うみゆりこ

日常の中で触れたものから思いついた言葉を書きます。これに何の意味があるかは謎だけど、恋…

うみゆりこ

日常の中で触れたものから思いついた言葉を書きます。これに何の意味があるかは謎だけど、恋してる気持ちにはなれるから。アラサーの東京シングル。時にイラストも描く。

マガジン

  • もしこの花が人間のような生き物だったのなら

    もしこの花が人間のような生き物だったのなら 僕らは彼らをもっと違う視点から 愛でることができるのではないか 僕らがもっと沢山の視点を持って生きたら 僕らの世界はもっと花やぐんじゃないだろうか

  • seayuriko short story

    日常で出逢った子たちから派生したショートストーリー集です

最近の記事

‪知り合いでも、見たことさえもないのに、どうしたらいいのか分からない。私の中に受け入れられない死が存在したことさえ知らなかった。どうもする必要もないのは解ってるのに、生きるための行為さえままならない。どうして私達は何かを作り出すのかも、考え直さないといけない。‬#命

    • 命とはなんなのだろうか。

      • また恋愛ドラマの再放送なんて観てる。2年も経って、まだ観てる。何も変わらない現実と、何もかもが変わってしまった現実を同時にみてる。

        • がそ(3)

          葉の絵を描いた が 「葉の実態そのものの境界を正確に沿うと不自然に見えるので、もっと自然に見える境界線を描いてください」 とのことだったので、 葉の”自然な”ラインの境界線を描くことに。 果たして葉や花のありのままの形を無視し、 滑らか過ぎる曲線/直線の境界線を描くことは 自然だと言えるのだろうか いやこれはもちろん“絵として”の自然さ を必要とされているのであり、 ホンモノを追うことが仕事ではないことは 分かっている(大体、適当に描いたイラストの葉を本物と

        ‪知り合いでも、見たことさえもないのに、どうしたらいいのか分からない。私の中に受け入れられない死が存在したことさえ知らなかった。どうもする必要もないのは解ってるのに、生きるための行為さえままならない。どうして私達は何かを作り出すのかも、考え直さないといけない。‬#命

        マガジン

        • もしこの花が人間のような生き物だったのなら
          4本
        • seayuriko short story
          29本

        記事

          がそ(2)

          境界線を描き終え、指示された実体を摘出すれば任務完了。 すると解放された空間に青が顔を見せる 虚無と呼ぶべきか 否、この空間に潜むは またもや原子/色である ほぼ均一であるこの”がそ”たちは 本来であれば表情を見せないはずだが (また表情を見せないためにやる作業なのだが)描いた境界線に沿って実体が摘出される前 かつてそこに、しかし確実にあった“なにか”。 その露わなシェイプにより この青は”なにか”の一部と成る 限りなく表情を持たない作為的なこの青は、 ぴった

          がそ

          がそ と書くと、なんだか悪役(頭も悪い)のような感じがするけど 最近私はこいつと幾分か仲良くなった 毎日”がそ”をみつめていると 全ては原子であること、 そして色の集まりであることを実感する ちいさな ちいさな色が ぴったりと集まって 私になったり バナナになったりする 私の仕事は言わば 何かと何かの境界線を描く、境界線引師 だけど、私とバナナはある部分では同じであると言え 同じものを持っているし 同じ色をも持つ そこで私は共有する物質、色を理解し、感

          拍車

          好き、に拍車がかかると いやもうめっちゃ好き、で 嫌い、に拍車がかかると ホンット大っきらい、で なんか好き、に拍車がかかると 危うく恋に落ちるから困る だいたい拍車ってもんは本体を傷付けるものだ そうまでして恋に落ちるのだ #恋愛 #恋愛至上主義 #恋 #詩 #エッセイ

          硝子の椀のあなた

          あゝ 硝子の椀の甘いあなた 氷菓に眠り蕩ける夏よ ひとときを有り難うと もうそれさえ言えぬなら なんも思うてないのと同じ この氷とみな同じ なにもない夏であったと ただ甘い汁だけ椀の底 #恋 #恋愛至上主義 #恋愛 #エッセイ #コラム #note #詩 #平成最後の夏

          硝子の椀のあなた

          素晴らしい恋?

          君の画面の汚れかそれとも星か どんなに素晴らしいものも 状況によっては取るに足らないものになる 息をのむ絶景も 美しく聡明な彼女も 稚拙なパイプを通って届いたそれは デフォルトのデスクトップ画像や 昨今の写真加工技術が産んだ架空の人物になり得る 日々誰もが莫大な量の情報に触れる事ができ 正否に関わらず 得たい情報だけを吸いとり アウトプットする その中で価値を忘れられ 時に思い出され賞賛され おとしめられ批難され そんな世界が 忙しいな、と

          素晴らしい恋?

          夢をみた。夢をみたというより、また会った。久々の再会だった。

          夢をみた。夢をみたというより、また会った。久々の再会だった。

          人の道に外れた恋をする僕という生き物は

          “分からない”の 最終形態は恋だ きおくの浜で 潮干狩りなんて してる場合じゃない 人を他の生き物に 例えてる暇 なんかない そんなダサい場所では 生息出来ない、 圧倒的な青色の中で 小さな穴を開けながら生きてる #恋愛 #恋愛至上主義 #エッセイ #コラム #詩 #note #自由散文 #恋

          人の道に外れた恋をする僕という生き物は

          「おしゃれだなあ」(死語)

          巷で鳴り響いて止まない、 「おしゃれだなあ」(死語) と人が口にするものには ある程度原則があって。 それは 特異的なものであるか 原点回帰的なものに 集約される、 と私は思う。 「おしゃれだなあ」(死語)は、 その二極化であるかというと そうではなくて この二つが相入れる 「おしゃれだなあ」(死語) も数多く存在するわけで。 じゃあそんな阿呆みたいな世界で どんな言葉にときめいて どのようなものにお金を使い 何に感心して生きていけばいいのか というと ノス

          「おしゃれだなあ」(死語)

          「秋風トールサイズで、エクストラキュンキュンでお願いします。」 東京でお召し上がりですか? ¥0でーーーーす! 秋、来てますね。焦がれるような恋の季節がきた。

          「秋風トールサイズで、エクストラキュンキュンでお願いします。」 東京でお召し上がりですか? ¥0でーーーーす! 秋、来てますね。焦がれるような恋の季節がきた。

          春を塗るだけできみは

          もうちょっと 拾ってくれたってよかったのに なんとなく面白そうなモノ見つけたからって 春を塗るだけで 飽きるなんて 寂しいじゃない 塗られること以上に 僕が何を望んだっていうの 何を願ったというの #恋愛 #恋愛至上主義 #エッセイ #詩 #大人の児童文学 #自由散文 #短文

          春を塗るだけできみは

          私を泳がないで

          この瑞々しさを分かられてたまるかと 海は泣く 酸素ボンベで呼吸をしたって 息をしてるとは言えない 酸素なんか背負って 私を泳がないで そんな浅はかな原理じゃ 海を生きられない この瑞々しさを奪わないで ただ一緒に泳ぎたかった #恋愛 #恋愛至上主義 #エッセイ #コラム #詩 #僕は君に恋をしている #短文 #自由散文 #大人の児童文学 #先生は見てるでしょうか

          私を泳がないで