【ワットラチャナダラム】修復したての素晴らしい本堂をおじさまと一緒に見に行く
バンコクの観光地としては、あまりにも有名すぎますが、仏塔の「ロハプラサート」だけでなく本堂も非常に美しい【ワット ラチャナダラム ウォラウィハーン】
今回は修復が終わって間もない本堂を見に、バンコクの大切な友人と共に訪問してきました。
おじさまと待ち合わせ
バンコクに行きますよーとおじさまに連絡をすると、ワットラチャナダラムの本堂改修が終わったから見に行こう!とお誘い頂きました。
仕事を終えて、少し涼しくなった夕方。
久しぶりに来たロハプラサートはやはり豪奢ですね!
本堂前で待ち合わせをしましたが、夕方の読経中だったので、先にロハプラサートへ。
思い出のロハプラサート
ロハプラサート内は真ん中に螺旋階段があり、それを囲むように回廊があります。
フロア毎にダンマの修練ができる仕様になっていて、歩行瞑想・学習などの名前がついています。
回廊と本堂周辺の装飾との組み合わせが素晴らしく、歩行瞑想するのにもとてもおすすめです。
学習の回廊ではたくさんの本がありますが、埃を被っていて、観光地だからあまり本来の意味を成していないのかなと少し切なくなります。
私は初めてここに訪れたときに、この学習の回廊で他寺院のパンフレットと一緒に間違えて本を持って帰ってしまったことがあるのです。
薄い児童書でしたが帰国後に気付いて慌てて寺院に連絡をしたら、
あなたが必要としている本なのでしょう。
次に来た時に返してください。
と返信が来ました。
本の内容は…秘密です笑
ちゃんとお返ししましたので、その本もきっとどこかにあるはず。
塔の最上部と天空から見る街の景色
塔の最上部には小さな仏舎利塔があります。
コンパクトですが、とても威厳のある素晴らしい部屋です。
登る道すがら、回廊から見えるドゥシット地区の街並みを見るのも楽しいです。
そろそろ夕方のお勤めが終わったようだ、とおじさまに言われ外に出ると、夕陽に照らされた美しいロハプラサートが待っていました。
荘厳な壁画に囲まれた仏像
豪華なロハプラサートに隠れてしまいがちですが、本堂が見事なのでぜひ見て頂きたいです。
修復の終わったばかりの壁画がとても美しい!
鮮やかな壁画もタイらしくて好きですが、ラーマ4世時代以降のなんとも言えない味わいあるブルーの壁画も好きです。
お坊さん達を見送りながら、袈裟のサフランカラーがよく映える本堂だなぁと思いました。
こちらの壁画には天人の形で27の星座が書かれています。
寺院の壁に星座が書かれているのは非常に珍しいので要チェックです!
猫さんがたくさんの礼拝堂も
本堂の奥にも味わい深い仏像のある礼拝堂があります。
ここには猫さんがたくさんいて、みんなお参りの後に猫さんと戯れています。
こちらにいらっしゃる仏像ですが、手の位置が少し変わっています。
胸に手を重ねて合わせているのはよく見かけますが、腕を組んでいるようですね。
どういう印相なのか調べている最中ですが、なかなかぴったりなものが見つかりません。
今のところ金曜日生まれの守護仏「プラプッタループ・パーンラムプン」説が濃厚です。
ここも天井の壁画が剥がれてきているので、いずれは修復に入ると思いますので、見られる時にぜひ訪れてみてください。
ロハプラサートは歴史的にとても貴重な建造物ですが、見所がたくさんですのでぜひじっくりとご覧ください。
また、ロハプラサートは閉館時間が早いため、訪問する際は夕方16時までに行かれるのをおすすめします。
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