トラウマに囚われず生きていく

誰にでも、生きていれば思い出すだけで、

嫌なこと
恥ずかしかったこと
怖かったこと　など

いろいろあると思う。

それらは時として、今に生きる我々の脳裏に浮かび上がってくることがあるが、実は脳裏に浮かび上がっていなくとも、無意識はその時の嫌な出来事そのものを記憶しており、その時の“自分の反応“を全て覚えている。

出来事の詳細、その時のからだの状態、こころの状態、全て全て。

そしてその反応は、実は「今の自分にもかなりの影響をおよぼしている。」のだ。

わたし達は生きていく上で、無意識的に自分の過去を参照して考えたり、行動したりしている。

「過去、自分はこうだったのだから、今もそしてこれからもそうである。」
といった具合に、“過去に縛られている“ことが、ほとんどである。

そう、自分の意識とは別に、既に自分の身についてしまっている「無意識に行われている自動的な反応は繰り返す。」し、「自分のセルフイメージはそう簡単に変わるものではない。」から、どうしても過去に縛られてしまうということだ。

それらは、かなり意識的にならないと気づかないことが多い為、自分が本気で修正するつもりでないと、改善は難しいことだと思っている。

なぜなら自動反応だから。

その中でも、特に“トラウマ”について書いてみたいと思う。

noteに書く記事について、自分が行っている“量子場調整®“の紹介はしているが、実はそんなに多く記事を書いていない。

それはそれに頼らずとも、特別な施術を受けずとも、自分でも意識的に行うことでできることや、日常での気づきを書くことで、「少しは誰かの救いになれたら“うれしい“と思えた。」ということが理由だからだ。

しかし今回のトラウマについては、“量子場調整®“の施術結果を交えて書いてみたいと思う。

“トラウマ解消“の一つの方法として、読んでもらえるとありがたい。

簡単に言うと、“量子場調整®“とは量子力学を応用した技術で、本来のシンプルな自分に戻るための技術である。

ここでいう“シンプルな自分“とは、身についてしまった良くない癖や反応から解放され、“本来の自分に戻る“ということである。

わたし達は生きていく上で、いろいろな“くせ“や“反応“を、知らず知らずのうちに身につけてしまっている。

この“くせ“や“反応“が、様々な場面で自動的に再生されるため、

いつも、なんだか同じことを繰り返す。
自分の意識とは異なる方向に、事態が進んでしまう。
思い出したくもないことを思い出して、嫌な気分になる。

といったことが、良く起こる。

これは無意識的に行われているので、相当の心づもりが無いと修正が難しいのだが、量子場調整®はこの修正を得意としている。

実際わたしも、過去のある記憶に縛られていた。

いくつかあるのだが、その中でも特に、父との関係（暴言と体罰がひどかった）はいろいろなところで大人になってからも悩まされていた。

自己否定が強い。
不安や恐怖感が強い。
自分に自信がない。
男性との関係がうまくいかない。　など

挙げるときりがない。

幼い頃に父との関係で培われてしまった、自分に対する“思い込み“や“反応“が、大人になってからも無意識的に出てしまっていたことに気づいたのは、相当に歳を取ってからのことだった。

それを解消できたのは、量子場調整®の施術を受け、自分でも意識的に「自分を変えよう！このままでは同じことの繰り返しだ。」と考えたからだ。

これを聞くと、

「うさんくさいなぁ」

と思われる方も多いかもしれない。

だがわたしに限らず、この施術がきっかけで、トラウマに反応することが無くなり、その「きっかけとなった出来事自体の記憶がぼやけてしまう。」といった報告はいくつもされている。

そうすると、少なくとも過去のトラウマに起因した現在の反応は出なくなる。

いわゆる、原因の元となる反応を断ち切った状態。
それだけでも、自分のこころが軽くなるのは確かだ。

アドラー心理学では、
「トラウマがあってもそれに苦しむのではなく、その経験への意味づけを変えて自分を決定しよう。」といった趣旨のことが言われている。

しかし人生を生きていく上で、衝撃的な事件であったり、事故であったり、不可抗力的な出来事と言うのはいくらでもある。

その衝撃的な体験をした人からすれば、「経験への意味づけを変えよう。」と言われても、「“深いこころやからだの痛みを感じている人“にはそう簡単にはできないこと。」だと思うだろう。

しかし、トラウマに対する意味づけを変えたり、反応しなくなることができれば、その嫌な出来事に囚われず生きていくことが可能なのは確かだ。

それを可能にしたのが、この施術であると思っている。
世の中には、トラウマを解消する施術は、他にもいろいろあると思う。

だが、もし何かに囚われそれから意識が離れず、「自分が過去に縛られていて、苦しい。」と感じているならば、一度試しに“量子場調整®“を受けてみて欲しい。

当然、効果は人それぞれなので一概には言えないし、必ず効果があるということも言えないが、「反応を弱めることができるのでは？」と思っている。

結局、“トラウマに反応しない“とは、アドラーが言っている、“経験に対する意味づけを変える“ということと、方法は異なるがある意味同じだ。

「望ましくない反応を変える＝意味づけが変わる」ということだ。

わたしは、一概にトラウマが悪いとは思ってはいない。
トラウマが人生をプラスに変える糧となる場合もあるからだ。

実際わたしも、父との関係で悩んだからこそ、この施術を行うことを生業としている。
トラウマへの意味づけも、当然今では変化している。

わたし達は、今を生きこれからの未来を生きる存在だ。

だから“過去に囚われる“ということは、「自分の可能性を潰し、自分が本来持っている力を削ぐことだ。」と思っている。

だからもし本当に苦しい時は、それを解消する可能性の一つとして参考にしてもらえるとありがたいと思っている。

そう思って、あえて書いてみた次第だ。

「少しでも、悩み苦しんでいる人が楽になり、自分らしく生きられますように。」

それがわたしの願いでもある。

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