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アウトプットこそが「人生の成功法則」である

結論:アウトプットは最強の自己成長手段であり、人生の成功法則である

最初の記事は、精神科医である樺沢紫苑先生の著書「学びを結果に変えるアウトプット大全」から、「アウトプットとは何か」「記憶が定着するアウトプットの方法やそのメリット」についてのまとめです。
 


インプットとアウトプット
インプット:「読む」「聞く」「暗記する」など、脳に情報を「入力」すること。意味記憶であり、覚えにくく忘れやすい。
アウトプット:「話す」「書く」「行動する」など、情報を脳の中で処理して「出力」すること。運動性記憶(運動神経と筋肉を使った記憶)であり、一度覚えると忘れにくい。情報が真の意味で身につき、自己成長に繋がる。

 
記憶が定着し、成長に繋がるアウトプットの方法
①インプットから2週間で3回以上アウトプットする
 人間の脳は、重要な情報(何度も使われる情報)を長期記憶として残し、重要でない情報(使われない情報)は忘れるように作られている。情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすると長期記憶として残りやすくなる。
 
②インプットとアウトプットの黄金比「3:7」を意識する
 多くの人は「インプット過剰(約7割)/アウトプット不足(約3割)」に陥っている。インプット時間の約2倍をアウトプットに費やすよう意識する。
 
③インプット→アウトプット→フィードバック→(インプット…) のサイクルを回す
 インプットとアウトプットの反復が知的生産活動の軸であり、究極の勉強法・学習法である。そこにフィードバック(反省、原因究明、改善、方向修正など)を加えてサイクルを回し、効率的に学習し、成長していく。
 
 
アウトプットの6つのメリット
①記憶に残る
 使われた情報や重要な情報と判断するため記憶に残る。
②行動が変わる
 フィードバックをすることで、行動がより良い方向へレベルアップする。
③現実が変わる
 自分の行動が変わると周囲の人たちに良い影響が表れて現実世界がポジティブな方向に動き出す。
④自己成長する
 インプット、アウトプット、フィードバックのサイクルを回すことで確実に自己成長の階段を上がっていく。
⑤楽しい
 ポジティブなアウトプットをすると人から評価され、アウトプット自体が楽しくなる。
⑥圧倒的な結果が出る
 さまざまなポジティブな結果が連鎖的に起こり、人生が楽しく豊かなものに変わっていく。アウトプットをすることで圧倒的な結果が出る。
 
 
<所感>
 本書との出会いは、何気なく見た要約動画でした。今までインプット中心で勉強して、記憶力が悪いと嘆いていた私に、本書はアウトプットの重要性を痛いほど教えてくれました。

 私が特に記憶力が悪いと感じ始めたのは、大学生になってからでした。講義を聞いている時は理解して覚えたつもりでも、テスト前に復習すると全然覚えていなくて非常に焦っていたことが記憶に新しいです。今思えば、本書で言われている「インプット過剰/アウトプット不足」の状態にまさに陥っていたように思います。

 小学校~高校までは、演習問題や宿題、テストなどでアウトプットの割合を多めに保てており、記憶に定着しやすかったのだと感じています。一方で、大学では「講義を聞く」「レジュメやノートを見る」などのインプットを中心とした勉強をしていました。今後は、アウトプット中心の学習を強く意識して効率的な学習を続け、自己成長に繋げていきたいと思います。


参考書籍:学びを結果に変えるアウトプット大全


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