新しく人生を始めるも、すぐに嫌になる【30代の仕事①】
こんにちは。ライトコピーライターの海島たくやです。
今回は、音楽の道に終止符をうち、30代で就職し体験したこと、気づいたことを、お伝えしていきます。
こちらは、前回の続きです。
↓↓↓
30代に入り、スーツとネクタイを用意して、まともな社会人としての人生をスタートさせました。
ハローワークに通って、何個か紹介された仕事を見ました。
どれもあまりピンときませんでしたが、その中で「事務系」の仕事を選びました。
理由は、思い切って音楽とは全然ちがうことを始めたかったからです。
当時、音楽に対して全く未練がなかったか?と言われたら嘘になります。
実際に、専門学校時代の仲間がメジャーデビューしたり、事務所を自分で立ち上げて、全国ツアーを自分のペースでやっている人などと比べていました。
別に比べる必要はないのですが、
・やっぱり自分には「才能」がなかった
・自分は「努力」を続けられなかった
・自分は「負け組」だ
という考えがぬぐえなかったのです。
そこで、全く「別人の人生」を始めることで、過去を断ち切りたかったのです。
紹介された事務系の仕事の面接で、私は1発合格することができました。
「あ~まだ人生すてたもんじゃないな~」
「やっぱりまだまだ需要あるじゃん」
「社会人は楽勝じゃん」
と最高のスタートを切ったはずでした。
ですが、ほとんど音楽しかやってこなかった自分としては、社会人としての知識があまりありませんでした。
・電話対応
・組織での立ち回り
・根回しの必要性
など、「チーム戦」「マルチタスク」ということが、本当にダメダメでした。
実際に、5歳以上の年下上司に、「30代にもなって、なんで電話もできないんだよ」と言われてしまいました。
また、効率的じゃない作業について意見を言ったら、
「お前は、自分の頭で考えず、上司が言うことだけに従っていればいいんだよ!」
と言われてしまい、本当に組織人としてダメダメでした。
そんなどんくさい私をみて、上司はいつもイライラしていました。
突然、怒鳴りつけられたり、仕事終わりに無理矢理、作業を振られたり、とにかくイライラをぶつけられていました。
せっかく就職して新しいスタートをしたのに、毎日朝起きるのが憂鬱でした。
・電話でまた変なトラブルに遭うんじゃないか?
・また上司に怒られるんじゃないか?
・休日に呼び出しをされるんじゃないか?
そんな不安や心配が、現実を包んでいました。
まるで、うっすら景色が「灰色」がかったように感じていました。
何年か働いて、絶望を感じるようになっていました。
これが
あと30年以上続くと思うと、どうしても絶望を感じてしまった
のです。
ですが、30代で就職した男に、ほかの選択肢なんてありません。
どこにも逃げられない閉塞感に、どんどん追い詰められていきました。
そこで、逃げ道を求めて、色々調べていました。
・ネットビジネスのコンサル(50万円くらい)に申し込む
・仮想通貨にお金(50万円くらい)をつっこむ
結局、借金だけが残り、ひどい目に遭ってしまいました。
※詳しくは、別の記事でその時の体験をお伝えいたします。
とにかくなにか「救い」が欲しかったのです。
万が一、この職場を辞める必要が出てきたときのためにも、最終的に「介護の資格」を学び始めるのです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
"独りひっそりネットビジネス"
"アルファソート"の学びに関しては
こちらのサイトをご覧ください。
↓↓↓
■海島たくや公式サイト
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?