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読書/観劇感想

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日々の読書記録。
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#読書

風土

和辻哲郎 著

 サハラ砂漠に行きながら読んでいた。砂漠に続くまでの禿山の、日本の「山」という感じからは想像できない寂しさ。ピレネー山脈を訪れた時も、その永遠と続く雪をかぶった岩山に、私一人ではどうにもできないその大きさに打ちのめされた。

死の家の記録

ドフトエフスキー作 望月哲男訳

                             12.20

月を見つけたチャウラ~ピランデッロ短編集~

ピランデッロ 関口英子訳

 自分のことを、自分の持つ関係性を反射し合って見ることが最早かなわないとき、孤独になるのだが、その時孤独を感じている魂は、いったい何なのか。誰々という呼称は外からつけられるものであり、自分も外部を内面化した習慣によって自分が誰であるかを認識する。しかしそれがはぎとられて孤独となった時、この見ることの、重みを感じることのできる肉体と、意識は全く混ざり合わずに受け入れがたく

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