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2021年7月度公開映画BEST3

皆さん、こんにちは。

映画部のリーサル・ウェポン、君嶋です。

「え?あなたは誰?」と思われたの読者の方々は

2週前に鮮烈なデビューを飾った自己紹介記事に目を通して頂ければ幸いです。

今年はジメジメとした蒸し暑い夏が続くなぁなんて思っていたら、あっという間に7月が終わってしまいました。

皆さんは7月はどんな映画を観てお過ごしでしたでしょうか。

私は映画館での映画鑑賞体験を大事にしており、空き時間を見つけてはせっせと足を運んでいます。

今回はそんな私が7月に観た映画のBEST3を感想と一緒に発表させて頂ければと思います。

なお、試写会などで公開に先んじて7月に鑑賞した作品は今回は含みません。

ちなみに試写で先日鑑賞させて頂いた作品の中では

『ザ・スーサイド・スクワッド ”極”悪党、集結』(2021/08/13公開)

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が最高でしたので公開後にまた映画館で観ようと思っております。

ジェームズ・ガン監督は改めて天才なんだなと思い知らされました。

さて、これから紹介する作品群はまだまだ上映中のアツアツな作品達ですので、興味を持って頂いたら是非劇場に足を運んで頂ければと思います。

それでは1作目!

『ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている』

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皆さんはビリー・アイリッシュというアーティストをご存じでしょうか。

13歳という若さでリリースした楽曲で音楽業界から注目され、第62回グラミー賞で史上最年少・2度目の主要四部門受賞を達成したとてつもない才能を持った若き少女。

洋楽ミーハーな私も御多分に洩れず代表曲『Bad Guy』で心を奪われてから大好きになったのですが、そんな彼女を追ったドキュメンタリーが今作です。

これが想像以上の傑作でございました。

彼女の圧倒的才能とカリスマ性を充分に堪能できるだけでなく、年頃の少女として恋に仕事に、そして病気に悩むプライベート姿が包み隠さず描かれるので、彼女を好きな方はもっと好きになることはもちろん、あまり知らないという方も楽しめるはずです。

また、ヒューマントラストシネマ渋谷のオデッサ上映という素晴らしい音響で鑑賞したのですが、それがまた素晴らしい!

ライブシーンもかなり多かったこともあり相性抜群で、本当にライブに行ったかのような迫力と音圧を楽しむことが出来ます。

好きなアーティストのライブや夏フェス等は現在の状況下ではなかなか実現出来ないですが、今なら映画館でライブの感動を体感できるのです。

お次の二本目はこちら!

『プロミシング・ヤングウーマン』

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第93回アカデミー脚本賞受賞のアメリカ映画です。

私見ですが、アカデミー賞を受賞するレベルの見事な脚本の作品は前情報を出来るだけ入れずに観た方がより楽しめると思っているので、あまり多くは語りません。

少しだけ語るとすれば、今作は嫌な思いをさせられてきた全ての女性と”自分は良い人間だ”と思いこんでいる全ての男性に捧げる復讐映画です。

最後まで先の読めない展開の脚本、シリアスな題材とは相反するようにポップな映像と音楽、そして主演のキャリー・マリガンの演技との化学反応がとにかく最高で刺激的な一作です。

作品鑑賞後に改めてタイトルの意味を噛みしめましょう。

この作品の伝えるメッセージを常に忘れずに生きていきたいものです。

そして最後の作品はこちら!

『イン・ザ・ハイツ』

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最後に紹介するのはこの暑い夏にぴったりなアツい傑作ミュージカルです!

トニー賞4冠とグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞した傑作ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」待望の映画化作品です。

もう!!!!とにかく!!!大好きになってしまいました!!

どれくらいハマったというと、

8月4日現在で公開されてまだ5日間しか経ってないのですが、劇場試写での鑑賞も含めて映画館に3回足を運び、仕事中も購入したサウンドトラックを永遠にリピート再生するほど!

カラオケに入ってたら全曲歌えるくらいには覚えてしまっています。

これを読んでいる担当の方がいらっしゃれば是非導入のご検討を!

何が私の心をそこまで奪ったのか簡単にご説明します。

まずは楽曲がとにかく素晴らしいです。

オープニングからエンディングに至るまで、ラップ・R&B・ポップス・サルサ・ダンス…etc ラテン系音楽を中心に様々なジャンルを横断して、全17曲という圧倒的なボリュームで楽しませてくれます。

映像も映画ならではの豪華さと迫力で、本編は2時間20分という割と長めでしたが1秒も飽きさせません。何度も巻き返して観たいほど!

体感時間は2分くらいです。

私は普段の生活から歌って踊る人生を送っているくらいミュージカル映画大好き人間なので、それだけで今作を愛する理由になってしまうのですが、もちろん魅力は楽曲だけではありません。

移民や人種差別といった社会問題、そして「故郷とは何か」「夢を追うこととは」というテーマのドラマが感動を誘います。

そしてなにより作風が底抜けに明るいのが一番好きなポイントかもしれません。

最近は暗いニュースが多いですが、そんな悶々とした日々の鬱憤を吹き飛ばしてくれるようなエネルギーを持った傑作なのです!


…以上、他にも紹介したい作品は沢山あったのですが今回はグッとこらえて3作品に絞らせて頂きました。

他にもオススメの作品などを聞きたい方は是非個人でご連絡頂ければ朝まで語らせて頂きます。


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