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投資#223 「ダブルの縮小」は想像が難しい

書籍の情報

タイトル:未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起こること
著者:河合 雅司
発行所:株式会社講談社
発行日:2023年1月1日

書籍の抜粋


多くの企業経営者にとって関心が大きいのはマーケット縮小の行方だろう。日本は加工貿易国とされるが、実態は内需依存度が高い国だ。国内のマーケットの縮小がそのまま経営上の打撃となる企業は少なくない。
だが、どう縮小するのかを具体的に理解している人は案外少ないのではないだろうか。消費者の実数が減る以上に消費力が衰える「ダブルの縮小」が起こるのだ。
人口は少子高齢化しながら減っていくためだ。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の推計によれば子供(15歳未満)や勤労世代(20~64歳)などは減るのに、65歳以上の高齢者数だけは2042年まで増え続ける。しかも高齢化のスピードは速い。高齢化率(総人口に占める高齢者の割合)は2022年9月15日現在で29.1%に達しているが、2050年代には38%程度までに上昇する。
子どもを除いた消費者の4割が高齢者になるマーケットはどんな姿だろうか。高齢消費者の実態を考えてみよう。
高齢になると、一般的に現役世代に比べて収入が少なくなるが、一方で「人生100年」と言われるほど超長寿時代となり、いつまで続くかわからない老後への不安は募るばかりだ。医療や介護にどれだけ費用が掛かるのかつかめないため、気前よくお金を使うわけにいかない。若い頃に比べて消費する量は減り、住宅取得やマイカー買い替えといった「大きな買い物」の必要性も乏しくなる。80代にもなれば生活圏は狭くなり、外出率自体が低くなる。社人研の推計では2040年の80歳以上の人口は1578万人で、総人口の14.2%を占めるようになる。

2050年、消費者の4割が高齢者に

感想

抜粋した理由

2050年、高齢者の定義が
65歳以上のままであれば、
私も、高齢者の仲間になって
いて、4割に属してしまうな
と思い、共感の意味を込めて、
抜粋しました。

本文

消費力が衰えるということは、
どういうことなのでしょうか?

指摘されている通り、
理解が追い付いていません。

医療や介護にどれだけ費用が
掛かるのかつかめないため、
気前よくお金を使えずに、
消費力が衰える。

なかなかその年齢になってみないと
分からないことは多そうです。

若い頃に比べて消費する量は減り、
は分かりやすいかもしれません。

食べられる量が減った分、
高級なものを食べてみたくは
なります。

私の祖父母がそうですが、
固いのが食べられないので、
必然的に、高いお肉を買わざるを
得ないみたいです。

また、80代にもなれば
生活圏は狭くなり、
外出率自体が低くなる
とあります。

消費の衰えに拍車がかかりますね。

昭和みたいな商店街が
復活してくれたら、
少しは出歩けそうですが、、、
実際はどうなのでしょうか。

人口減少で住んでいる場所
によっては、都市が無く
なっているかもしれないので、
想像は難しそうです。

まとめ

ダブルの縮小」は想像が難しい


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