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私のバイブルから学ぶお金のこと;強い組織にはお金が必要です

こんにちは。株式会社タイシン工業の櫻田です。
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今回はわたしが何度も読み返している本2冊を簡単に解説し、内容の共通点から見つけた会社や個人の資産を守り、増やす方法を解説します。

ビジネスの成功には、効果的な財務管理と戦略的なリーダーシップが不可欠です。今回のブログでは、ジョージ・S・クレイソンの『バビロン大富豪の教え』と本多静六の『私の財産告白』の教えを参考にしながら、経営者、管理職、一般社員がそれぞれの役割で何をすべきかについて解説します。これらの教えを実践することで、組織全体の成長と成功に繋がるでしょう。
以下では
・経営者がやるべきこと
・管理職がやるべきこと
・一般社員がやるべきこと
という3つのフェーズに分けて解説します。
それぞれのフェーズで[マイナスになる人や考え方]についても解説します。

1. 経営者がやるべきこと

長期的な財務計画の策定 経営者は、会社の財務の健全性を保つために、収益の一部を確実に貯蓄し、将来の投資や緊急時のための資金として確保する必要があります。具体的には、年間の収益の10%以上を内部留保として蓄積することが推奨されます。

コスト削減と効率化の推進 経営者は、全体の経費を見直し、無駄を削減することでコスト効率を高めます。例えば、エネルギーコストの見直しや、業務プロセスの効率化を進めることで、無駄な支出を抑えることができます。

投資戦略の構築 収益の一部を成長分野や新規事業に投資し、会社の成長を促進します。リスクを管理し、分散投資を行うことで、安定した収益を目指すことが重要です。
また、以前のブログでも解説しましたが、私が一番投資するべきは社員だと思っています。
もちろん経営のベクトルにあった社員に限ってです。
逆にそうでない社員はコストになると思っているのでそこには投資は一切しません。
過去の記事はこちら[社員をコストとして考えるのではなく投資と考える:成功する企業のマインドセット

企業文化の育成 継続的な学びと成長を促進する企業文化を構築します。社員に対してトレーニングや教育の機会を提供し、全体のスキルアップを図ることが求められます。

こんな人、こんな考え方の人は組織にとってマイナスになる

  • 短期的な視野しか持たない人:長期的な財務計画を持たず、短期的な利益ばかりを追求する経営者は、組織の持続可能な成長を阻害します。

  • コスト管理が甘い人:経費削減に無関心で、無駄な支出を見逃す経営者は、会社の資源を浪費し、利益を圧迫します。

  • リスク管理を怠る人:分散投資やリスク管理を行わず、全てを一か八かに賭けるような投資をする経営者は、会社の安定性を危険にさらします。

  • 学びと成長を重視しない人:企業文化として学びや成長を促進しない経営者は、社員のモチベーションを下げ、企業全体の競争力を低下させます。


2. 管理職がやるべきこと

チームの予算とリソース管理 管理職は、部門の予算を管理し、収益の一部を確保して将来のために備えます。また、無駄を削減し、効率的なリソース配分を行うことが必要です。

チームメンバーの成長支援 社員のスキルアップを支援し、継続的な学習の機会を提供します。例えば、定期的なトレーニングやワークショップを実施することで、チーム全体の能力を高めます。

明確な目標設定とタスク管理 チームの目標を具体的に設定し、タスクの優先順位を明確にします。例えば、四半期ごとに達成可能な目標を設定し、それに向けた計画を立てることで、チームのパフォーマンスを最大化します。

モチベーションの向上とフィードバック 定期的にフィードバックを行い、社員のモチベーションを高めます。成果を認め、適切な報酬や評価を行うことで、チームメンバーの士気を向上させます。

こんな人、こんな考え方の人は組織にとってマイナスになる

  • 無計画なリーダー:予算やリソースの管理を怠る管理職は、チームの効率を下げ、無駄な支出を増やす原因となります。計画性のないリーダーシップは、組織の成長を妨げます。

  • 学びを怠る人:継続的な成長を拒み、新しいスキルや知識を習得しない人は、チーム全体の能力を低下させます。これにより、組織は変化に対応できなくなります。

  • 目標を設定しない人:具体的な目標を持たず、タスクの優先順位を明確にしない管理職は、チームの方向性を見失わせ、成果を出すことが難しくなります。

  • フィードバックを無視する人:社員に対してフィードバックを行わない管理職は、モチベーションを低下させ、チーム全体のパフォーマンスに悪影響を及ぼします。


3. 一般社員がやるべきこと

個人のスキルアップと学習 一般社員は、継続的に学び、自己成長を図ります。新しいスキルや知識を習得し、業務の効率を上げるために努力することが求められます。

業務の効率化と無駄の削減 日々の業務で無駄を見つけて削減します。例えば、時間管理を徹底し、優先順位を付けて効率的に仕事を進めることが重要です。

フィードバックの活用 上司からのフィードバックを積極的に受け入れ、自分の業務に活かします。改善点を見つけ、継続的に自己改善を行うことで、より良い成果を出すことができます。

チームへの貢献 チームの一員として協力し、共通の目標達成に向けて貢献します。コミュニケーションを円滑にし、チーム全体のパフォーマンスを向上させることが求められます。

こんな人、こんな考え方の人は組織にとってマイナスになる

  • 自己成長を拒む人:新しいことを学ぶ意欲がない社員は、組織の成長を妨げます。変化に対応できない人は、チーム全体の足を引っ張ることになります。

  • 無駄を見過ごす人:無駄な業務やプロセスを改善しない人は、業務効率を低下させます。これにより、組織の生産性が下がります。

  • フィードバックを無視する人:上司からのフィードバックを受け入れず、改善しようとしない社員は、自己成長が止まり、組織全体のパフォーマンスに悪影響を与えます。

  • 協力を拒む人:チームプレイヤーとしての意識が欠けている人は、協力を拒み、組織全体の目標達成を妨げます。


4. まとめ

経営者、管理職、一般社員がそれぞれの役割を果たすことは、組織全体の成長と成功にとって非常に重要です。『バビロン大富豪の教え』と『私の財産告白』の教えを実践することで、財務の健全性を保ち、効率的なリソース管理と継続的な学びを促進することができます。これにより、企業全体が一丸となって成長し、持続的な成功を収めることができるでしょう。また、組織にとってマイナスとなる行動や考え方を避けることで、より健全で強固な組織を築くことができます。

最後までお読みくださってありがとうございます。
少しでも参考になったらまた次の記事も読んでみてください。
それでは次の記事でお会いしましょう。
では

櫻田 泰
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