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【寝具から見直す睡眠の質】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、睡眠がメンタルヘルスに及ぼす影響についてお伝えしました。今回は、睡眠の質を見直すために寝具について考えていきます!

寝具に必要な条件

現代ではさまざまな寝具が販売されており、消費者としては、どれが自分に合っているのかわからず、何度も買い替えたり、合わなくて失敗した経験をされた方も多いのではないでしょうか?

睡眠に重要な寝具の条件としては、
①寝返りしやすい
②自然な寝姿勢が保てる
③入眠時の姿勢が心地いい
④心理的な安心感が得られること です。

寝返りには、睡眠段階を移行させるスイッチの役割は、体圧分散により血液循環を促すことや体温および寝床内気候を調節する役割があります。特に、寝床内気候については寝返ることで空気の対流を生じさせることで調整します。また、発汗によっても温湿度を調整しますが、反側発汗という特殊な性質があります。これは圧迫されている側の発汗は抑制され、その反対側で発汗が促進される性質であり、寝具と接している側の体温が高くなりすぎないよう寝返る動作が重要となります。

寝具の硬さと姿勢

寝具は硬すぎても柔らかすぎてもよくないと言いますが、それぞれの人によって適当な硬さは異なります。製品によっても低反発だったり高反発だったり、様々なものがあるため実際に試してみないとわかりません。しかし、日中の買い物に出掛けている時と就寝前の全身的な筋緊張も異なるため、お店で試したものが家に持って帰ると感じ方が違うこともあります。

自分に適正な寝具は姿勢によって異なります。仰向けで腰が反りすぎていたり、朝起きた時に腰や背中が痛い場合は、巻き肩や背骨の柔軟性によって耐圧分散が上手く行えていないことが考えられます。ぜひ、ご自身の寝具に寝た時のチェックポイントを確認してみてください!

そして、先ほども述べた4つの条件を満たすかどうかを優先的に考え、特に横になった時の力の抜け具合や心理的な安心感を大事にしてもらいたいです。

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