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依存って怖い。そして本当の意味で解放される

2022年5月末に会社を退職しました。

在籍期間は1年弱、退職してもうすぐ1ヶ月が経とうとしている今、これまでを振り返っています。

去年のちょうど今のような梅雨でじめじめしている時に内定が決まり、梅雨が明けた夏の始まりのような空の下、新しい生活がスタートしました。

休職して、無職になって、職業訓練に通い、職が決まらない不安の中掴み取った仕事でした。

条件もよく、この年齢ではさせてもらえないような事ばかりが待っていて、希望に溢れていました。

実際はそんなうまい話はなく、トップの無茶振りに耐える事になったんですが、私はそこでかけがえのない仲間と出会ったのです。

年齢も性別も違う同じ組織の人、境遇も違えば、考え方も違う。でもみんななにかしら野望があって、目の奥に潜む何かを感じ取ることができて、こんな人たちとこれから仕事をしていくんだ、という胸の高鳴りとともに、少し今までの自分と訣別できた気がしました。

この仕事をやめるに至るまでいろんなことがありました。
部署の人数が半分以下になったり、部署内での亀裂が大きくなったり、人間不信になるようなこと、仕事とプライベートが少し重なりすぎていたかもしれません。

いろんな感情に左右された私ですが、一度働けなくなって社会から切り離された身からすれば、いつの間にか人と関わる事で、その人たちへの依存が強くなっていた事に気づきました。

元々は他人に期待しない派でしたが、「他人によって変わることができる自分」に期待してしまっていました。

もちろん、組織内の人とは良い交友関係を築くことはできたと思いますが、いざ離れてからの喪失感が今まで生きてきた中で一番強いのです。

たった1年弱。この短な期間の中で生まれた関係にどれほど依存してしまっているのだろう。

2022年前半、25年間の人生で一番壮絶な今を乗り越えて私は次の人生を歩んでいきます。

この濃くて、辛くて、でも忘れたくない1年を私は事あるごとに思い出し、感慨深くなるのでしょうか。それとも、良い思い出として割り切って、新たに成長していくのでしょうか。

どちらにせよ、もう少し休養をとろうかと思います。

また進展したら思いを綴ろうと思います。
ありがとうございました。そして、お疲れ自分。


自分の病気や精神面の勉強のために使わせていただきたいと思います。