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北ヨーロッパ人に人気のリゾート、リョレット・デ・マール

前回はコスタ・ブラバのトッサ・デ・マールでした。

バルセロナから見てその一つ手前にある町が
リョレット・デ・マール(Lloret de Mar)。スペインで良くある1960年代くらいに開発されたビーチリゾートで、イギリス、ドイツ、オランダなどの北ヨーロッパ人やロシア人に人気のリゾート。

以前、イギリス人に人気のバレンシア州にあるベニドルム(Benidorm)へ行ったとき、「ここはホノルル?、ゴールドコースト?、マンハッタン??」と衝撃を受けました。突如と現れる高層ビル群に、お世辞でもオシャレとは言えない時代遅れのパブやバーがずらりと並んでいる通りが印象的でした。

リョレット・デ・マールもベニドルムのミニ版なのでは?と思いトッサ・デ・マールの後に立ち寄ってみました。


昭和感が漂い賑わうリゾート

リョレット・デ・マールの町を歩くと昭和感漂う建物が目立ちます。今は閉館となっている映画館。

クラブやゲーセンも沢山見かけました。

著作権侵害だらけのクラブ・ゴッサム…

昭和感あふれるカフェテリアの看板。

びっくりするほどのケバブ屋があり、みんな夜遊びして呑んだくれた後に行くのが想像できます。

リョレット・デ・マールのビーチ

ビーチの雰囲気は良いです。ただ、トッサ・デ・マールと同様に水深が急に深くなるようでした。

ビーチに面している建物はやはり60年代の古めかしい建物。スペインではその頃はビーチリゾートの建設ブームだったらしく、この手のリゾートはよくあります。

海の上で漕いで、滑り降りる遊具。ちょっとやってみたい衝動に駆られました!

昭和だけじゃない、素晴らしい建物も

町の中心はサント・ロマ教会のある辺りで、飲食店が多くあり賑わっていました。このサント・ロマ教会がモダニズム建築で色鮮やか。

ガウディの影響を受けたBonaventura Conill i Montobbioの建築。カラフルなドームがひときわ目立ちます。バルセロナにも彼の設計した建物があります。

ガウディのようにタイルを割って貼り付ける「トランカディス」がふんだんに使われています。

2つのあるドームのうちの一つ。こちらは青で、もう一つはピンクでした。

そしてビーチの終わりにあるお城がいい雰囲気です。

スペインで外国気分を味わえる

多くの外国人が滞在しているので、色々な国のバーやレストラン、食材店がありました。

オランダのバー。

フランスのバー。何故かメニューはバーガーやフランス風のタコス。

フランス語が飛び交っていました。

ドイツ語表示。

アルメニア食材店。

薬局にはロシア語の看板。

ロシアの食材店1軒とジョージア料理のレストラン2軒は中心から少し離れところに。他にもルーマニアの食材店やブリティッシュ・パブなどもあり、バルセロナでもこんなに一箇所に固まってないので、国際色豊かで面白いです。

イギリス人に人気のベニドルムのように高層ビルはなく、規模は随分小さいですが、やはり似た雰囲気があります。宿泊したいとは思いませんでしたが、なかなか面白い町歩きでした。

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