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【更年期の睡眠障害】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、妊娠中の睡眠障害についてお話ししました。今回も女性の睡眠ついて、更年期の睡眠について考えていきたいと思います!

身体に起こる変化

女性は40歳を過ぎた頃から卵巣機能が低下し始めて50歳前後で閉経するとされています。閉経の前後10年を更年期とされ、エストロゲンの分泌減少によるホルモンバランスの変化でさまざまな不定愁訴が現れます。

特徴的な症状として、のぼせ・発汗異常・冷え・動悸などの血管運動神経症状があります。血管運動神経とは、血管を拡張させたり収縮させたりする主に交感神経の働きによるもので自律神経由来の症状です。

更年期の睡眠状況

更年期では不眠の訴えも多く聞かれます。睡眠障害としては入眠困難や中途覚醒が多く、脳波の所見でも入眠潜時の延長やノンレム睡眠の減少が認められています。中途覚醒は、血管運動神経症状のほてりやのぼせにより2次的に起こるものと考えられています。

香坂ら(2002年)によると、血管運動神経症状のある人はない人に比べて有意に入眠しにくく、睡眠効率が低下することで日中の眠気や意欲の低下を感じる割合が高くなっていたと報告されています。

また、閉経後では睡眠時無呼吸症候群の有病率が増加して男女比がほぼ同じになると言われていますが、これはプロゲステロンが呼吸中枢に対して促進的に働く作用によるものと考えられており、分泌量が低下することで起こりやすくなっていると考えられます。

更年期の睡眠障害を予防するためには、更年期症状の軽減を図ることが優先と考えられます。しかしそれも生体リズムに寄り添う生活習慣あってのことです!

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