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【春先の眠気】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、昼寝の質を高める方法についてお伝えしました!今回は、春先の日中に眠気が強くなる要因について考えていきます!

深部体温と眠気の関わり

季節が春に変わり、日中に眠気を感じる人も多いはずです。そのメカニズムを考えていくために、深部体温と眠気の関係をおさらいしていきます。深部体温リズムは、体幹や脳の中心部の体温を示すもので、日中で高く、夜間の睡眠中に最低なるというリズムがあります。

夜間の入浴は就寝の1時間前くらいが理想的と言われていますが、これは、入浴により深部体温を上昇させることで生体反応として体温を下げる働きを促進するものです。深部体温が下がると覚醒度は低下し眠気が生じやすく、そのまま入眠することで深い眠りへと誘います。深部体温の低下に助走をつけることが、入浴の役割でもあります。

寒暖差による眠気

入浴により体温にメリハリがつくことで、上昇した体温を下げたいという生体反応が促進されるように、春先では同じような現象が朝から昼にかけて起こる可能性があります。春先では、夜間から朝の気温と日中の気温に大きく差が生じることが多いです。また、近年はその差が激しく、10℃以下の気温から25℃近くまで上昇する日も少なくありません。そんな午前中の体温変化に身体が反応して、眠気を引き起こしている可能性があります。

体温を下げる際、人間は交感神経により汗をかいて緊急的に体温を下げようとするか、副交感神経の働きにより末梢血管を拡張して熱放散をする選択肢があります。もちろん眠くなる現象は後者の働きによるもので、副交感神経の働きが促進されている可能性があります。眠たい時に、手足がぽかぽかしていればそれは末梢血管の拡張による熱放散が行われているサインかもしれません。眠たいときは、前回お伝えした適度な昼寝や手足を水で冷やして体温を下げる助けをしてあげると早く眠気が解消できるかもしてません!

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