさんもよくご存知のヒンドゥー教の神さま・ガネーシャが祀ってある場所です。
お寺ではないので特に名前は付いていません。
こちらでお参りすると、お金持ちになれる、宝くじがあたると大人気だそうでガネーシャにマーライや肩からかける布をお供えする人で溢れかえっています。
ガネーシャにお願いごとを聞いてもらうには、従者のネズミに伝言してもらわないといけません。
ビーズの首飾りをネズミの首にかけて、片方の耳をふさぎ、もう片方の耳にお願いごとを伝えます。
お願いをするときには、住所や生年月日と名前も伝えないといけないので結構時間がかかり、順番待ちの列もすごかったです。
ヒンドゥー教徒の神様いっぱい
周辺にはブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの三神一体の【トリムルティ】や
シヴァとかラーフもいます。
私は18:00ごろに行ったので会社帰りの人や若い人も多かったですが、元々フワイクワン周辺は夜の街なのもありますし、夕方から深夜にかけてが一番混み合うようです。
シヴァリンガとガネーシャファミリー
奥にも参拝する所があり、そこにはガネーシャとガネーシャの両親・シヴァとパールヴァティの像があります。
お参りする場所にも小さいネズミさんの像が。
ガネーシャファミリー像の横には、立派なシヴァリンガがありました。
塔のようなものがシヴァの男性器・リンガ、下の四角い桶が女性器・ヨニを表していて、この礼拝所自体が胎内という意味になります。
ヒンドゥー教の宇宙創造・豊穣の象徴らしい。
シヴァリンガは祭日に聖水を注ぐ儀式が行われるので、桶には排水口が付いています。
アヴィシェーカーという儀式なのですが、見たことが無いので一度は見てみたいなぁと思っています。
外に出ると、来たときよりも混雑していました。
お腹も空いていたので早々に失礼しました。
私はおばちゃんとは言えど、夜にひとりでくるのはやめとこかなって場所です。
しかし、日本でも歓楽街に安くて美味しいお店が多いのと一緒で、この周辺にも安くて美味しいお店がたくさんあります。
女性のひとり旅ならできるだけ日が暮れるまでに行って欲しいですが、熱気あふれるお参りの様子が見たければラーフにお願い事をするとよいと言われている夜に行くことをおすすめします。
お参りのついでに、美味しいごはんも食べて帰ってくださいね。
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