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トマトソースを仕込む。

イタリア語で『salsa di pomodoro』と言います。パスタやピザはもちろんの事そのまま温めてオムレツにかける、煮込み料理、炒め物、カレーの隠し味といろいろな料理に使える万能なソースです。大量に作って小量を滅菌した容器に詰めて冷蔵、残りはジップロックで冷凍保存しましょう。これがあるだけでささっと作れる料理のバリエーションがかなり増えます。

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材料

ホールトマト  1号缶
ニンニク    4片
玉ねぎ     3玉
ローリエ    2枚
オリーブオイル 90cc
塩       10g(味出しの塩と仕上げの味付け)

分量外の水

作り方    

①ニンニクを反割りにして芽を取り、玉ねぎはみじん切りに。

②冷たい鍋ににオイルとニンニクを入れて火にかけ、弱火でじっくりとニンニクの香りをオイルにうつします。

Q. ニンニクの香りをオイルに移すってのはどれくらい火にかければいいの?

A.大体こんな感じになるまでです。弱火でふつふつと気泡が出る状態で保つと水分が抜ける時にニンニクからオイルに香りがうつります。注意するのは火が強すぎて中まで火が入らなかったり、香りがうつる前にこんがりやけて焦げ臭くなる事です。

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③オイルに香りが入ったらみじん切りにした玉ねぎを炒めます。この時玉ねぎを入れたらまず塩を分量内から2つまみくらい入れてください、野菜などをよく炒める時最初に入れる塩は下味とはちがって、浸透圧の関係で素材の余分な水分を飛ばして旨味を引き出すために塩が入ります。あと玉ねぎには『硫化アリル』という辛味成分がありそれは加熱すると蒸発して玉ねぎの甘み成分が残るのです。

玉ねぎ炒める時にお好みでニンニクは外しても結構です、私の場合は入れたまま炒めてソースに溶かし込んでます。

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④玉ねぎの体積が半分くらいになるまでよーーーく炒めたらホールトマトを入れてトマトを潰しながら煮詰めていきます。

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ホールトマトが入っていた缶に水を入れて、ゴムベラでこそげばここまで綺麗に使い切れます。

⑤10分くらい火にかけてトマトが崩れてきたら塩とローリエを入れ、またさらにグツグツと煮込んでいきます。

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ローリエを煮込むのに入れるときはガス火で少し炙ると香りがよーーーーくでます。

⑥この量だとあとは数分おきに混ぜながら一時間くらい煮込んで完成です。だんだん下の方は煮詰まって焦げやすくなるので木べらなどで鍋底をこすってください。

⑦煮詰めていい感じにもったりしてソース状になったら完成です。
仕上がりの量は水分が飛んで煮込み始める前の2/3くらいになると思います。


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最初の写真はこのトマトソースを使ったナスとベーコンのアラビアータです。



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あとはプッタネスカなどにもバッチリです!
トマトソースはいろんな食材とも相性が良く、いろいろな料理に応用が効いて料理がどんどん楽しくなります!!!是非料理好きな方は一度作ってみてください。


#おいしいはたのしい



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