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信頼と依存 ~指名をもらう背景にあることを考えてみた~

こんにちは。

今日は気楽に思ったことを書いてみようと思います。


結論から述べますと。

『指名はもらわないでもいいかな』

この理由をアウトプットしてみたいと思います。


1.信頼と依存とは

私は医療関係で働いています。

職業は述べません。(わかる人にはわかりますが、、、)

担当指名制度はありませんが、向こう方が良いと思い指名したいとなった場合に指名するのはよしとされています。

入職当初は指名をもらえるように頑張るぞ”!とか思っていました。

ですが、なかなかもらえません。

素直に考えると大前提として『実力不足』ですね。はい。。。

正直、指名をもらったら嬉しい反面、やってしまったと最近思うようになりました。

個人的には指名するには、2つ理由があるのかなと思っています。

ただし、それはただの言い訳だろうと思われても仕方ありません。

それはタイトルでもあるように【信頼と信頼】【依存】ですね。

【信頼と信用】
信頼:相手を信用し、頼りにすること
信用:それまでの業績などから人や物に対して与えられる評価。
   見返りを求めない事            Wikipediaより引用
【依存】
身体的依存を伴うもしくは伴わない、薬物や化学物質の反復的使用
                        Wikipediaより引用

なんだか依存の定義は難しいですね。

大きく違うのは『目的』ではないかなと思います。

なんのために指名するのか。

信頼 ➡ 自分が良くなるために、この人のことを信頼して指名する。
依存 ➡ この人に会うために、指名する。

来るという行為は同じですが、自分がよくなるためか、その人にみてもらうためにくるのかという目的は異なると考えます。

しかし、この違いを判断することは現段階で僕にはできません。

慢性痛とういう、痛みがでてから3か月経過した後も痛みが続いている方は脳からドーパミンという物質がでにくくなると言われています。

ドーパミンとは、なんらかの報酬をもらった時にでるやる気ホルモンのようなものです。

ドーパミンを得るためには、自分の目的が達成できた時、気分が高揚した場合などに放出されます。

テストで頑張ったら、ゲームを買ってもらえる。

運動を頑張ったら、褒めてもらえる。

そのためにテスト勉強を頑張る、運動を頑張るなど、そのためになんらかの行為を実施します。

これが慢性痛の方の場合、あの人に見てもらうにはどうするかと考えるようになることがあるみたいです。あの人に会えると考えるとワクワクするまではいかなくても、頑張って今の状況をまた説明しようとドーパミンが放出されます。

そのためには、自分で痛みをつくりだせばよいのです。

痛みがあれば、来た時に体をみてもらえる、マッサージしてもらえる、またあの人に会える、という頭の回路が自然に出来上がっていきます。

もちろん、これは本人は無意識です。

痛み行動という言葉がありますが、痛みを出すことでなんらかのメリットがあるということも言われているみたいです。

痛みがでると、家族に優しくしてもらえる、今まで話せなかった人と話すことができる、他人から注目してもらえる、家事を手伝ってもらえる。などなど。

これが本当に起こっているとなると恐ろしいもので、指名をしたから、体をみてもらうために、自分で今日の痛いところを探して教えなきゃという思考回路になります。

なので、小さな違和感も拾うために全身の痛みセンサーが過敏になります。

本来、痛くないはずの刺激も過剰にキャッチしてしまい、それを担当に伝えます。

これで悪循環のできあがりです。

そんな馬鹿なことがあるわけないとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、結構この体チェックは無意識のうちにされている方も多いと思います。


朝起きた時に今日は腰が痛くないかな?

(動いたら)あ、やっぱり痛かった


歩き初めに痛くないかな?

(慎重に動く)あ、やっぱり痛かった

など


だたし、前述したように、この【信頼】【依存】を明確に見極めることは、現段階で私にはできません。もしかしたら分けることができないのかもしれません。

後者の場合だとしたら、完全に私のミスです。

ただ中には本当に通い続けて欲しい人もいます。
通うことで状態をなんとか維持できている高齢者の方々ですね。

解決策としては、

・終了時期を設定すること
・本人の通う目的を明確にすること

が大切かなと思います。


指名されることでのメリット・デメリット

今度はメリット・デメリットで考えてみたいと思います。

<メリット>
・一人の人の経過を追える
・安定して通ってくれる利用者がいる
<デメリット>
・同じ人しかみれないので、新しい人をみれる機会がへる
・安定して通ってくれる人がいない
・次回がどうだったかが分からない

職場にとっては、定期的に通ってくれる人がいることはある意味収入が安定しやすいという面があると思います。

ただし、もろもろ事情はあるので全てそうとはいきませんが。

個人的には、今の職場にきた目的は、たくさんの人をみるために異動してきました。

なので、1人の人との長い付き合いは正直苦手です。

もちろん、自分が実施したことはどうだったか、次回の状態はかなりきになります。

なので、次回の状態を知ることができれば、前回の実施内容が良かったのか悪かったのかは判断できます。

そう考えると、実力不足で指名がもらえないのは歯がゆいですが、変に依存関係も作らなくていいのかなとも思っています。

前述した悪循環に陥ってしまうと、担当も利用者さんも自然とその関係に気づかない人もいます。

なので、できれば3か月以内に終了できれば良好かなと思ったりもします。

もちろんそんなに簡単にはいきませんが、、、


まとまめると

個人的には指名してもらわず、できるだけ多くの人と関わりたい。
【依存】関係ではなく、【信頼】によって指名をいただけるのであれば、日にちを設定して、そこまでに終わるようにお互いが努力する。

のが、いい関係性ではないかと思います。


ここまで読んで下さった方がいらっしゃいましたら、心より感謝いたします。

ありがとうございました。

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