鄙びて沈み込む薬局

　10分間だけ普通の人間に戻れる呪い。いつだってやけ落ちる灰と湧き立つ香りに支配されていた。永らく、そして殆ど今も、私はコレが愛情だと知って泣いている。肉塊のように生々しくて冷たいのだけれどやさしさがあって、愛は暴力的なんだ。さむい。この季節は毎年、どれだけ頑張って予防しても熱を出す。いやだ…目がしばしばする。涙が勝手に出てくる。居もしない人の存在をこんなに近くに感

空っぽのメッカ、寂れゆく神社、黙りこくる教会。みんな一人ぼっちの神様になる季節がきた
さよなら、さよなら、さようなら。あれに見えるは茶摘みじゃないか。寂寞の五月にさようなら。 #詩 　 #ポエム

素敵な磨りガラスが誂えてある大きい扉窓の前で乳白色のワンピースを着てその向こうに行った人を悔恨しながら想う雨の日　みたいな肖像がある　坂本龍一のピアノの切なさはそういう、紺と灰と白と、そういう彩り #坂本龍一

‪私が地獄へ行くときに手向けられる経は貴方からのラブレターであってほしい‬ #短歌 　

見たことないほどきれいなチョコレートケーキ

しあわせを　ゆめゆめうたがうことなかれ
囁く仔猫は　賽のうたた寝 #短歌

自分の持つ愛がデカすぎて愛に飲まれた化け物になって私は空っぽ #短歌

拝復から始まるさようなら