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【要約】MARPS デジタルマーケティング連続講座③ デジタルマーケティング概論Ⅱ 〜デジタル時代のマーケティングプロデュース術〜

デジタル時代のマーケティングとは

デジタル時代の特徴

ブランドと顧客が「つながり続ける」時代。
サイバーとフィジカルを融合したサービス・コミュニケーションが鍵。

CX(顧客体験)の重要性

単なるUX(ユーザー体験)から、プロセス全体にわたるCXへ進化。
顧客体験を慎重に設計し、テクノロジーと組み合わせる必要性。

マーケティングモデルの進化

ファネル型(認知→購入)からカスタマージャーニー型へ。
施策やデータを活用し、顧客との継続的なつながりをデザイン。

DNVB(Digitally Native Vertical Brand)の台頭

データとテクノロジーで価値観を共有し、顧客理解を深める。
マスマーケティングではなく、特定の価値観に基づいた顧客層と接続。

ファネル型とバーティカル=パイプ型は相互に融和を模索しはじめている
DNVB→チャネル、パートナーを拡大し、マス化に向かう選択
リテール→小売りブランドとMDの垂直統合・新たな顧客の獲得

デジタル時代のマーケテイングプロデュース

マーケターの役割

プロジェクトマネジメント
 プロジェクトの設計、実行計画の作成、進行管理。
 チームビルディングを通じて関係者間の連携を促進。
・プランニング・ディレクション
 戦略の策定、シナリオ設計、提案依頼書(RFP)の作成。
 各種専門領域(メディア、クリエイティブ、リサーチなど)
 を統合的に指揮。
・専門家の連携
 メディアエージェンシー、デジタルエージェンシー、
 プラットフォーマーなど、複数の外部パートナーを巻き込み、
 目標に向かわせる。

5つの基本動作

・問題と課題の整理
現状の問題を特定し、目指すべき姿(目標)と現実のギャップを明確化。
問題を解決するための課題を洗い出し、優先順位を付ける。
プロセスとロードマップを描く
マーケティング活動を戦略・施策だけでなく、持続的なプロセスとして構造化。
現状から目標に至る道筋を詳細に設計する。
・マーケティング活動を構造化する
顧客体験を基盤に施策やKPIを分解し、全体の最適化を図る。振り返りを行い、再現性のある改善プロセスを構築。
・チームを作る
専門性を持つメンバーやパートナーを集め、目的を共有するチームを構築。
各メンバーの役割を明確化し、共同で成果を追求する環境を整える。
・プロジェクトをマネジメントする
プロジェクトの全体戦略を管理し、進捗を測定するためのKPIを設定。
タスク分解やスケジュール管理を通じて、効率的な実行を確保。

5つの基本動作

問題と課題の整理

プロセストロードマップを描く

この部分はこの講座の中でもかなり重要かつ覚えておくべき部分であると思う。
特に痛感したのは、アウトプットのPDCAではなく、
方法論やプロセスデザインのPDCAを回すということ
上に隠れているが、プロセスデザインの中身は、「問題の把握」「仮説/活動指針設計」「ロードマップ設計」「顧客理解」「価値の言語化」「シナリオ設計」「重点課題の設定」「方針策定(目標・施策・KPI)」「RFP策定/グループビルディング」

マーケティング活動を構造化する

マーケティングの構造化なくして活動全体の最適化はなされない
顧客体験シナリオにフレームワークはない。
自社のサービスを考えながらオリジナルで作らなければいけない

横断的なシナリオが必要な理由
①ブランドと顧客が繋がり続ける時代だから

→点のデザインだけしても、繋がり続けることはできない
→顧客中心、時間軸の中で、繋がり続ける、をデザインする
②施策は部分最適に陥りやすいから
→施策から考えるのではなく、体験に求められる課題、施策を考える
→全体最適の視点から、施策の優先度を選択できるようにする
③マーケティング活動は一人でやるものではないから
→一連の顧客を可視化して、関わるメンバーで同じ地図を描く
→それぞれの担当者が、全体構造の中でどの役割を担うか、認識する

チームを作る

直接的に全てが消費者と繋がる時代、クライアント企業がチーム作りからプロマネをするのがよい

プロジェクトをマネジメントをする

まとめ

・デジタル時代とは、ブランドと顧客が繋がり続ける時代。
 ・マーケティング活動の構造化。つながり続ける、をデザインしよう。
・デジタルマーケティング <<< デジタル時代のマーケティング
・マーケターの周辺環境が変わった。丸投げ時代の終焉。
・プロジェクトの入り口で、問題と課題を整理しよう。
プロセスデザイン思考を取り入れることで、チームは持続的に成長する。
マーケティング活動の構造化。つながり続ける、をデザインしよう。
チームづくりは超大事。日頃からネットワークをつくっておこう。
複雑なプロジェクトだからこそ、PMの仕組み化を

太字の部分がとてつもなく参考になりました。


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