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【睡眠は身体を硬くする】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、睡眠の質を見直すための寝具についてお伝えしました。今回は、起床時に起こる身体の痛みについて考えていきます!

睡眠後は柔軟性が低下する

タイトルの通りだからといって、眠らない方がいい!というわけではありません。身体を休める上で必要不可欠な睡眠ですが、そんな睡眠にもデメリットはあります。当たり前ですが、日中に比べて睡眠時は身体活動量が少なくなるため、それだけ関節運動は起こらず、身体は硬くなってしまいます。

相原らは、睡眠前後に立位体前屈を測定し、指床間距離(FFD)の変化を報告しています。その研究では、健常者の大学生を対象に、夜間の入浴前と起床後に測定を行っており、3日間調査しています。結果、FFDは朝の方が夜の時点に比べて有意に高値だったとのこと。ゆえに睡眠中の活量低下により身体の柔軟性は低下している可能性が考えられます。

起床時の腰背部痛

「朝起きた時に腰が痛い」という方で「だんだん痛くなくなる。日中は痛くない」という方がいらっしゃるかもしれませんが、その場合には睡眠による柔軟性低下の影響を強く受けているかもしれません。そもそもの柔軟性のチェックはしていただきたいですが、前回お伝えした寝姿勢のチェックも合わせて確認してみてほしいです。寝具に仰向けになっている時、腰が極端に浮いている場合、その状態で固まってしまうと起床時の痛みが起こることもあります。

そして、寝返りがしやすい寝具の環境か?運動習慣が不足していないか?など振り返っていただき、眠りに向けた準備体操として、硬いところのストレッチを軽く実施してみていただきたいです!

もちろん、起床時の痛みが重篤な疾患による影響であることも考えられるため、まずは専門家に相談してみてください!

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