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【更年期のクロノタイプ】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、更年期に睡眠障害が起こりやすい要因についてお伝えしました!今回は、前回に引き続き更年期のクロノタイプについて考えていきます!

クロノタイプに影響する要因

朝早くから起きて活動するのが得意な人と夜遅くまで起きていて活動するのが得意な人をそれぞれ朝型・夜型といいます。これらは、ライフスタイルの影響が大きいですが、生まれ持って体内時計にパターンがあるとされておりクロノタイプと呼ばれています。

閉経後の女性は、朝型に変化する傾向があると言われています。エストロゲンの低下に伴い、閉経後の女性は体温が高く、睡眠の質が低下することは明らかとなっていますが、睡眠時間も閉経前の女性より10%少なくなってしまうようです。エストロゲンレベルの低下が寝つきを難しくするとの報告もあります。

コルチゾールレベルにも変化があり、閉経前では男性と比べて低い傾向にありますが、閉経後はその性差がなくなるようです。このことからも、1日でのコルチゾール分泌の時間も量も増えていると考えることができ、朝型に移行している可能性が強まります。

睡眠障害と食事の関係

閉経後の女性における横断的研究では、食事の質の低下が睡眠の質の低下と関連していることが明らかとされており、特に高脂肪食は質の低下と関連が大きく、他にも砂糖の摂取量が多くてリンと亜鉛が不足していると睡眠時間が短くなる傾向にあるようです。一方でオメガ3脂肪酸を3ヶ月以上摂取することで、睡眠の質が改善したとの報告もあります。更年期の睡眠障害は、食事によって改善できる可能性があります!


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